2013年3月20日水曜日

免疫病気!≫免疫不全疾患

免疫不全疾患


免疫不全疾患では、


免疫システムが正常に働かないことにより、


感染症が起こったり、


何度も再発したり、


症状が重くなったり長びいたりします。


免疫不全疾患にかかると、


細菌、


ウイルス、


真菌のような外敵による侵襲や、


癌(がん)細胞のような異常細胞の攻撃から体を守る免疫システムの能力が損なわれます。


その結果、


免疫機能が正常であればかからないような細菌、


ウイルス、


真菌による感染症や癌が発症します。


免疫不全疾患には、


出生時にすでに罹患しているもの(先天性、1次性)と、


後年何らかの病気の結果などによって発症するもの(後天性、2次性)とがあります。


先天性免疫不全疾患は、


通常は遺伝性のもので、


乳児期か小児期に罹患していることが明らかになります。


先天性免疫不全疾患は70種類以上ありますが、


いずれも比較的まれな病気です。


むしろ後天性免疫不全疾患の方がはるかに一般的です。


免疫不全疾患には、


寿命が短くなるような病気もありますが、


一生完治はしなくても生命には別状のないものもあります。


治療により症状がみられなくなることもあれば、


治療なしで消失することもあります。


免疫不全疾患は、


免疫システムのどの部分が損なわれるかによって分類されます。


白血球の1種であるBリンパ球の異常により抗体に問題が起こるもの、


異物や異常な細胞を認識し破壊するのを助ける白血球であるTリンパ球に問題が起こるもの、


あるいは、


Bリンパ球とTリンパ球の両方、


細菌を捕食して殺す食細胞、


補体タンパクに問題が起こるものなどがあります。


免疫システムの構成要素のうち、


このように損なわれてしまったものは、


欠落したり、


数が減ったり、


異常になったり、


機能しなくなったりしています。


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2013年3月18日月曜日

腎臓・尿路病気≫腎臓・尿路癌≫尿道癌

尿道癌


尿道(膀胱から出た尿が体外に排出されるまでに通過する管)の癌はまれで、


そのほとんどは50歳以降に発生します。


男性にも女性にも発生します。


一部の患者では特定の種類のヒトパピローマウイルスが尿道癌の原因とみられていますが、


それ以外の原因は不明です。


最初の症状は通常血尿です。


血液の量がごくわずかなために顕微鏡で観察しないと発見できない場合もあります。


一方で、


肉眼で分かるほどに尿が赤くなる場合もあります。


尿の流れが妨げられ、


排尿が難しくなったり尿の勢いが弱くなったりすることもあります。


女性の尿道の開口部に発生する、


もろく出血しやすい腫瘍は、


癌(悪性腫瘍)の可能性があります。


癌の診断を確定させるには生検の実施が必要です。


尿道癌の治療法としては、


放射線療法、


外科的切除またはこの両者を組み合わせた方法が用いられていますが、その結果はさまざまです。


尿道癌の予後(経過の見通し)は、


癌の占める位置と範囲によって異なってきます。





















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2013年3月16日土曜日

腎臓・尿路病気≫腎臓・尿路癌≫膀胱癌 ⑤

膀胱癌 治療


癌が膀胱の内側の表面だけにとどまっている場合は、


膀胱鏡検査の際に癌を完全に切除することが可能です。


しかしながら一般的に、


後になって膀胱内に新たな癌が発生してきます。


このような癌の再発については、


癌を完全に切除した後に抗癌剤かカルメット-ゲラン桿菌


(BCG:体の免疫機能を刺激して活性化させる物質)


を繰り返し膀胱に注入することで予防できる場合があります。


癌が膀胱壁の深部まで増殖すると、


膀胱鏡で完全に切除することはできなくなります。


このような場合には通常、


膀胱の全体または一部を切除する手術(膀胱摘除術)が行われます。


癌の根治を目標として、


放射線療法単独あるいは放射線療法と化学療法を併用する治療法も用いられることがあります。


膀胱全体の摘出が必要となった場合には、


尿を排出する経路を作る必要があります。


これまでは、


まず腸管から回腸導管と呼ばれる管を作り、


これを通して腹壁に設置した人工的な開口部(腹部ストーマ)


から尿を排出させる経路が広く用いられてきました。


尿は体外に装着された集尿袋にためられます。


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2013年3月15日金曜日

腎臓・尿路病気≫腎臓・尿路癌≫膀胱癌 ④

膀胱癌 経過


膀胱の内側の表面部分にとどまり(表在性腫瘍)、


かつ増殖が遅い癌の場合、


診断後の5年間に膀胱癌によって死亡するリスクは5%未満です。


一方、腫瘍が膀胱の筋肉まで広がっている場合には、


5年死亡率は顕著に高くなります。


膀胱の壁を越えて(リンパ節や腹部または骨盤内の他の臓器などに)広がった膀胱癌では、


予後(経過の見通し)が一段と悪くなります。


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2013年3月14日木曜日

腎臓・尿路病気≫腎臓・尿路癌≫膀胱癌 ③

膀胱癌 診断


血尿がみられる場合、


しばしば膀胱癌の可能性が最初に疑われます。


普段の診療として行われた尿サンプルの顕微鏡検査で赤血球が発見され、


血尿と判明する場合もあれば、


肉眼で分かるほどに尿が赤く変色する場合もあります。


治療を行っても膀胱炎の症状が消えない場合には、


膀胱癌が疑われることがあります。


尿のサンプルを顕微鏡で観察する特殊な検査(細胞診など)


で癌細胞が発見されることがあります。


また、


別の理由で行われたCT検査や超音波検査などの


画像検査において膀胱癌が偶然発見されることもあります。


膀胱癌の大半は膀胱鏡検査で診断されます。


この検査では、


内視鏡が尿道から膀胱内へと挿入されます。


患者は意識のある状態で検査を受けますが、


検査中の不快感を抑えるため、


尿道に軽い麻酔が施されます。


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2013年3月13日水曜日

腎臓・尿路病気≫腎臓・尿路癌≫膀胱癌 ②

膀胱癌 症状


膀胱癌ではほとんどの場合、


血尿がみられます。


遅れて現れてくる症状としては、


排尿時の痛みと灼熱感、


尿意切迫、


頻尿などが挙げられます。


膀胱癌の症状は膀胱の感染症の症状に似ていて、


両者が同時に発生することもあります。


赤血球が減少すると(貧血)、


疲労や蒼白(顔が青白くなる症状)がみられるようになります。


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2013年3月12日火曜日

腎臓・尿路病気≫腎臓・尿路癌≫膀胱癌

膀胱癌


膀胱癌ではほとんどの場合、


血尿がみられます。


診断の過程では、


膀胱鏡(内視鏡の一種)を尿道から膀胱内に挿入する検査が行われます。


膀胱癌の多くは切除手術で治療されますが、


癌の部分を膀胱鏡で切除する手術(癌が表面部分にとどまっている場合)か、


膀胱ごと摘出する手術(癌が深部に達している場合)が行われます。


男性の膀胱癌患者の数は女性患者の約3倍であり、


男性により多くみられます。


最も影響の大きい危険因子は喫煙であり、


新たに診断される症例のうち少なくとも半数では原因の一つとなっているようです。


工業用に使用される化学物質の中にも尿中で濃縮されて癌を引き起こすものがありますが、


近年では、


こうした化学物質にさらされることは少なくなってきています。


住血吸虫症と呼ばれる寄生虫感染症や膀胱結石によって慢性的な刺激が生じることでも、


膀胱癌が発生しやすくなりますが、


すべての膀胱癌の原因のうちでこのような刺激が占める割合はわずかです。


膀胱癌の大半は移行上皮癌と呼ばれる種類の癌であり、


これは通常腎盂癌や尿管癌で癌化するものと同じ種類の細胞(移行上皮細胞)から発生します。



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