2011年3月27日日曜日

皮膚の病気 『 皮膚癌-基底細胞癌 続き』

診断、治療、予防


基底細胞癌は多くの場合、


医師が診ただけで見当がつきますが、


診断を確定するために生検を行います。


治療としては、癌の部分を削り取って電気を通した


針で焼き切る治療法(掻爬および電気焼灼法)、


あるいは手術による切除を行います。


再発した癌、および眼や鼻の周囲にできている癌の場合は、


顕微鏡下での手術(モース術)を行うことがあります。


放射線療法はほとんど行いません。


基底細胞癌が致死的なものになることはめったになく、


治療もたいていの場合成功します。



しかし、治療が成功した患者の25%近くは5年以内に基底細胞癌を再発します。


したがって、基底細胞癌にかかった人は、


癌をチェックするため皮膚の検査を毎年受けるべきです。


基底細胞癌は日光にあたることで引き起こされる場合が多いので、


日にあたることを避ける、


紫外線防止用の衣類を着用する、


日焼け止めを使うなどの予防策が取れます。


また、皮膚に何らかの異常が現れて数週間たっても消えない場合、


皮膚科を受診することが必要です。








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皮膚の病気 『 皮膚癌-基底細胞癌』

基底細胞癌は、表皮細胞に起因する癌です。


基底細胞とは、表皮の最下層にある細胞です。


基底細胞癌は必ずしも基底細胞に由来するわけではありませんが、


この癌の細胞が基底細胞に似ているためこの名がついています。


基底細胞癌は、人間に発症する癌の中では最もよくみられる癌です。


基底細胞癌は、日光にさらされる表皮に発生し、


部位としては頭と首によくみられます。


この癌は、最初は小さくてつやがあり、


盛り上がった硬い増殖病変(丘疹)として生じ、


非常にゆっくりと大きくなっていきます。


成長速度がかなり遅いため、


本人は新しい増殖組織だと気づかないこともあります。


しかし、成長速度にはかなり幅があり、


中には1年で約1センチメートル程度大きくなるものもあります。


基底細胞癌は外観もさまざまです。


こぶのように盛り上がって開口部ができ、


中央にかさぶたができるものもあれば、


赤または青ざめた色の平らな斑状で傷あとのようにみえるものもあります。


癌と正常な皮膚の境界線は、皮膚が厚くなり白く光る場合があります。


癌の部分からときどき出血し、


かさぶたができては治ることを繰り返す場合もあるので、


患者本人は癌ではなく潰瘍だと誤解してしまうこともあります。


この癌は、離れた部位に転移することはまずありませんが、


周囲に広がって組織を破壊していきます。


基底細胞癌が、眼、口、骨、脳などの近くにできている場合、


これが広がると深刻な事態を招きます。


しかし、ほとんどの場合、


この癌は皮膚の中でゆっくりと成長していくだけです。



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皮膚の病気 『 皮膚癌』

皮膚癌には主に基底細胞癌、


有棘細胞癌(扁平上皮癌)、


悪性黒色腫の3つがありますが、


これら皮膚癌の原因の少なくとも一部は、


長期間日光にさらされることです。


膚癌の原因の少なくとも一部は、


長期間日光にさらされることです。


皮膚にはリンパ腫もできます。


皮膚の色が白い人は、


表皮で紫外線(UV)を防ぐ働きをするメラニンが少ないため、


皮膚癌にかかりやすい傾向にあります。


しかし、肌の色が濃い人や、


特別に長時間日光にあたったわけではない人にも皮膚癌は発生します。


多くの皮膚癌は、早期のうちに治療すれば治ります。


皮膚に異常な増殖性の変化が現れ、


数週間しても消えない場合は、


皮膚科を受診すべきです。



多くの皮膚癌は、手術で切除します。


皮膚に残る傷あともたいていは小さくてすみます。


癌が大きいか、あるいは浸潤性が強い場合


は広い面積の皮膚を切除しなくてはならず、


その場合は皮膚移植を行います。








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2011年3月26日土曜日

皮膚の病気 『 皮膚の良性腫瘍-血管・リンパ管増殖・奇形 続き』

皮膚の病気 『 皮膚の良性腫瘍-血管・リンパ管増殖・奇形 続き』

くも状血管腫


くも状血管腫は、拡張した血管を中心に、


その周囲を拡張した毛細血管が囲んでおり、


鮮やかな赤色の小さい点となって皮膚上に現れるもので、


クモの脚のように見えるためこの名があります。


多くの人にはこのくも状血管腫があります。


これは「毛細血管が破れた」というようにいわれています。


皮膚の色が白い人では顔面にくも状血管腫があることが多く、


これは日光にあたったことが原因だと考えられています。


この血管腫ができる原因はほとんどの場合不明です。


肝硬変患者、妊婦、経口避妊薬を使用している


女性にはたくさんできやすい傾向があります。


くも状血管腫は生まれつきあるものではありません。


くも状血管腫の外観は、目につきにくいほど小さい、


直径が約6ミリメートルに達しないほどの赤い点です。


この血管腫は無害で、普通は何の症状も引き起こしません。


単に見た目に気になるだけです。


妊娠中、あるいは経口避妊薬使用中にできたくも状血管腫は、


出産後あるいは避妊薬使用中止後6〜9カ月で自然に消えます。


美容上の理由で治療を希望する場合は、


レーザー治療か電気凝固法で中心の血管を破壊します。




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皮膚の病気 『 皮膚の良性腫瘍-血管・リンパ管増殖・奇形 続き』

毛細血管拡張性肉芽腫(化膿性肉芽腫)


毛細血管拡張性肉芽腫は、


最も微細な血管である毛細血管が異常増殖し、


その周囲の組織が腫れることで起こります。


その部分はわずかに盛り上がり、


鮮やかな赤、茶色、青黒い色などに変色します。


この症状は、通常は皮膚にけがをした後に急速に現れます。


理由は不明ですが、


妊娠中にこの肉芽腫の大きいものが現れることがあり、


歯肉にできることもあります(妊娠腫)。


毛細血管拡張性肉芽腫の大きさは約6ミリメートルから1センチメートルで、


その部分は皮膚表面から少し盛り上がります。


この肉芽腫は痛みませんが、押したりひっかいたりするとすぐ出血します。


この肉芽腫のほぼ全体が毛細血管でできているためです。


毛細血管拡張性肉芽腫は自然に消えることもありますが、


消えない場合は病院でレーザー治療を実施したり、


電気針を使って外科的に切除します(電気凝固法)。


これが悪性黒色腫や皮膚癌ではないことを確認するため、


組織のサンプルを採取して生検を行う場合もあります。


この肉芽腫は、治療後に再発することがあります。




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皮膚の病気 『 皮膚の良性腫瘍-血管・リンパ管増殖・奇形 続き』

リンパ管腫


リンパ管腫(リンパ管奇形)とは、


血液に似た透明なリンパ液を体中に運ぶためのリンパ管が、


肥大して集積したことで生じる、皮膚のこぶ状隆起です。


リンパ管腫はまれな病気で、


通常は生まれてから2歳までの間に現れます。

小さいものもあれば、大きくなるものもあり、


変形して増殖することもあります。


リンパ管腫にはかゆみや痛みはなく、癌化もしません。


色は黄褐色のものが多いですが、一部には赤みを帯びたものもあります。


この部分にけがをしたり何かが刺さったりすると、


明な液体が出てきます。


治療は特に必要ありませんが、


手術で切除することは可能です。


しかし、リンパ管腫はかなり深い位置にできるので、


手術をするとその周辺の皮膚や皮下組織を大量に切除しなくてはなりません。




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