不正咬合 症状 診断
不正咬合は、初期にはまったく症状が現れません。
しかし、歯並びの悪い歯には過度の負担がかかるために、
時とともにぐらつきや欠け、折れなどが生じることがあります。
重症の不正咬合では食べものをうまくかみ砕けなかったり、
痛みが起きたり、言葉がうまく発音できなかったりします。
また歯並びが悪いと歯磨きが十分に行えないために、
歯周病やむし歯ができやすくなります。
不正咬合は、歯科健診で診断されます。
不正咬合 予防 治療
抜歯などによって1本以上の歯を失ったときには、
残った歯の移動を防ぐためにブレースなどの歯列矯正装置が歯に装着されます。
歯並びが正常に矯正されブレースが歯から取り外された後も、
歯の位置が後戻りしないように、
2~3年間は夜間だけリテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。
不正咬合の矯正方法は、数多くあります。
歯を正常なかみ合わせに直すために、
ブレースなどの矯正装置を歯に装着して歯に弱い力を持続的に加えます。
ブレースとは、
歯面に歯科用接着剤で取りつけたブラケット(留め金)に
ワイヤとスプリングを通して歯に連結した歯列矯正器です。
あるいはリテーナーが使用されます。
これはワイヤとプラスチック製プレートを組み合わせた取り外し可能なブレースで、
口蓋にパチッとはめます。
軽度な不正咬合の矯正には、
口の外からはほとんど見えない矯正装置が使用されます。
矯正装置で十分な効果が得られない場合は、あごの手術が必要になります。
その他にも、矯正のために必要な歯を選んで削ったり、
クラウンなどの修復物を使って高さを調節する方法があります。
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2012年5月7日月曜日
歯の病気!『不正咬合』 Ⅱ
歯の病気!『不正咬合』
不正咬合
不正咬合(ふせいこうごう)とは、
歯並びが良くないために上下の歯が正常にかみ合わない状態を指します。
咬合とは、歯並びと上下の歯のかみ合わせの状態を指します。
理想的なかみ合わせは、
上あごの歯が下あごの歯にわずかに重なる状態です。
正常なかみ合わせでは、
ものをかんでも歯にかかる圧が多くの歯にうまく分散され、
また歯(咀嚼面)が唇、ほお、舌に触れることもありません。
ところが、歯の位置がずれて上下の歯が正常にかみ合わないと、
かむときに数本の歯だけに過度の圧がかかるため、
歯が折れたり欠けたり、ぐらついたりする原因になります。
不正咬合 原因
不正咬合の原因の多くは、
あごと歯、あるいは上下のあごの大きさのアンバランスです。
その結果、歯が互いに押し合う状態になり、
かみ合わせが異常になります。
もう1つの原因として、1本以上の歯が失われると、
失われた歯のあとのスペースに周りの歯が移動してくることがよくあり、
そのために歯並びが悪くなります。
その他の不正咬合の原因には、顎骨骨折、
4歳以降にも続く指しゃぶり、口やあごの腫瘍、クラウン、充てん物、
入れ歯の支台装置、歯列矯正用のブレースの装着不良などがあります。
また遺伝性の原因によっても起こります。
続きます>>
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歯の病気!『根尖周囲膿瘍』
根尖周囲膿瘍
根尖周囲膿瘍(こんせんしゅういのうよう)は、
歯から周辺組織に広がった感染によって膿がたまる病気です。
人の体内では、数多くの白血球が感染を引き起こす細菌と闘っています。
膿は、これらの白血球、壊死した組織の残骸、細菌などが蓄積したものです。
歯の感染によって生じた膿は、最初に歯肉へにじみ出るため、
歯肉の歯根の先端(根尖)周辺が腫れます。
感染した歯の位置によっては膿が軟組織へにじみ出て(蜂巣炎)、
あごが腫れたり、あるいは口底ににじみ出てほおが腫れたりします。
ときには皮膚ににじみ出すことさえあります。
膿瘍や蜂巣炎の治療は、感染の除去と膿の排出で、
そのために口腔外科手術や根管治療が行われます。
炎症を引き起こしている細菌に対しては、抗生物質が使用されます。
しかしそれ以上に重要な治療が、感染歯髄の除去と排膿です。
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2012年5月6日日曜日
歯の病気!『埋伏歯』
埋伏歯
埋伏歯とは、うまく歯肉組織から生え出してくることができずに
歯肉の下に埋まっている歯のことです。
埋伏は、歯同士が過密状態になって、
新しい歯が生え出すスペースの余裕がないために起こります。
また新しい永久歯が生え出てきていないのに乳歯が抜けると、
本来はその歯が生え出るはずのスペースに別の歯が入りこんで、
行き場を失った永久歯は生え出せずに埋伏歯となります。
ただし埋伏歯になる歯は、ほとんどが智歯(親知らず)です。
これは智歯が最後に生え出す永久歯なので、
智歯に生える順番が回ってきたときには、
すでに生え出すスペースがあごに残されていないことが原因です。
埋伏歯は細菌感染しやすいために抜歯が行われます。
抜歯手術は、ほとんどの場合、
局所麻酔あるいは鎮静薬を用いて覚醒状態で行われますが、
病院で全身麻酔で行われることもあります。
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2012年5月5日土曜日
歯の病気!『歯髄炎』
歯髄炎
歯髄炎とは、
神経と血管が通っている歯の中心部の歯髄に起こる炎症で、
痛みを伴います。
歯髄炎の最も多い原因はむし歯で、次に多い原因が外傷です。
炎症が軽い場合は、
治まれば歯に恒久的なダメージを与えることはありませんが、
重症の炎症では歯髄が壊死します。
症状と診断
歯髄炎は、歯に激痛を引き起こします。
初診時に、
歯髄の健康状態を推測するために歯に熱い刺激や冷たい刺激などを加えて、
反応をチェックするテストが行われます。
このとき、刺激を中断しても痛み続けたり、
あるいは自然に痛みだす場合は、
歯髄はすでに手遅れ状態になっているおそれがあります。
さらに電気歯髄診断器による、歯髄の生死判定が行われます。
これは歯髄の健康状態を判定する装置ではありません。
このテストの結果、歯に流された少量の電流によって痛みを感じれば、
歯髄はまだ生きていると判定されます。
しかし歯の上を軽くたたかれたときに痛み(打痛)がある場合、
多くは炎症が周辺組織にまで広がっています。
歯髄炎 治療
原因が治療されると、炎症は鎮まります。
早期に発見できれば、
歯髄炎が起きている歯に鎮静薬を含む物質(仮封材)を一時的に詰めて(暫間充てん)、
痛みを鎮めることができます。
この仮の詰めもの(暫間充てん材)は、
6~8週間歯に詰めたままにしておいてから取り出され、
代わりに最終的な充てん材が詰められますが、
即時に詰めることもよくあります。
歯髄の損傷が大きく回復不可能な場合は、
痛みを止める最後の手段として、
根管治療または抜歯によって歯髄が抜き取られます。
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2012年5月4日金曜日
歯の病気!『むし歯』 Ⅴ
進行したむし歯の根管治療
>歯に麻酔をかけます。
>ラバーダム(ゴムシートのカバー)を治療する歯の周囲に装着して、治療する歯を口内の細菌による
汚染から守ります。
>奥歯の場合は咀嚼面(ものをかむ面)に、前歯の場合は舌側面に、ドリルで穴を開けます。
>穴の開口部から細い器具を挿入して、歯髄腔から根管内へ入れ、歯髄を完全に除去します。
>開口部から根尖まで、根管をなめらかな壁を持つ円錐形に整えます。
>形成された根管に充てん材を詰めてふさぎます。
審美歯科によってつくられる美しいほほ笑み
審美歯科治療によって、口元の外見を劇的に改善することができます。
審美歯科治療は、矯正治療のように時間がかからず、またクラウンやブリッジによる補てつのように歯を削り取ることもありません。
ボンディング:歯を最小限に削って形を整え(形成)、歯の色をした修復材を歯(天然歯)に接着する方法をいいます。
ボンディング法は、折れたり欠けたりした歯の修復、歯と歯のすき間をふさぐ治療、歯のシェード(色調)、色、形を整えるために歯の一部を覆う治療などに、従来から用いられています。
まず弱酸性溶液で歯の表面(歯面)をきれいにして、歯面にわざと少し凹凸を作りますが、これは、コンポジットレジンと呼ばれる特殊な合成樹脂でできた歯の色をしたレジンを、歯面にしっかり接着させるために行われる処理です。
ボンディング法により、歯質を大きく削り取らずに歯を美しく変貌させることができます。
ポーセレンベニア:ボンディング法とよく似ていますが、この方法では、歯の変色や変形の修復材としてコンポジットレジンではなく、歯の色をしたポーセレン(陶材)が用いられます。
治療には2回の通院が必要です。
歯を削って形を整えた後に印象を採り、それを基にポーセレンベニアが歯科技工室で製作されます。
次に製作されたベニアを、薄いレジンセメントで歯に接着します。
漂白:歯を白くする治療は、歯の色を明るくするために行われます。
その人のもともとの歯の色によって、漂白効果に違いが生じます。家庭で使われる多くの歯科用漂白剤には、過酸化水素ゲルが含まれています。
このゲルを、各人の歯の形に合わせて製作されたマウスピース型のトレイに入れて歯に装着します。
装着する時間は、漂白剤の濃度に応じて2~4週間、1日に2~3時間程度、ときには就寝中も装着します。
診療室で行う場合はより短時間で行われます。
漂白で最もよくみられる副作用は歯の知覚過敏です。なお、むし歯、一部の薬や病気による副作用、歯の
失活(歯が死んでしまった状態になること)などによって、歯に黒ずみや変色が生じている場合は漂白効果は期待できません。
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歯の病気!『むし歯』 Ⅳ
むし歯 治療
むし歯が象牙質に到達する前に治療すれば、
フッ素を利用してエナメル質に自己修復(再石灰化)させることが可能です。
フッ素配合剤を歯面に塗る治療と並行して、フッ素洗口液によるうがいを行います。
むし歯が象牙質まで到達してしまった場合は、
ドリルで歯に穴を開けて内部の残骸を取り除き、
そのスペースに充てん材(修復物)を詰めることになります。
むし歯の早期治療は、
歯の強度を維持して歯髄へのダメージを食い止めることができます。
充てん材(詰めもの): 歯の内部や周囲に、
さまざまな原料から作られた充てん材を詰める治療が行われます。
最も一般的な充てん材は銀アマルガム合金
(水銀、銀、銅、スズ、亜鉛、パラジウム、インジウムなどの合金)で、
強度が必要な奥歯の充てんに使用されます。
また銀色なので、あまり目立ちません。
銀アマルガム合金は比較的安価で、平均でも14年、
口の衛生状態が良ければ40年以上もたせることができます。
銀アマルガム合金から漏れ出る水銀はごく微量のため、
健康への影響はありません。
金の詰めもの(インレーとアンレー)は高価で、
完全修復には少なくとも2回の通院が必要です。
コンポジットレジンとポーセレン(陶材)は、
銀色が目立つ前歯に主に使用されます。
また、奥歯への使用も増えてきています。
この充てん材は歯の色に近いという利点がありますが、
銀アマルガム合金と比べると高価で、
特にかむ力が強く加わる奥歯では耐久性の点で劣ります。
グラスアイオノマーは歯の色をした充てん材で、
充てんすると成分のフッ素が放出されるためむし歯ができやすい人には有益です。
また歯磨きのしすぎで損傷した部分の修復にも使用されます。
根管治療と抜歯: むし歯が進行して歯髄に恒久的なダメージを与えてしまうと、
痛みを消すためには、
根管(歯内)治療あるいは抜歯によって歯髄を抜き取るしか方法はありません。
抜歯する場合は、そのあとをどう修復すればよいかをできるだけ
早く判断しなければなりません。
抜歯したままにしておくと隣接する歯が移動したり、
かみ合わせが異常になったりするからです。
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