2011年6月6日月曜日

外耳の病気!「軟骨膜炎」

軟骨膜炎は、外耳の軟骨が感染によって炎症を起こした状態です。


耳のけが、やけど、虫刺され、ピアス、


おできなどが軟骨膜炎を引き起こすことがあります。


軟骨膜炎はまた、


免疫力が低下している人や糖尿病の人に起こりやすい傾向にあります。


最初は耳が赤くなり、痛みや腫れなどの症状が出ます。


発熱することもあります。


軟骨とその周囲の結合組織層(軟骨膜)の間に膿がたまります。


軟骨への血液の流れが膿によって遮断されると、軟骨が壊死(えし)して、


耳が変形してしまう場合もあります。


軟骨膜炎は耳の変形など破壊的な結果にもつながる長期にわたる感染症ですが、


症状としては軽い不快感がみられる程度です。


治療するには切開して膿を出し、軟骨への血流を回復させます。


感染が軽ければ抗生物質を内服し、


重い場合は注射や点滴で静脈内に投与します。


使用する抗生物質の種類は感染の重症度と、


感染を引き起こしている細菌の種類によります。














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2011年6月5日日曜日

外耳の病気!「外耳炎 続き」

外耳炎 予防 治療


プール後の外耳炎を防ぐには、水泳の前後に、


消毒用アルコールと酢酸を同量ずつ混ぜ合わせた液を耳の中に数滴垂らす方法が有効です。


そして、汚れた水の中で泳いだり、ヘアスプレーを使ったり、


蒸し暑い場所で長時間過ごしたりしないようにします。


綿棒を使った耳そうじも、


やりすぎると耳が本来もっている自浄作用をかえって妨げてしまいます。


綿棒で分泌物などのかすが鼓膜の方へ押しやられてたまったり、


小さな傷ができてしまい、外耳炎の原因になります。


びまん性外耳炎の治療では、原因が何であれ、


まず吸引器か脱脂綿で分泌物のかすを外耳道から除去します。


外耳道をきれいにしただけで、聴力が正常に戻ることもよくあります。


通常は抗生物質の点耳薬が処方され、1日数回ずつ、最大で1週間使用します。


腫れを抑えるステロイド薬や、痛みを抑える鎮痛薬入りの点耳薬もあります。


外耳炎の治療にはしばしば酢酸入りの点耳薬が使われますが、


これは外耳道が正常な酸性度を取り戻せば、

細菌がさらに繁殖し続けることはないためです。


外耳道がひどく腫れている場合は小さなガーゼを丸めて挿入し、


そこに点耳薬を浸透させます。


炎症が治まりはじめるまでの1~2昼夜は、


アセトアミノフェンやコデインなどの鎮痛薬を痛みの軽減に用います。


感染が外耳道を越えて広がった場合(蜂巣炎)には、抗生物質の内服薬で治療します。


耳のおできの治療は感染の進行度によって異なります。


感染が初期段階の場合は患部をしばらく温め、鎮痛薬で痛みを和らげます。


温めることは、治癒を早めるのにも役立ちます。


化膿して口を開きそうになっているおできは、切開して膿を出します。


その後、抗生物質を患部に直接塗布するか、内服薬を投与します。













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外耳の病気!「外耳炎 」

外耳炎は、外耳道が感染によって炎症を起こした状態です。


外耳炎には、外耳道の全域にわたるびまん性外耳炎と、


耳に小さなおでき(耳せつ)ができる限局性外耳炎があります。


外耳炎 原因


びまん性外耳炎はさまざまな種類の細菌や、まれに真菌によっても起こります。


アレルギー、乾癬(かんせん)、湿疹のある人、頭皮に皮膚炎がある人は、


特に外耳炎にかかりやすくなります。


耳あかを取っていて外耳道を傷つけたり、耳に水が入ったり、


ヘアスプレーや毛染め剤などの刺激物が外耳道に入っても、外耳炎になります。


急性の外耳炎はプールで泳いだ後によくみられ、


水泳耳やスイマーズイヤーなどとも呼ばれます。


耳栓や補聴器を使っている場合は、


きちんと手入れをして清潔にしておかないと外耳炎にかかりやすくなります。


外耳炎 症状 診断


びまん性外耳炎の症状は、かゆみと痛みです。


いやなにおいのする白または黄色の耳だれがみられることもあります。


外耳道はまったく腫れないことも、わずかに腫れる場合もありますが、


重度になると外耳道が腫れて完全にふさがってしまうこともあります。


外耳道が腫れていたり、膿(うみ)や分泌物のかすなどで詰まっていると、聴力が低下します。


耳を引っぱったり、外耳道の入り口に圧迫を加えると、痛みを感じます。


外耳と鼓膜の観察用の器具(耳鏡)で中を見ると、外耳道の皮膚は赤く腫れ、


膿や分泌物のかすで汚れています。


耳のおできは激しい痛みを引き起こします。


おできが破れて少量の血と膿が耳から流れ出ることがあります。




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外耳の病気!「耳づまり」

耳あかが外耳道をふさいでしまうことがあり、耳垢塞栓(じこうそくせん)といいます。


大量の耳あかがたまっていても、特に症状がみられない場合もありますが、


かゆみから聴力低下までさまざまな症状が現れることもあります。


たまった耳あかは、外耳道にぬるま湯をそっと流しこんで除去します(灌注法)。


しかし、以前に鼓膜が破れたことがある場合には、


穴がまだ開いていれば中耳に水が入ってしまうため、灌注法による洗浄は行いません。


同様に、耳から分泌液(耳だれ)が出ている場合も、


鼓膜が破れてそこから分泌液が出てきているおそれがあるため、洗浄は行いません。


これらの場合は、先が丸くなった器具や先端にループがついた器具、


吸引器などを使って耳あかを取り除きます。


耳あかを軟らかくして取りやすくする点耳液(耳垢水)もありますが、


点耳液だけでは耳あかを全部取りきれないため、必ずその後にぬるま湯で洗浄します。


綿棒、ヘアピン、鉛筆などを使って自分で耳あかを取ろうとしてはいけません。


こうした方法ではかえって耳あかを押し固めてしまうだけで、


鼓膜を傷つけるおそれがあるためです。


外耳を清潔に保つには、タオルにせっけんと水を含ませてぬぐいます。


ビーズ玉、消しゴム、豆などの異物を外耳道に入れてしまったために、

耳づまりが起こることがあります。


これは特に子供によく起こります。


そのような異物は、先端が丸くなったカギ状の器具や小さな吸引器を使って取り除きます。


金属やガラスでできたビーズ玉などは洗浄によって流し出すことも可能ですが、


豆などの場合は水でふくらんでしまい、取り出しにくくなることがあります。


外耳道の奥深くに入りこんだ異物は鼓膜を傷つけるおそれがあるため、

取り出しにくくなります。


子供がおとなしくしていない場合や、特に取り出しにくい場合には、


全身麻酔をかけて取り出します。


ゴキブリなどの虫が外耳道をふさいでしまうこともあります。


このような場合は、鉱油かリドカインなどの薬剤を外耳道に注入して虫を殺します。


この処置によって痛みはすぐに消え、虫を取り出すことができます。














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2011年6月4日土曜日

耳、鼻、喉の病気!「難聴・聾 続き」

難聴 聾 予防 治療


その他の難聴対策: 上記以外にも、

著しい難聴のある人に役立つ機器がいくつかあります。

光警報システムは、玄関の呼び鈴が鳴っているときや、

赤ん坊が泣いているときに知らせてくれます。

特殊音を使った装置(スペシャルサウンドシステム)は、

映画館や教会など雑音が多い場所での聞き取りに役立ちます。

また、多くのテレビ番組で耳の不自由な人向けに、

音声の内容が画面に字幕として表示される文字放送が行われています。

耳の不自由な人に便利な機能を備えたさまざまなタイプの電話機もあります。

読唇法は聴力が低下した人に有用な技能です。

老人性難聴のある人のように、

音声が聞こえはしても細部の聞き分けが難しい場合に役立ちます。

話し手の唇の動きを観察することによって、

どの子音が発音されているかを読み取ります。

高周波数の音に対する聴力が低下すると子音が聞き取れなくなりますが、

読唇法を併用すればこの点を補い、

話の内容がよく聞き取れるようになります。

聴覚リハビリテーションのプログラムを通じて、

読唇法など難聴を補うさまざまな技能について、

聴覚の専門家が指導を行っている場合もあります。

読唇法の訓練のほか、コミュニケーションが困難になる状況を前もって予想し、

その状況を変えたり避けたりすることによって、

聞くことに関する周囲の環境を自力でコントロールする方法を習得します。

たとえば、レストランに行くなら混雑する時間帯を避け、

外の音が入りにくいボックス席を希望します。

メニューにない日替わり料理などは、口頭で説明せずに紙に書いてもらいます。

直接だれかと会話をするときは、自分の方に顔を向けて話すように頼みます。

電話での会話ではまず最初に、聴力に障害があることを相手に伝えます。

重度の難聴がある人の多くは、コミュニケーションの方法として手話を利用しています。

日本手話[JSL]、日本語対応手話、キュードスピーチなど各種の手話が使われています。















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耳、鼻、喉の病気!「難聴・聾 続き」

難聴 聾 予防 治療

人工内耳: 補聴器を使っても音が聞き取れない最も重い難聴の人には、

人工内耳が有効です。

人工内耳は、多チャンネルの電極を蝸牛に埋めこみ、

ここから蝸牛の聴神経に電気信号を直接伝えるしくみです。

体の外に装着したマイクとスピーチプロセッサーが、

音声をとらえて電気信号に変換します。

この信号はまず、

電磁気の働きによって皮膚表面の体外コイルから体内のコイルへと伝えられ、

さらに体内コイルから蝸牛の電極へと伝達されて、聴神経に刺激を与えます。

人工内耳は正常な蝸牛ほどうまく音を伝えることはできませんが、

使う人に応じてさまざまな形で活用されています。

口の動きを読み取る読唇法(読話)を補うものとして利用する人もいれば、

唇を見なくてもある程度の言葉を聞き取れるようになる人もいます。

また、電話の音声が聞こえるようになる人もいます。

ほとんど耳が聞こえない人でも、人工内耳を使用すれば、

玄関の呼び鈴、電話、

警報器の音など周囲の音や危険を知らせる音を聞き取れるようになります。

また、自分の発声のしかたを修正し、

周囲の人にわかりやすいように話すためにも役立ちます。

人工内耳は難聴になってまだ日が浅い人や、

以前に補聴器をうまく使えていた人には良い結果をもたらす傾向があります。



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耳、鼻、喉の病気!「難聴・聾 続き」

難聴 聾 予防 治療

補聴器: 補聴器によって音を増幅させる方法は、

伝音難聴と感音難聴のどちらにも有効です。

ただし残念ながら、補聴器を使ったからといって、

まったく正常に聞こえるようになるわけではありません。

それでも、補聴器があれば意思の疎通が大幅に向上し、

音が聞こえる喜びを得ることはできます。

補聴器は基本的に、音を拾うマイク、

その音を大きくする電池式の増幅器、

そして音を伝える装置で構成されています。

ほとんどの補聴器が、

外耳道に挿入した小さなスピーカーで音を伝えるしくみになっています。

スピーカーを介さずに中耳の耳小骨や頭蓋に音を直接伝えるものもありますが、

このタイプは手術で装置を埋めこむ必要があります。

大きさや装着方法は補聴器によってさまざまです。

基本的に、大型の補聴器は人目につきやすく、

外観はあまり良くありませんが、

使う人に合わせて調節操作が簡単にできます。

大型であれば、

小型の補聴器には搭載できない機能を盛り込むこともできます。

補聴器は種類によって電子的な特性が異なるため、

使う人の難聴のタイプに合わせて選ぶ必要があります。

たとえば、主に高周波の音が聞こえない難聴の場合は、

単純に音を増幅しても不明瞭な話がそのまま大きく聞こえるだけで、

効果がありません。

こうした人には高い音だけを増幅する補聴器を使用して、

話がはっきりと聞き取れるようにします。

高周波の音が耳の中まで届きやすいように、

イヤーモールド(オーダーメイドの耳栓)に穴を開けたタイプの補聴器もあります。

多くの補聴器は複数の周波数チャンネルに対応したデジタル音声処理機能を備え、

1人ひとりの聴力低下の状態に合わせて、

より適切に増幅の調節を行えるようにしています。

大きな音に耐えられない人は、

増幅した音が最大音量の設定を超えないように制御する特殊な電子回路をもった

補聴器を用いることもできます。

補聴器を使用している人にとって、

電話での会話は聞き取りにくいものです。

一般的な補聴器の場合、

耳を受話器にあてるとキーンという音が生じます。

そこで、補聴器の中には、

電話用の小さなコイルを備えたものがあります。

スイッチを電話用に切り替えるとマイクがオフになり、

受話器に磁石が内蔵された補聴器対応電話から、

このコイルへと電磁的に信号が伝えられます。

補聴器側にこの機能があれば、

電話機側の対応は電話会社に依頼すれば簡単に設定できます。

複雑な機能がついた補聴器は価格も高くなりますが、

聴力低下を補うために必要不可欠になる場合もよくあります。



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