急性膵炎 症状
急性膵炎を起こす人の大部分が上腹部中央の胸骨の下あたりに起こる激痛に苦しみます。
この痛みは背中に突き抜けます。
まれには、痛みが下腹部に起こります。
胆石による急性膵炎では、痛みは突然始まり、数分以内に最大の強さに達します。
その後は突き抜けるような激しい痛みが数日間持続します。
せきこんだり、活発な動作や深呼吸をすると痛みが悪化します。
背筋を伸ばして座るか、前かがみになると幾分痛みが和らぎます。
ほとんどの場合、吐き気がひどく、嘔吐します。
ときには、吐くものがなくなっても吐き気が続きます。
高用量のオピオイド鎮痛薬を静脈注射しても、
痛みを完全に除去できないことがしばしばあります。
患者の中には、特にアルコールの乱用が原因で急性膵炎を起こした場合は、
中等度の痛みのほかは何の症状も出ない人がいますが、残りの人はつらい思いをします。
具合が悪そうにみえ、汗をかき、脈拍が速くなり(1分間に100〜140)、呼吸も浅く速くなります。
肺に炎症が起こり、肺の組織に虚脱が起こると)、二次的に呼吸が速くなり、
胸腔に胸水がたまります。
このような状態では、空気から酸素を血液に取り入れる肺の容積が減少します。
当初は体温は正常ですが、数時間で37.7〜38.3℃に上昇します。
血圧は、高い場合も低い場合もありますが、立ち上がったときに転倒したり、
失神を起こす傾向があります。
急性膵炎が進行するにつれて、周囲の状況に注意が向かなくなります。
意識不明に近くなる人もいます。ときには白眼の部分(強膜)が黄色に変色します。
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2011年4月23日土曜日
消化器の病気 『急性膵炎 』
急性膵炎は、膵臓の突然の炎症で、
軽症のものから生命にかかわるものまでありますが、通常は治まります。
急性膵炎で入院するケースの80%近くは、胆石とアルコールの乱用が原因です。
胆石による急性膵炎は、女性の方が男性の約1.5倍多く経験します。
正常な状態では、膵臓は膵管を通して十二指腸に膵液を分泌します。
膵液は不活性型の消化酵素と、酵素を不活性化している抑制物質を含み、
消化酵素は十二指腸に入ると活性化します。
オディ括約筋に胆石が詰まって膵管が閉塞すると、膵液の流れが止まります。
この閉塞は一時的なことが多く、ダメージは限られたものですぐに回復します。
しかし、閉塞が長びくと膵臓に活性化した酵素が蓄積し、
それが抑制物質を上回ると、膵臓の細胞を消化して重症の炎症を起こします。
毎日、少なくとも約60ミリリットルのアルコール
(ワインならボトル半分、ビール小びん4本、蒸留酒なら150ミリリットル)
を数年飲み続けると、膵管に分泌する膵臓の小管を詰まらせ、
最終的に急性膵炎を起こします。
急性膵炎の発作の前には、過度のアルコール摂取や食事の取りすぎが先行しています。
他にもさまざまな状態で急性膵炎は起こります。
膵臓を刺激する薬はたくさんあります。通常は服薬を中止すると、
炎症は治まります。ウイルスも膵炎を起こすことがありますが、長びかないのが普通です。
続きます>>
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胆石による急性膵炎は、女性の方が男性の約1.5倍多く経験します。
正常な状態では、膵臓は膵管を通して十二指腸に膵液を分泌します。
膵液は不活性型の消化酵素と、酵素を不活性化している抑制物質を含み、
消化酵素は十二指腸に入ると活性化します。
オディ括約筋に胆石が詰まって膵管が閉塞すると、膵液の流れが止まります。
この閉塞は一時的なことが多く、ダメージは限られたものですぐに回復します。
しかし、閉塞が長びくと膵臓に活性化した酵素が蓄積し、
それが抑制物質を上回ると、膵臓の細胞を消化して重症の炎症を起こします。
毎日、少なくとも約60ミリリットルのアルコール
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を数年飲み続けると、膵管に分泌する膵臓の小管を詰まらせ、
最終的に急性膵炎を起こします。
急性膵炎の発作の前には、過度のアルコール摂取や食事の取りすぎが先行しています。
他にもさまざまな状態で急性膵炎は起こります。
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2011年4月22日金曜日
消化器の病気 『胃石 異物 続き 』
胃石 異物 治療
ほとんどの胃石と異物は治療の必要がありません。
小さなコインくらいでも問題なく通過するでしょう。
異物が排泄されたかどうか確認するために、便に注意を払うように指示されます。
また、異物を排泄しやすいように、流動食を取るよう医師に勧められることもあります。
胃石を分解するために、溶解したセルラーゼが処方され、数日間服用することがあります。
とがっていない異物が食道に詰まっていることが疑われる場合は、
グルカゴンを静脈投与して食道をリラックスさせ、異物が消化管を通過するようにします。
メトクロプラミドなどの薬を経口投与することも、
筋肉を収縮させて胃石やとがっていない異物が消化管を通過しやすくさせる効果があります。
また食道につかえている異物は、
先端に風船をつけた細い管(カテーテル)を口から異物の下まで挿入し、
風船をふくらませて、カテーテルを引き上げ、異物を除去することもあります。
鋭利な異物は食道壁を突き抜けることがあり、その場合は重大な結果を引き起こします。
そのため鋭利な異物は内視鏡か手術のいずれかの方法で除去しなければなりません。
また電池を飲みこんだ場合も体内でやけどを起こすので、同様に除去しなければなりません。
異物が薬物を詰めた風船だと疑われる場合は、
異物が破裂した際に起こる薬物の過剰摂取を防止するために除去しなければなりません。
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2011年4月21日木曜日
消化器の病気 『胃石 異物 続き 』
胃石 異物 症状 診断
ほとんどの胃石と異物は無症状です。
小さな鈍いものを飲みこんだ場合は、食道に何かが詰まったような感覚があります。
この感覚は、その物体が胃に入った後でも短い間続きます。
とがった小さな物体を飲みこんだときは、その人の嚥下(えんげ)能力が正常でも、
食道に刺さって痛みを起こすことがあります。
食道が完全にふさがってしまうと何も飲みこむことができなくなり、
唾液さえも飲みこめなくなります。
そしてよだれが垂れ、唾液を定期的に吐き出さなくてはなりません。
嘔吐しようとしてみても、何も吐き出せません。
胃石や異物が原因で、便に血が混じることもあります。
胃石や異物が胃、小腸、まれに大腸を部分的にあるいは完全にふさいでしまうと、
けいれん、膨満、食欲不振、嘔吐、ときに発熱が起こります。
とがった物体が胃や腸を貫通すると、内容物(便)が消化管の周囲にあふれ、
激しい腹痛、発熱、失神、ときにはショック症状を起こします。
こうした漏れは腹膜炎を起こすため、緊急手術が必要です。
もしも薬物を詰めた風船を飲みこみ、風船が破裂した場合には、その薬物の過剰摂取になります。
閉塞物はしばしば腹部X線検査でみえます。
閉塞物が何であるかを突き止め、原因が癌(がん)ではないことを確認するために、
内視鏡検査(柔軟なチューブを用いて消化管を観察する検査)を実施することもあります。
まれに原因を特定するためにCT検査や超音波検査を行うことがあります。
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胃石や異物が原因で、便に血が混じることもあります。
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けいれん、膨満、食欲不振、嘔吐、ときに発熱が起こります。
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激しい腹痛、発熱、失神、ときにはショック症状を起こします。
こうした漏れは腹膜炎を起こすため、緊急手術が必要です。
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消化器の病気 『胃石 異物 続き 』
小児はときどき異物を飲みこんでしまいますが、成人でさえも、
特に悪酔いしたときは飲みこむことがあります。
これらの消化されない物体が小さければ、消化管を通過し便の中に排泄されます。
しかし、大きな異物や魚の骨のように鋭くとがったものは食道や胃に、
そして頻度は少ないですが消化管の他の部分にも刺さったり詰まったりします。
ときには、密輸業者が税関を通過するために違法な薬物をゴム風船に詰めて飲みこむなど、
異物が意図的に飲みこまれることもあります。
この異物は胃に詰まってしまいます。
食品やその他の物質が固まる現象自体はだれにでも起こりえますが、
特定の条件下でより多く起こります。
たとえば、消化管の手術を受けた人、特に胃や腸の一部を切除した場合は、
胃石や異物がとりわけ詰まりやすい傾向にあります。
糖尿病患者では、胃が食べものを適切に送り出して空にできない状態になることがあり、
食べものがたまって問題を起こします。
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異物が意図的に飲みこまれることもあります。
この異物は胃に詰まってしまいます。
食品やその他の物質が固まる現象自体はだれにでも起こりえますが、
特定の条件下でより多く起こります。
たとえば、消化管の手術を受けた人、特に胃や腸の一部を切除した場合は、
胃石や異物がとりわけ詰まりやすい傾向にあります。
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消化器の病気 『胃石 異物 』
胃石は、一部消化された物質やまったく消化されない物質が集まって固まったもので、
胃やその他の消化管の中にみられます。
異物は小さな消化されない物体で、それが消化管に詰まったり、
ときには消化管を穿孔し(突き抜け)ます。
胃は、硬い食品のかたまりやその他の物体が集まりやすい場所です。
これは、胃の形と、胃の内容物を小腸の始まりの部分(十二指腸)
に送り出すための出口(幽門括約筋)が狭いことによります。
消化できないかたまり(胃石)や異物の直径が2センチメートルより大きいと、
ほとんど胃を通過することができません。
胃石は部分的に消化された髪の毛や果物や野菜の繊維が集まってできたもので、
胃の中にあることがほとんどですが、消化管の他の部分で見つかることもあります。
毛のかたまりや食品のかたまりは、狭い開口部や空間を通過することができないため、
消化管に詰まってしまいます。
制酸薬などの薬の硬くなった塊が集まって詰まることさえあります。
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これは、胃の形と、胃の内容物を小腸の始まりの部分(十二指腸)
に送り出すための出口(幽門括約筋)が狭いことによります。
消化できないかたまり(胃石)や異物の直径が2センチメートルより大きいと、
ほとんど胃を通過することができません。
胃石は部分的に消化された髪の毛や果物や野菜の繊維が集まってできたもので、
胃の中にあることがほとんどですが、消化管の他の部分で見つかることもあります。
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2011年4月20日水曜日
消化器の病気 『裂孔ヘルニア』
裂孔ヘルニアとは、
正常な腹腔内の位置から横隔膜より上方に突出した胃の一部分のことです。
裂孔ヘルニアの原因は不明です。
生まれたときから存在する人もいます。
胃は腹腔上部の正常な位置から横隔膜を通って上に突出することがあります。
これが出生時の障害として起こると横隔膜ヘルニアと呼ばれ、
成人では裂孔ヘルニアと呼ばれます。
滑脱裂孔ヘルニアでは、正常ならすべて横隔膜の下にあるべき胃の一部分が、
食道と胃の接合部と一緒に、横隔膜より上に突出します。
傍食道裂孔ヘルニアは、
食道と胃の接合部は横隔膜より下の正常な位置にありますが、
胃の一部分が横隔膜の上に押し出されて食道と並んだ状態になっています。
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