2012年2月1日水曜日

肝臓病≫肝臓癌

肝臓癌の症状は、肝細胞癌で最初に現れる症状は腹痛や体重減少で、


上腹部に大きなかたまりが感じられます。長年にわたる肝硬変のあった患者では、


予期しない突然の症状悪化に見舞われることがあります。発熱もみられます。


腫瘍の破裂や出血による突然の腹痛やショック(極度の低血圧)が、


最初の症状となる場合もあります。


肝臓癌の診断は、肝臓癌の患者では概して、


アルファ‐フェトプロテインの血中濃度が高くなっています。


血液検査ではまれに、血糖値の低下、カルシウムや脂質の血中濃度上昇、


赤血球数の増加がみられることがあります。


初期には症状からの診断は困難です。触診で肝臓の腫大がわかるようになると、


特に肝硬変を長く患っている人では、肝臓癌が疑われます。


聴診器を肝臓の上にあてると、ザーザーという雑音や、


ガリガリという雑音が聞こえることがあります。


ときには症状が現れていない癌が、腹部超音波検査、CT検査、MRI検査で見つかることもあります。


日本のようにB型肝炎ウイルスが多い地域では、


超音波検査によってB型肝炎感染患者の肝臓癌スクリーニングを行っています。


造影剤を肝臓内の動脈(肝動脈)に注入して肝動脈造影を行うと、


肝臓癌がはっきりとわかる場合があります。


この画像には肝血管の位置が正確に示されるので、肝臓癌を切除する手術の際に特に役立ちます。


肝生検では肝臓から小さな組織片を採取して顕微鏡で調べ、診断を確定します。


一般に、肝生検での出血その他のリスクはわずかです。


肝臓癌の経過・治療


肝臓癌は、日本のように、


定期的なスクリーニングによる早期発見例が多い地域では生存率は高くなっています。


腫瘍が小さく手術で切除できた人では、術後の経過は良好な場合があります。


化学療法薬は、静脈に注入または、肝臓内の癌細胞に高い濃度で直接到達するように、


肝動脈に注入することもできます。


化学療法薬は一時的に腫瘍の増殖を遅らせることはできますが、


癌を根治させることはできません。













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屈折異常! ⑧

手術後、ほとんどの人は日常生活(車の運転や映画を見るなど)に十分な視力が得られますが、


すべての人が眼鏡なしに1.0以上の視力を得られるわけではありません。


手術前の眼鏡の度数が低かった場合は手術後の視力が1.0以上になる可能性が高くなります。


また、遠くを見るのに眼鏡を必要としない場合でも、


40歳以上ではほとんどの人が老視のため、


手術後も本や新聞を読むときに眼鏡を必要とします。


手術の合併症としては、矯正のしすぎ(過矯正)、矯正不足、


重度の炎症、感染症、複視、明るい光をまぶしく感じる(羞明[しゅうめい])、


光の周囲にぎらつき(グレア)やにじみ(ハロ)が見える、


夜になるとものが見づらくなり運転などに支障が出る、角膜にしわができる、


角膜内に細胞が侵入したりその他の物質の沈着が起こる―などがあります。


まれですが、眼鏡をかけても手術前より低い視力しか得られなくなることもあります。


矯正不足は過矯正よりも治療しやすいため、


医師は手術の際、矯正しすぎないよう注意します。


矯正の不足や過剰が生じた場合、通常はもう一度矯正術を行います。


レーシック(LASIK:レーザー角膜内切削形成術):


レーシックは最も一般的に行われている屈折矯正手術で、


近視、遠視、乱視の矯正に用いられます。


レーシックでは、


マイクロケラトームというナイフを使って角膜中央部の表層をごく薄く削いで、


フラップと呼ばれる、ふた状にめくれる部分をつくります。


フラップの下のむき出しになった角膜実質組織をエキシマレーザー


のパルスでわずかずつ気化させて削り取ることによって、


角膜の形状を変化させます。


レーザー照射後、フラップは元の位置に戻され、


数日で治癒します(ただし、元のように完全にくっつくわけではありません)。


手術中や手術後の不快感はほとんどありません。


視力の回復も早く、多くの人は1~3日程度で普通に仕事ができるようになります。


レーシックに適さない人としては、


屈折異常の手術全般に適さない状態にある人、


角膜が薄い人、角膜表層にたるみのある人、


瞳孔が大きい人などが挙げられます。













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2012年1月31日火曜日

肝臓病≫肝臓癌

肝臓癌は、肝細胞から生じる癌の1つです。


肝臓癌は、肝臓から生じる癌の中で最も多くみられます。


アフリカや東南アジア地域では肝臓癌が転移性肝癌よりも多く発生し、

死因の上位を占めています。


これらの地域ではB型肝炎ウイルスによる慢性感染の罹患率が高く、


慢性感染があると肝臓癌のリスクは100倍以上にもなります。


C型肝炎ウイルスの慢性感染も肝臓癌のリスクを増大させます。


肝臓癌は、癌の原因物質によって生じる場合もあります。


肝臓癌が多い亜熱帯地域では、


ある種のカビがつくるアフラトキシンという発癌物質による食物の汚染がよくみられます。


北アメリカやヨーロッパなどの肝臓癌が少ない地域では、


長期にわたる肝硬変のあるアルコール依存症の人が、


肝臓癌患者の多くを占めています。


その他のタイプの肝硬変からも肝臓癌に進行することがありますが、


そのうち原発性胆汁性肝硬変は他のタイプに比べて癌になるリスクが低くなっています。


線維層板状癌は比較的若い人に多く発症するごくまれな肝臓癌です。


この癌は、先行する肝硬変、B型肝炎、C型肝炎ウイルスへの感染、


その他の危険因子の存在が原因で生じるものではありません。












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肝臓病≫慢性肝炎 Ⅱ

症状と診断、慢性肝炎の患者の多くは、まったく症状がありません。


症状がある場合には、体調不良、食欲不振、疲労などが多く、


ときに微熱が出たり、上腹部に不快感がみられることがあります。


黄疸は出る人も出ない人もいます。慢性の肝臓病の症状として、


脾臓の腫大、皮膚のくも状血管、体液のうっ滞などが徐々に現れます。


このほか、特に自己免疫性肝炎の若い女性などで、にきび、月経の停止、


関節痛、肺の線維化、甲状腺や腎臓の炎症、貧血など、


ほぼ全身に及ぶ症状がみられることがあります。


慢性肝炎があっても、


多くの人では肝臓への障害がみられないまま何年もの歳月が経過します。


人によっては徐々に病気が悪化します。


C型肝炎の約20%と自己免疫性肝炎の約50%は、


数年が経過するうちに、


肝不全の併発の有無にかかわらず肝硬変になります。


症状や肝機能検査の結果は診断情報として有効ですが、


診断を確定するには肝生検が不可欠です。


肝生検を行うことで炎症の重症度を判断し、


瘢痕形成や肝硬変の有無を診断できます。


肝生検によって肝炎の原因疾患がわかることもあります。


ときには、肝生検を複数回にわたって行うこともあります。












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屈折異常! ⑦

屈折異常 治療


屈折異常の手術


近視、遠視、乱視を矯正するには、


手術やレーザー治療(屈折矯正手術)という方法もあります。


これらの手技は、角膜の形状を変えて光が網膜上で正しく像を結べるようにするもので、


通常は眼鏡やコンタクトレンズでの矯正と同様の視力矯正が可能です。


これらの治療を受ける前には、眼科医と十分に話し合い、


視力矯正に対する自分自身の必要性や希望を手術のリスクや利益に照らして



注意深く検討することが大切です。


屈折矯正手術が特に適しているのは、コンタクトレンズの装用に耐えられない人や、


眼鏡やコンタクトレンズの装用が障害となるようなスポーツ


(水泳やスキーなど)をする人です。


面倒な手入れが要らない、


あるいは見た目の点で眼鏡をかけたくないといった理由で手術を受ける人も少なくありませんが、


これらの手術は屈折異常のある人すべてに適しているわけではありません。


たとえば、過去1年以内に眼鏡やコンタクトレンズの度数が変わった人、


自己免疫疾患または結合組織の病気がある人、円錐角膜の徴候がみられる人、


特定の薬剤(イソトレチノイン、アミオダロンなど)を服用している人、


一部の例外を除き21歳未満の人―などは、レーザー屈折矯正手術を受けるべきではありません。


手術を行う前に屈折異常の程度(眼鏡の度数)を厳密に測定します。


また、全般的な眼の検査も行います。


特に、角膜表面の細胞(角膜の上皮がしっかりくっついているかどうかも含めて)、


角膜の形と厚さ(パキメトリーによる測定)、


明るい状態および暗い状態での瞳孔の大きさ、


眼圧、視神経、網膜については念入りに検査します。


屈折矯正の手術自体は比較的簡単で、不快感もそれほど生じません。


点眼薬により眼に麻酔がかけられます。


眼は動かないよう固定されますが、


患者自身も手術の間は眼を動かさないよう注意する必要があります。


通常は、手術当日に帰宅できます。












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2012年1月30日月曜日

肝臓病≫慢性肝炎

慢性肝炎は、最低6カ月以上持続する肝臓の炎症です。


慢性肝炎は、急性肝炎より発症者ははるかに少ない病気ですが、


数年間、ときには数十年間も続くことがあります。


多くの場合軽症で、肝臓への重大な障害はありません。


しかし、人によっては長期間にわたる炎症の持続が少しずつ肝臓を傷つけていき、


ついには肝硬変(肝臓の重度の線維化)や肝不全、ときには肝臓癌になることがあります。


原因は、慢性肝炎の約3分の1は、急性肝炎から進行したものです。


残りの3分の2では、はっきりした症状がないまま徐々に病気が進行します。


慢性肝炎のほとんどは肝炎ウイルスのいずれかが原因です。


慢性肝炎の原因で最も多いのはC型肝炎ウイルスです。


急性C型肝炎の少なくとも75%が慢性肝炎になります。


B型肝炎ウイルスは、ときにD型肝炎ウイルスの感染を伴いますが、


C型より低い割合で慢性肝炎を起こします。


A型肝炎、E型肝炎ウイルスは慢性肝炎には進行しません。


メチルドパ、イソニアジド、ニトロフラントインや、


おそらくアセトアミノフェンなどの薬は慢性肝炎を起こす可能性があり、


特に長期にわたる使用では注意が必要です。


ウィルソン病はごくまれにみられる遺伝性の病気で、


銅の肝臓への異常蓄積を起こし、


小児や若年成人で慢性肝炎を引き起こすことがあります。


同じウイルスや薬でも、実際に慢性肝炎を発症するかどうか、


また発症した場合の重症度は人によって異なり、その理由は解明されていません。


慢性肝炎の多くは原因不明ですが、一部の患者では、


免疫システムの過剰反応が慢性の炎症を引き起こす一因になっているとみられています。


これは免疫システムによる自分の組織への攻撃によって起こると考えられていますが、


証明はされていません。


この病気は自己免疫性肝炎と呼ばれ、男性よりも女性に多くみられます。












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肝臓病≫急性ウイルス性肝炎 Ⅱ

予防、A型、B型肝炎の感染の予防にはワクチンが有効です。


ウイルスに対する抗体はワクチンを接種してから徐々に形成されていくため、


十分な効果が生じるまでには数週間を要します。


ワクチン接種を受けていない状態でA型、B型肝炎ウイルスにさらされた人は、


免疫グロブリンという抗体の製剤を注射して即効型の防御を行うことができます。

ただし、得られる予防効果は一様ではなく、効果は一時的です。


C型、D型、E型肝炎ウイルスに対するワクチンはありません。


B型肝炎ウイルスのワクチン接種は、


D型肝炎のリスクを軽減する効果があります。


このほか肝炎ウイルス感染を防ぐには、


食物を扱う際には手をよく洗う、


同じ注射針を使った違法薬物の回し打ちやコンドームを


使わない性行為などの危険な行動をしない、


生命にかかわる状況でない限り輸血を避けるなどの注意が必要です。


治療と経過、多くの場合、特別な治療は必要ではありません。


ただし非常に重症の急性肝炎の場合は入院が必要です。


数日後には食欲も回復し、ベッドで安静にしている必要もなくなります。


厳しい食事制限や運動制限も不要で、


ビタミン剤やサプリメントの服用も必要ありません。


黄疸が消えれば、肝機能検査の結果が完全に正常に戻らない状態でも、


安全に職場復帰することが可能です。


肝炎の患者は、完全に回復するまでは禁酒が必要です。


薬の中には肝臓内で処理できないと体内で有害な濃度に達してしまうものがあり、


師の指示で用量を減らしたり使用を中止することがあります。


必要に応じて服用量の調節ができるように、


処方薬だけでなく市販薬や漢方薬、ハーブなども含めて、


使用中の薬はすべて医師に伝えるようにします。


急性ウイルス性肝炎の患者は、


治療を行わなかった場合でも4〜8週間で多くの場合回復します。


ただしC型肝炎や、C型よりは低率ですがB型肝炎の患者の一部は、


ウイルスの慢性的なキャリアになることがあります。


キャリアとは症状はないが感染が持続している状態で、


病気があるようにはみえませんが水面下で慢性肝炎が進行したり、


周囲の人にウイルスを感染させるおそれがあります。


慢性のキャリアはやがて肝硬変や肝臓癌になることがあります。














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