2012年3月20日火曜日

眼病気!緑内障

緑内障とは視神経が損傷を受ける病気で、眼圧の上昇を伴うことが多く、


進行性で回復不能の視力喪失を起こすことがあります。


緑内障にかかっている人は、世界中では1400万人に上ります。


緑内障にかかるリスクは、

(1)40歳以上、

(2)家族の中に緑内障患者がいる(いた)、


(3)遠視または近視である、


(4)糖尿病を患っている、

(5)コルチコステロイド薬を長期間使用している、

(6)過去に眼にけがをしたことがある、



-などの条件にあてはまる人で高くなります。


緑内障は、世界の失明原因の第3位となっています。


緑内障は、眼の中の液体である房水の産生量と排出量のバランスが崩れ、


眼圧が異常なレベルにまで上昇すると起こります。


眼に栄養を与えている房水は、


通常は毛様体によって虹彩の裏側にある毛様体(後房内)でつくられ、


眼の前方(前房)に流れていき、虹彩と角膜の間の排出管(隅角)から排出されます。


このシステムはちょうど水道の蛇口(毛様体)と排水口(隅角)のような関係で、


正常に機能していれば、水が流しにたまることなく流れていきます。


房水の産生と排出のバランス、


つまり開いた蛇口ときちんと排水できる排水口のバランスによって、


眼の中で房水が常に流れ、眼圧の上昇が防止されています。


緑内障では、房水を排出する管が詰まったり閉じてしまったりします。


そうなると、眼の中の房水は前房で新しい房水が産生されても外に出ていくことができません。


つまり、水道の蛇口が開いたままなのに、排水口は詰まった状態になるわけです。


房水が眼の中で行き場を失い、その結果、眼圧が上昇します。


眼圧が高くなって視神経が耐えられる限度を超えてしまうと、緑内障になります。


また、眼圧の上昇が正常範囲にとどまっていても、


視神経がそれに耐えられない場合もあります。


緑内障には、開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障という大きく2つのタイプがあり、


ほとんどの緑内障はこのいずれかに該当します。


最も多くみられるのは、開放隅角緑内障です。このタイプの緑内障では、


眼の排出管が数カ月から数年かけて徐々に詰まっていきます。


房水は正常に産生されているのに排出が少しずつしか行われないため、眼圧が徐々に上昇します。


閉塞隅角緑内障は、開放隅角緑内障に比べるとはるかに頻度の低い病気です。


このタイプの緑内障では、房水の排出管が突然詰まり、あるいはふさがってしまいます。


房水の産生は続いているのに排出が突然止まるため、眼圧が急に上昇します。


開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障ともに遺伝する傾向がみられるものの、


多くの場合、緑内障の原因は不明です。


遺伝以外では、感染症や炎症、腫瘍、広範囲の白内障、


白内障手術などによる眼の障害が原因で房水の排出が妨げられ、


眼圧が上昇して視神経が損傷されることがあります。


こうした緑内障を続発緑内障と呼びます。













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2012年3月19日月曜日

眼病気!ぶどう膜炎 3

ぶどう膜炎 診断 治療


診断は、症状と観察所見に基づいて行います。


ほかの臓器にも影響を及ぼすような病気が疑われる場合は、


それに必要な検査も行います。


治療は、眼に永久的な障害が出るのを防ぐため、


早期に開始する必要があります。


ほぼすべてのケースでコルチコステロイド点眼薬が使用されます。


スコポラミン、シクロペントラート、


アトロピンなどの瞳孔を広げる点眼薬も使われます。


ぶどう膜炎の原因を治療する目的で他の薬が使われることもあります。


たとえば、感染症が原因の場合は、


感染源である細菌や寄生虫を除去するための薬が処方されます。












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2012年3月18日日曜日

眼病気!ぶどう膜炎 2

ぶどう膜炎 症状


ぶどう膜炎の初期症状は軽度のものから重いものまでさまざまで、


炎症の部位や程度によって異なります。


前部ぶどう膜炎は最も症状が激しく、眼の激しい痛み、結膜の充血、


明るい光に対して過敏になる、視力の低下などが特徴的です。


瞳孔が収縮し(縮瞳)、虹彩付近の結膜の上に血管が浮き出す、


眼の前部(前房)を満たしている液体の中に白血球が浮遊する、


角膜の裏面に白血球が沈着する(角膜裏面沈着物)といった所見がみられます。


中間部ぶどう膜炎は、普通は痛みがありません。


視力の低下、視界に黒く不規則な形の点が浮遊する(飛蚊症)などの症状がみられます。


後部ぶどう膜炎では、視力が下がることが多く、飛蚊症もよくみられます。


そのほか網膜剥離(初期症状として視界がぼやけることもある)、


視神経の炎症(小さな視野欠損から完全な失明までさまざまな視力障害を生じる)などがみられます。


びまん性ぶどう膜炎では、これらの症状の一部または全部が現れます。


ぶどう膜炎では眼が急速に障害されることがあります。


黄斑部の腫れ、緑内障、白内障といった合併症が長期間にわたって続き、


視力を低下させることもあります。


ぶどう膜炎は発症しても1回きりのことが多いのですが、


中には数カ月から数年の間に再発する人もいます。















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2012年3月17日土曜日

眼病気!ぶどう膜炎

ぶどう膜炎とは、ぶどう膜のどこかに炎症が起こる病気です。


ぶどう膜(血管膜)は、眼球の外膜と内膜にはさまれた中間の層です。


この膜は色素を多く含み、虹彩、毛様体、脈絡膜の3つの部分で構成されています。


虹彩は、瞳孔の周囲にある色のついた環状の部分で、


カメラレンズの絞りのように開いたり閉じたりして眼の中に光を入れます。


毛様体はいくつかの筋肉が集まったものです。


毛様体が収縮すると水晶体が厚くなって近くのものに焦点を合わせることができ、


毛様体がゆるむと水晶体が薄くなって遠くにあるものに焦点を合わせることができます。


脈絡膜は、眼球の外膜と内膜の中間にある層で、


毛様体の縁から眼球後部の視神経のところまで広がっています。


脈絡膜には血管がたくさんあって、この血管が眼の内側、特に網膜に栄養を与えています。


ぶどう膜の一部または全体が炎症を起こすことがあります。


炎症がぶどう膜の一部に限定されている場合は、


その場所によって前部ぶどう膜炎、中間部ぶどう膜炎、


後部ぶどう膜炎と呼ばれます。


ぶどう膜全体に及ぶ炎症は、びまん性ぶどう膜炎、もしくは全ぶどう膜炎と呼ばれています。


また、ぶどう膜炎は、炎症を起こしている部位によって虹彩炎、


脈絡膜炎、網膜脈絡膜炎(脈絡膜とその上の網膜の両方に及ぶ炎症)と呼ばれることもあります。


ぶどう膜炎は普通は片側の眼だけに発症しますが、両眼に出ることもあります。


この病気の原因はさまざまで、眼そのものに原因がある場合もあれば、


全身性の病気が原因の場合もあります。


ほとんどの場合は原因がはっきりせず、特発性ぶどう膜炎と呼ばれます。


ぶどう膜炎患者の約40%には、ほかの臓器にも影響を及ぼすような病気がみられます。


具体的には、強直性脊椎炎(きょうちょくせいせきついえん)、


若年性関節リウマチ、サルコイドーシス、全身性感染症などの炎症性疾患です。













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2012年3月16日金曜日

腎臓病≫ 『尿細管性アシドーシス 』 2

食物の代謝過程で生成した酸は、


     血液に入って循環します。


     腎臓はこの酸を血液から取り除き、


     尿中に排出します。


     この機能を主に行っているのが尿細管です。


     代謝性アシドーシスの原因の1つである尿細管性アシドーシスでは、


     酸を排出する腎臓の能力が一部損なわれ、


     血液中の酸の濃度が上昇します。


     電解質のバランスも崩れます。


     尿細管性アシドーシスによって、以下の異常が起こります。


     血液中のカリウム濃度の低下または上昇


     腎臓でのカルシウムの沈着


     脱水




     痛みを伴う骨の軟化と弯曲(骨軟化症、くる病)


     尿細管性アシドーシスは遺伝性であるか、


     アセタゾラミドやアムホテリシンBなどの薬物、


     特定の重金属による中毒、


     全身性エリテマトーデスやシェーグレン症候群などの


     自己免疫疾患などが原因で起こります。


     尿細管性アシドーシスの症状と診断は、


     尿細管性アシドーシスには、


     1型、2型、4型の3つのタイプがあります。


     タイプによって症状は少しずつ異なります。


     1型と2型では血液中のカリウム濃度が低くなり、


     神経系の異常による筋力低下、


     反射の低下、麻痺(まひ)などが現れます。


     4型ではカリウム濃度の上昇がよくみられますが、


     症状を引き起こすほど高くなることはめったにありません。


     濃度が非常に高くなると、


     不整脈や筋麻痺が起こります。


     1型では腎臓結石が生じることがあり、


     腎臓の細胞が損傷を受け、


     場合によっては慢性腎不全になることもあります。


     筋力低下や反射の低下といった特徴的な所見があり、


     検査結果で血液の酸性度が高く重炭酸塩とカリウムの濃度が低い場合、


     診断として1型または2型の尿細管性アシドーシスが考えられます。


     血液の酸性度が高く重炭酸塩の濃度は低いが、


     カリウムの濃度は高い場合には、


     4型尿細管性アシドーシスが疑われます。


     尿細管性アシドーシスのタイプを確定する特殊検査が有用です。



     治療法は尿細管性アシドーシスのタイプによって異なります。


     1型と2型では重炭酸ナトリウム(重曹)の溶液を毎日飲んで、


     食物から生成する酸を中和します。


     この治療は症状を軽減し、


     腎不全や骨の病気の予防や悪化防止にもなります。


     このほか治療用に特別に調製された溶液もあり、


     カリウムの補給が必要になることもあります。


     4型のアシドーシスは軽いため、


     重炭酸ナトリウムが不要な場合もあります。


     血液中のカリウム濃度が高い場合にはカリウムの摂取を制限し、


     必要であれば利尿薬を使って抑えます。














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腎臓病≫ 『尿細管性アシドーシス 』

腎臓の主な機能は、


     血液をろ過してきれいにすることです。


     腎臓は血液中の水分、


     電解質、


     栄養素などのバランスも維持しています。


     腎臓のこうした働きは、


     糸球体の毛細血管を血液が流れ、


     これをろ過することから始まります。


     このしくみによって、


     大量の水分や電解質などの物質が尿細管に運ばれます。


     そして、


     尿細管の内壁の細胞が体に必要な水分、


     電解質(ナトリウム、カリウム、カルシウム)、


     栄養素(ブドウ糖、アミノ酸)を再吸収して血液に戻します。


     この細胞は、尿になるろ過液(原尿)が尿細管を通過する間に、


     血液中の老廃物や薬物を取り除いてろ過液の中に排出する働きもしています。


     尿細管の内壁の細胞の機能が妨げられる病気を、


     尿細管障害といいます。


     また、


     嚢胞性腎疾患(のうほうせいじんしっかん)と呼ばれる状態では、


     腎臓に液体のたまった袋(嚢胞)が形成されて尿細管を強く圧迫するために、


     尿細管細胞の機能が妨げられます。


     腎臓の尿細管障害と嚢胞性疾患の多くは遺伝性です。


     出生時に見つかる遺伝性疾患もあれば、


     何年もたってから初めて影響が明らかになるものもあります。


     尿細管性アシドーシスでは、


     尿細管がうまく機能しないため、


     血液から酸を取り除いて尿に排出できなくなります。














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白内障! 5

手術を受ける場合は、手術後の数日間、


家での生活を手助けしてくれる人を前もって探しておく必要があります。


手術後は前かがみになる、


重いものを持ち上げるなどの行動が制限されるほか、


視界がぼやける、


光をまぶしく感じるなどの症状が短期間とはいえ出ることがあるからです。


手術後数週間は、感染予防と炎症の軽減、


そして治癒を早めることを目的に点眼薬や軟膏(なんこう)を使用します。


また、手術の傷が完全に治るまでの2~3週間は、


眼を外傷から守るために眼鏡か金属製の眼帯を着用します。


手術の翌日に診察を受け、


以後は1週間後と1カ月後に診察を受けるのが典型的なスケジュールです。


両眼に白内障がある場合は、


片方の眼が完全に治ってからさらに数カ月待ってもう片方の手術を行うのが一般的です。


多くの人では、


白内障の手術を受けてから数週間以内に遠くがよく見えるようになったことが実感できますが、


読書をする際には眼鏡が必要です。



遠くを見るにも眼鏡による矯正が必要となる人もいます。


眼内レンズの度数は手術前に決定されます。


手術前はかなり厚いレンズの眼鏡をかけていた人が、


薄いレンズの眼鏡ですむようになることもあります。


白内障手術で合併症が出ることはめったにありません。


ときには感染症や眼内の大出血が起こって視力が失われることもあります。


眼圧が大きく上昇するケースもあり、これは放置しておくと、


緑内障を生じたり、移植した眼内レンズの位置がずれたりします。


網膜の腫れや剥離(はくり)が生じることもあります。


糖尿病網膜症など網膜の病気のある人では、


白内障の手術後に視力が低下する場合があります。


これらの合併症はいずれもまれですが、


手術後に適切に診察を受けることによって、


合併症が起こった場合も早期に発見、治療することができます。


水晶体を除去する際には、通常、後嚢と呼ばれる組織を眼の中に残しますが、


手術後にこの後嚢が濁ってしまうことがあります(後発白内障)。


後発白内障は白内障手術を受けた人のおよそ4人に1人の割合でみられ、


眼内レンズを移植してから数カ月から数年後に起こります。


後発白内障が生じた場合は、濁った後嚢にレーザー光線で小さな穴を開けて、


光が通る通路をつくる治療が一般的に行われています。















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