心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎
慢性心膜炎とは、
徐々に出現し、
長く続く炎症で、
心膜腔への体液の貯留や、
心膜の肥厚がみられます。
慢性心膜炎は主に滲出性と収縮性の2種類に分けられます。
慢性滲出性心膜炎では、
2層の心膜の間の心膜腔にゆっくりと体液がたまります。
慢性収縮性心膜炎はまれな病気で、
心膜全体に瘢痕化(線維性)組織が形成された結果、
起こります。
この線維性組織は何年もかけて収縮し、
心臓を締めつけます。
したがって、
心臓は他の多くの心臓病でみられるように肥大しません。
なぜなら、
締めつけられている心臓に血液を満たすために強い圧力が必要になればなるほど、
心臓に血液を戻す静脈の血圧が高くなり、
それによって静脈内にたまっていた体液が漏れ出し、
皮膚の下のような体のほかの部位にたまるからです。
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2018年12月11日火曜日
2018年12月10日月曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて 3
心タンポナーデの再発に備えて、
心臓にかかる圧力が取り除かれた後もしばらくは入院します。
患者は普通、24時間の監視下に置かれます。
入院期間の長さは、
心タンポナーデの原因によって異なります。
ドレーンを留置している場合、
排液が完全になくなってドレーンを抜くまでは退院できません。
心タンポナーデが再発した場合は、
再び同じ方法で排液することも、
異なる方法を試みることもあります。
他の方法としては、
瘢痕組織を形成させて、
心膜を取り除く薬液を注入する硬化療法や、
心膜を切除する心膜切除術などがあります。
心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて 3
心タンポナーデの再発に備えて、
心臓にかかる圧力が取り除かれた後もしばらくは入院します。
患者は普通、24時間の監視下に置かれます。
入院期間の長さは、
心タンポナーデの原因によって異なります。
ドレーンを留置している場合、
排液が完全になくなってドレーンを抜くまでは退院できません。
心タンポナーデが再発した場合は、
再び同じ方法で排液することも、
異なる方法を試みることもあります。
他の方法としては、
瘢痕組織を形成させて、
心膜を取り除く薬液を注入する硬化療法や、
心膜を切除する心膜切除術などがあります。
2018年12月6日木曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて Ⅱ
普通、心タンポナーデには緊急治療が必要です。
医師は、心臓にかかっている圧力を取り除くために、
針あるいはカテーテルを使って心膜に貯留している液を
取り除く心膜穿刺術をただちに実施します。
時間があれば、
心エコー検査で慎重に管理しながら排液します。
また、
先端にバルーンのついたカテーテルを皮膚から
刺入する経皮的バルーン心膜切開術や、
胸部の小さな切開創からチューブを
挿入する剣状突起下心膜切開術によって、
たまった体液を外科的に排液することもあります。
心内膜炎の原因がわからない場合、
心膜内から得られた排液試料を顕微鏡で検査します。
この検査は、
原因を突き止めるのに役立ちます。
>>>次へ続く
心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて Ⅱ
普通、心タンポナーデには緊急治療が必要です。
医師は、心臓にかかっている圧力を取り除くために、
針あるいはカテーテルを使って心膜に貯留している液を
取り除く心膜穿刺術をただちに実施します。
時間があれば、
心エコー検査で慎重に管理しながら排液します。
また、
先端にバルーンのついたカテーテルを皮膚から
刺入する経皮的バルーン心膜切開術や、
胸部の小さな切開創からチューブを
挿入する剣状突起下心膜切開術によって、
たまった体液を外科的に排液することもあります。
心内膜炎の原因がわからない場合、
心膜内から得られた排液試料を顕微鏡で検査します。
この検査は、
原因を突き止めるのに役立ちます。
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2018年12月4日火曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて
心タンポナーデは、
主に癌、外傷、手術の結果、
2層の心膜の間に体液や血液が貯留することによって起こります。
ウイルスや細菌への感染、
腎不全も主な心タンポナーデの原因です。
心膜腔に貯留した体液や血液は、
心臓を圧迫し、
血液を送り出す心機能が損なわれます。
その結果、息を吸いこむと、
血圧が急速に異常なレベルまで低下し、
脈拍が弱まります。
息を吐くと、血圧が上昇して、脈拍が強まります。
呼吸によって起こる血圧と脈拍のこのような異常な変化は、
奇脈と呼ばれています。
超音波を利用して心臓の像を描出する心エコー検査が、
診断を確定するために用いられます。
この検査では、
呼吸によって起こる心臓の圧迫や心臓内の
血流の変化といった特徴的な異常を検出できます。
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心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて
心タンポナーデは、
主に癌、外傷、手術の結果、
2層の心膜の間に体液や血液が貯留することによって起こります。
ウイルスや細菌への感染、
腎不全も主な心タンポナーデの原因です。
心膜腔に貯留した体液や血液は、
心臓を圧迫し、
血液を送り出す心機能が損なわれます。
その結果、息を吸いこむと、
血圧が急速に異常なレベルまで低下し、
脈拍が弱まります。
息を吐くと、血圧が上昇して、脈拍が強まります。
呼吸によって起こる血圧と脈拍のこのような異常な変化は、
奇脈と呼ばれています。
超音波を利用して心臓の像を描出する心エコー検査が、
診断を確定するために用いられます。
この検査では、
呼吸によって起こる心臓の圧迫や心臓内の
血流の変化といった特徴的な異常を検出できます。
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2018年11月30日金曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅲ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅲ
心臓発作から数時間あるいは数日以内に急性心膜炎が起こったときは、
アスピリンおよびモルヒネなどの強力な鎮痛薬をはじめとする心臓発作の治療を行うことで、
心膜炎の不快感を軽減できます。
心膜炎の経過の見通し(予後)は、
その原因によって異なります。
ウイルスや原因不明の心膜炎は、
回復に1〜3週間かかります。
合併症を伴う、
あるいは再発性の心膜炎は、
回復が遅くなります。
癌が心膜に浸潤している場合、
12〜18カ月以上生存できることはまれです。
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心臓発作から数時間あるいは数日以内に急性心膜炎が起こったときは、
アスピリンおよびモルヒネなどの強力な鎮痛薬をはじめとする心臓発作の治療を行うことで、
心膜炎の不快感を軽減できます。
心膜炎の経過の見通し(予後)は、
その原因によって異なります。
ウイルスや原因不明の心膜炎は、
回復に1〜3週間かかります。
合併症を伴う、
あるいは再発性の心膜炎は、
回復が遅くなります。
癌が心膜に浸潤している場合、
12〜18カ月以上生存できることはまれです。
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2018年11月29日木曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅱ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅱ
先端にバルーンのついたカテーテルを皮膚から挿入し、
バルーンをふくらませて心膜に穴を開けて心膜から心膜液を排出させます。
この手法は経皮的バルーン心膜切開術と呼ばれ、
普通は、
癌やその再発による滲出液がみられる場合に行います。
また、胸骨の下を小さく切開し、
心膜の一部を切除し、
そこからチューブを心膜腔に挿入して心膜液を排出させる方法もあります。
この手法は剣状突起下心膜切開術と呼ばれ、
細菌感染症による滲出液がみられる場合によく行われます。
どちらの方法も局所麻酔が必要ですが、
病室で行うことができ、
継続的に排液できて、有効です。
ウイルス、外傷、
原因不明の病気の再発などによる心膜炎であれば、
アスピリン、イブプロフェン、
ステロイド薬によって症状を軽減します。
一部の患者にはコルヒチンが有効です。
薬物療法が無効な場合は、
普通、心膜を外科的に切除します。
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先端にバルーンのついたカテーテルを皮膚から挿入し、
バルーンをふくらませて心膜に穴を開けて心膜から心膜液を排出させます。
この手法は経皮的バルーン心膜切開術と呼ばれ、
普通は、
癌やその再発による滲出液がみられる場合に行います。
また、胸骨の下を小さく切開し、
心膜の一部を切除し、
そこからチューブを心膜腔に挿入して心膜液を排出させる方法もあります。
この手法は剣状突起下心膜切開術と呼ばれ、
細菌感染症による滲出液がみられる場合によく行われます。
どちらの方法も局所麻酔が必要ですが、
病室で行うことができ、
継続的に排液できて、有効です。
ウイルス、外傷、
原因不明の病気の再発などによる心膜炎であれば、
アスピリン、イブプロフェン、
ステロイド薬によって症状を軽減します。
一部の患者にはコルヒチンが有効です。
薬物療法が無効な場合は、
普通、心膜を外科的に切除します。
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2018年11月28日水曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過
その原因にかかわらず、
心膜炎の患者は入院して、
アスピリン、
イブプロフェンといった非ステロイド性抗炎症薬などの投与によって炎症と痛みを軽減し、
心タンポナーデなどの合併症の経過をみます。
激痛がある場合は、
モルヒネなどのオピオイドや、
プレドニゾロンなどのコルチコステロイド薬が必要になります。
プレドニゾロンは、
直接痛みを軽減するのではなく、
炎症を軽減することで痛みを和らげます。
心膜炎を起こし得る薬を服用している場合は、
可能な段階で服用を中止すべきです。
その後の治療法は、
急性心膜炎の原因によって異なります。
腎不全の患者では、
透析の回数を増やすことで症状の改善がみられます。
癌の患者では、
化学療法や放射線療法に反応する場合もありますが、
しばしば心膜を外科的に切除します。
細菌感染症が原因の場合は、
抗生物質の投与と、
心膜にたまった膿を外科的に排出する処置(ドレナージ)を行います。
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その原因にかかわらず、
心膜炎の患者は入院して、
アスピリン、
イブプロフェンといった非ステロイド性抗炎症薬などの投与によって炎症と痛みを軽減し、
心タンポナーデなどの合併症の経過をみます。
激痛がある場合は、
モルヒネなどのオピオイドや、
プレドニゾロンなどのコルチコステロイド薬が必要になります。
プレドニゾロンは、
直接痛みを軽減するのではなく、
炎症を軽減することで痛みを和らげます。
心膜炎を起こし得る薬を服用している場合は、
可能な段階で服用を中止すべきです。
その後の治療法は、
急性心膜炎の原因によって異なります。
腎不全の患者では、
透析の回数を増やすことで症状の改善がみられます。
癌の患者では、
化学療法や放射線療法に反応する場合もありますが、
しばしば心膜を外科的に切除します。
細菌感染症が原因の場合は、
抗生物質の投与と、
心膜にたまった膿を外科的に排出する処置(ドレナージ)を行います。
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