2011年2月27日日曜日

感染症の病気 『性器いぼ 症状 診断』

性器いぼは、体の表面の温かく湿った所にできます。


男性では陰茎の上、特に包皮の下(切開されていない場合)にできやすく、


女性では、外陰部、腟壁、子宮頸部、腟周辺の皮膚によくできます。


肛門性交を行う人では特に、肛門の周囲や直腸の中にもできます。


いぼによる症状はないことが多いですが、ときどき焼けるような痛みが出る人もいます。


いぼは通常、パピローマウイルスに感染してから1〜6カ月後に現れますが、


初めは軟らかく湿った小さなふくらみができ、ピンクまたは赤色をしています。


これらは急速に大きくなり、表面はでこぼこで不規則になり、


細い茎の上にのって皮膚から伸びてくることもあります。


いぼは同じところに多発することが多く、


表面がでこぼこしているので小さなカリフラワーのようにみえます。


妊婦、免疫機能が低下している人(たとえば、エイズ患者や免疫抑制薬を使用している人)、


皮膚に炎症がある人では、いぼの成長が非常に早くなります。


性器いぼは普通、その外観から診断できます。


通常と異なる外観のいぼや治りの悪いいぼは外科的に切除し、


顕微鏡で調べて癌によるものでないことを確かめます。


子宮頸部にいぼがある女性は、


定期的にパパニコロー(パップスメア)検査(子宮頸部の細胞診)を行い、


癌を早期の段階で発見することが非常に重要です。






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感染症の病気 『性器いぼ 』 

尖形コンジロームと呼ばれる性器いぼは、性行為で感染するパピローマウイルス


によって腟、陰茎、肛門やその周囲に発生します。


性器いぼはよくみられるもので、。


性的に活発な若い女性の20〜46%が、これらのいぼを生じるウイルス感染の1つは経験しています。


いぼの位置によっては、コンドームで感染を防御できないこともあります。


性器いぼは、パピローマウイルスのうち、あるタイプのものが起こすいぼです。


他のタイプのパピローマウイルスは、やはり体の他の部位にいぼをつくります。


パピローマウイルスのうち数種類のタイプが生殖器に感染しますが、


全部がよく見えるところにだけ性器いぼをつくるとは限りません。


ある種類は、子宮頸部にクルドスコープと呼ばれる内視鏡でしか観察できないような


ごく小さな隆起をつくります。


このような見えにくいところにできる斑点は症状がないことが多いのですが、


原因となるパピローマウイルスは子宮頸癌の発症リスクを高めるので、


治療する必要があります。




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感染症の病気 『トリコモナス症 』

トリコモナス症は、腟トリコモナスという単細胞生物によって腟や尿道に起こる性感染症です。


腟トリコモナスは一般に、男女両方の生殖管や尿管に感染しますが、症状が出るのは主に女性です。


生殖年齢にある女性の約20%が腟のトリコモナス症を発症します。


男性の場合は、症状がほとんどない尿道感染症がよくみられますが、


まれに精巣上体や前立腺が感染します。


地域によっては、非淋菌性尿道炎の5〜10%がトリコモナスによることもあります。


トリコモナス症 症状 診断


女性の場合、この病気は通常、黄緑色の泡立った分泌物が腟から出ることで発症します。


分泌物の量は少ないこともあります。外陰部が過敏になって痛み、性交痛も起こります。


重症の場合、外陰部や周辺の皮膚が炎症を起こし、陰唇が腫れます。


排尿痛や頻尿など膀胱感染症で起こるのと同じような症状だけが起こることもあれば、


他の症状と併せて起こることもあります。


トリコモナス症の男性の場合は、症状はなくてもセックスパートナーに感染を起こします。


また、尿道から分泌物が出て、排尿痛、


頻尿などの症状を伴う非淋菌性尿道炎にかかっている男性もたくさんいます。


前立腺感染症とトリコモナスの関係は明らかではありません。


男性からトリコモナスを検出するのは、女性から検出する場合より困難です。


女性の場合は通常、腟分泌物を顕微鏡で調べて病原体を見つけるか、


数日間培養すればすぐに診断がつきます。


トリコモナスは淋菌感染症やクラミジアに感染している人によくみられるので、


他の性感染症の検査も並行して行います。


男性の場合も、陰茎の先から出る分泌物を朝一番の排尿前に採取し、


顕微鏡で調べ、さらに培養して検査します。


尿の顕微鏡検査でトリコモナスを検出できることもあります。


トリコモナス症 治療

メトロニダゾールの単回経口投与で女性の場合は95%が完治しますが、


セックスパートナーも同時に治療しなければ再感染するおそれがあります。


男性に単回投与療法が有効であるかは不明ですが、通常は7日間の治療で完治します。


メトロニダゾールは、アルコールと一緒に服用すると、吐き気や肌の紅潮を引き起こします。


また、口の中に金属の味がし、吐き気や白血球数の減少が起こり、


女性では腟カンジダ症にかかりやすくなります。


メトロニダゾールは、妊娠中、特に最初の3カ月間は服用を避けた方がよいでしょう。


感染症が治癒する前に性交をもつと、パートナーにうつしてしまう危険があります。






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2011年2月26日土曜日

鼻の病気『鼻たけ 』

鼻たけは副鼻腔の入り口付近にできやすく、

     涙のしずくのような形で、

     皮をむいた種なしブドウに似ています。

     腸や膀胱のポリープとは異なり、
+
     鼻たけは腫瘍ではなく、

     癌の危険性を示すものでもありません。

     単に炎症によって生じる変化ですが、

     鼻たけができやすい家系もあります。

     癌でないことを確認するために、

     ポリープ部分の生検を行います。

     鼻たけは感染症に伴って生じ、

     感染が治まれば消失する場合と、

     じわじわと発現していつまでも消えない場合とがあります。

     多くの人は鼻の中にポリープができたことに気づきませんが、

     鼻の充血、

     鼻づまり、

     鼻水、

     慢性感染などの症状が生じることもあります。

     鼻たけがある人は、

     アスピリンや他の非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)

     に対して重いアレルギーを示すことがあります。また、

     しばしば喘息(ぜんそく)にもなります。

     鼻たけは、ステロイドのスプレー式点鼻薬か錠剤を使うことで、

     収縮または消失します。

     鼻たけによって空気の通り道がふさがれていたり、

     副鼻腔からの排液が阻害されて副鼻腔炎が頻発する場合は、

     内視鏡手術もしくはステロイド薬の内服が必要です。

     原因である刺激物を避けられない場合や、

     アレルギーや感染を抑えられない場合には、

     鼻たけはしばしば再発します。

     ステロイドのエアロゾルスプレー剤には、

     再発を遅らせたり防止する効果があります。

     ただし、

     この場合も定期的に内視鏡検査を受け、

     持続する、

     あるいは再発したポリープと

     その症状について医師に調べてもらう必要があります。









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鼻の病気『鼻炎 』

鼻は上気道の中で最も感染を起こしやすい部位です。

鼻炎には、短期間に推移する急性鼻炎と、

長期にわたる慢性鼻炎があります。

急性鼻炎の原因としてはウイルスの感染が一般的ですが、

アレルギーやその他の原因によって起こることもあります。

慢性鼻炎は概して慢性副鼻腔炎を伴います。



ウイルス性鼻炎: 急性のウイルス性鼻炎(かぜ)はさまざまなウイルスが原因で起こります。

症状には、鼻水、鼻づまり、

鼻汁がのどに回る後鼻漏、せき、微熱などがあります。

鼻づまりを和らげるには、

フェニレフリンのスプレー式点鼻薬かプソイドエフェドリンの内服薬を用います。

これらは薬局で入手できる市販薬で、鼻粘膜の血管を収縮させる効果があります。

スプレー剤の使用は3〜4日以内にとどめます。

これは、それ以上長く使うと薬の効果が薄れ、

鼻の粘膜が薬を使う前よりも腫れてしまうリバウンド現象が起こるためです。

抗ヒスタミン薬には鼻水を抑える効果がありますが、

眠気などの副作用があり、

特に高齢者で強くみられます。

抗生物質は急性のウイルス性鼻炎には無効です。





アレルギー性鼻炎: アレルギー性鼻炎は、

外部環境中の原因物質に対して体の免疫システムが反応することによって引き起こされます。

原因物質としては、ほこり、カビ、花粉、草、樹木、動物などが一般的です。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり、眼のかゆみ、涙目などの症状がみられます。

アレルギー性鼻炎は、それまでに起きた症状に基づいて診断されます。

多くの場合、家族にもアレルギーのある人がいます。

さらに詳しい情報を得るには、血液検査やパッチテストを行います。


アレルギーを引き起こす物質を避ければ症状の予防はできますが、

実際に行うのは難しい場合もあります。

ステロイドのスプレー剤はさまざまな原因で生じる鼻の炎症を和らげ、

長期間使用しても比較的安全です。

抗ヒスタミン薬はアレルギー反応とそれによる症状を抑えます。

抗ヒスタミン薬は鼻の粘膜を乾燥させますが、

多くの薬は同時に眠気などの副作用をもたらし、

特に高齢者で顕著です。

新しい種類の抗ヒスタミン薬は医師の処方せんが必要な処方薬ですが、

これらの副作用がありません。

アレルゲン注射(減感作療法)は、

特定の原因物質に対する長期的な免疫寛容

を導くものですが、

十分な効果が現れるまでには数カ月から数年を要します。

抗生物質はアレルギー性鼻炎の症状緩和には無効です。





萎縮性鼻炎: 萎縮性鼻炎(いしゅくせいびえん)は慢性鼻炎の1種で、

鼻の粘膜が薄く硬くなり、

鼻腔が広がって乾燥が進みます。

鼻の粘膜には通常は、

ほこりなどの粒子を取り除く毛様の突起(線毛)をもち粘液を分泌する細胞がありますが、

萎縮性鼻炎になるとこれらの細胞が失われ、

皮膚にみられるような細胞に置き換わってしまいます。

この鼻炎は、

副鼻腔の手術で鼻の内部や粘膜のかなりの部分を切除した人に発生することがあります。

鼻の粘膜に長期にわたる細菌感染があった場合も発症しやすくなります。

鼻の内側にかさぶたができ、悪臭を生じます。

大量の鼻出血が繰り返しみられ、ときに嗅覚(きゅうかく)が失われます。

治療では、

かさぶたの形成を減らし、

悪臭をなくし、

感染を抑えることが主眼となります。

バシトラシンなどの抗生物質の局所用薬を鼻の内側に塗って、

細菌を殺します。

エストロゲンやビタミンA・Dをスプレー式点鼻薬または内服薬で投与すると、

粘液分泌が促進されてかさぶたが減ります。

このほか、

内服または静脈から投与するタイプで有効な抗生物質もあります。

手術で鼻腔を狭くすると、


鼻の中を通る空気の量が少なくなって、

薄くなった粘膜の乾燥が防がれるため、かさぶたの形成が減ります。



血管運動神経性鼻炎: 血管運動神経性鼻炎は慢性鼻炎の1種です。

アレルギーがあるようにはみえないのに、

鼻づまり、

くしゃみ、

鼻水など一般的なアレルギー症状が発生します。

ほこりや花粉などによる刺激や香水の強い香り、

気汚染などに強い反応を示す人もいます。

症状は現れたり消えたりしますが、

空気が乾燥すると悪化します。

粘膜が腫れ、

その色は赤から紫までさまざまです。

副鼻腔に軽い炎症がみられることもあります。

症状が長びく人では、

鼻の内視鏡検査または副鼻腔のCT検査が必要となる場合があります。

副鼻腔の炎症が軽ければ、

症状の緩和を目的とした治療を行います。

バコの煙や刺激物を避け、

加湿機能付きの暖房装置や加湿器を使用することも効果的です。






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感染症の病気 『軟性下疳』

軟性下疳は、軟性下疳菌という細菌が起こす性感染症で、生殖器に痛みのある潰瘍ができます。


軟性下疳は世界中でよくみられますが、


症状は感染後3〜7日で現れます。


痛みを伴う小さな水疱が生殖器や肛門付近にでき、すぐに破れて浅い潰瘍を生じます。


潰瘍が広がって合体することもあります。


鼠径部のリンパ節は押すと痛み、増大し、



いくつもつながって膿のかたまり(膿瘍[のうよう])ができます。


膿瘍の表面の皮膚は赤くつやを帯び、破れると皮膚の上に膿が出ます。



軟性下疳には数種類の抗生物質が有効です。


セフトリアキソンの注射による単回投与は有効ですが、アジスロマイシンの単回経口投与、


シプロフロキサシンの経口投与を3日間、



エリスロマイシンの経口投与を7日間なども効果があります。








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感染症の病気 『性病性リンパ肉芽腫』

性病性リンパ肉芽腫はクラミジア‐トラコマチスによって起こる性感染症で、


鼠径部に痛みのある腫れが生じます。


性病性リンパ肉芽腫を起こすクラミジア‐トラコマチスは、


非淋菌性尿道炎やクラミジア子宮頸管炎を起こす菌とは型が異なります。


主に熱帯や亜熱帯地方で発生する病気で、毎年100人ほどがかかる程度です。


症状は感染してから3日目以降に現れます。


小さな痛みのない水疱(すいほう)が陰茎や腟内にできます。


一般的には、水疱はびらんになり、すぐに治ります。


気がつかないうちにできて治ってしまうこともよくあります。


次に、片方または両方の鼠径部のリンパ節が腫れて、押すと痛むようになります。


感染の症状が長びいたり繰り返し起きると、リンパ管が詰まり、組織の腫れを引き起こします。


直腸に感染すると瘢痕が残り、直腸が狭くなることがあります。


性病性リンパ肉芽腫は、その特有の症状から疑います。


診断は、血液検査でクラミジア‐トラコマチスの抗体を調べて確認します。


早期にドキシサイクリン、エリスロマイシン、


またはテトラサイクリンを3週間経口投与すれば、すみやかに治癒します。









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