心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎Ⅱ
突然に発症する心膜の炎症で、
痛みを伴うことが多く、
フィブリン、赤血球、
白血球などの血液成分や体液が心膜腔にたまる原因となります。
急性心膜炎は普通、
心膜に炎症を起こす感染症やその他の病気が原因です。
感染症の原因は、
ほとんどがウイルスですが、
細菌、寄生虫(原虫も含む)、
あるいは真菌であることもあります。
都市部の一部の病院では、
エイズが、
心膜腔への余分な体液貯留を伴う心膜炎の最もよくみられる原因となっています。
エイズ患者では、
結核などの多くの感染症が心膜炎の原因となります。
結核による心膜炎は、
急性心膜炎の5%未満にすぎませんが、
インドおよびアフリカの一部の地域では、
急性心膜炎の大多数が結核性心膜炎です。
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2018年11月20日火曜日
2018年11月19日月曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心膜疾患は、
心臓を覆っている柔軟な2層の袋状の膜、
心膜に起こります。
心膜は、心臓を正しい位置に保ち、
心臓が血液であふれないように防ぎ、
胸部感染症による損傷から心臓を守っています。
しかし、心膜は生きていく上で不可欠なものではなく、
たとえ心膜が除去されても、
心機能には、
ほとんど影響は現れません。
正常な場合、
2層の心膜の間には、
膜が互いに滑りやすいような量の潤滑液が含まれています。
2層の間隔は非常にわずかです。
しかし、いくつかの病気によって余分な体液がこの心膜腔
と呼ばれるすき間に貯留すると、
そのすき間は拡張します。
まれに、先天的に心膜がなかったり、
弱い部分や穴などの欠損がみられたりします。
こうした欠損は、
その穴から心臓や大血管が突出し(ヘルニア形成)、
そこにとどまるので危険です。
このような場合、数分以内に死に至るおそれがあります。
そのため、こうした欠損は、
たいてい手術を行って修復しますが、
修復が不可能な場合は心膜をすべて切除します。
心膜疾患の原因はほかに、感染症、外傷、
広範囲におよぶ癌(がん)などがあります。
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心膜疾患は、
心臓を覆っている柔軟な2層の袋状の膜、
心膜に起こります。
心膜は、心臓を正しい位置に保ち、
心臓が血液であふれないように防ぎ、
胸部感染症による損傷から心臓を守っています。
しかし、心膜は生きていく上で不可欠なものではなく、
たとえ心膜が除去されても、
心機能には、
ほとんど影響は現れません。
正常な場合、
2層の心膜の間には、
膜が互いに滑りやすいような量の潤滑液が含まれています。
2層の間隔は非常にわずかです。
しかし、いくつかの病気によって余分な体液がこの心膜腔
と呼ばれるすき間に貯留すると、
そのすき間は拡張します。
まれに、先天的に心膜がなかったり、
弱い部分や穴などの欠損がみられたりします。
こうした欠損は、
その穴から心臓や大血管が突出し(ヘルニア形成)、
そこにとどまるので危険です。
このような場合、数分以内に死に至るおそれがあります。
そのため、こうした欠損は、
たいてい手術を行って修復しますが、
修復が不可能な場合は心膜をすべて切除します。
心膜疾患の原因はほかに、感染症、外傷、
広範囲におよぶ癌(がん)などがあります。
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2018年11月16日金曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>非感染性心内膜炎について
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>非感染性心内膜炎について
心内膜炎のもう1つのタイプは、
非感染性心内膜炎です。
この心内膜炎は、
障害のある心臓弁に血液のかたまりが形成されると発症します。
そのような心臓弁障害は、
先天異常、リウマチ熱、
抗体が心臓弁を攻撃するような自己免疫疾患などにより起こります。
まれに、心臓にカテーテルを挿入した結果、
心臓弁が障害を受けることがあります。
非感染性心内膜炎のハイリスク群は、
全身性エリテマトーデス(自己免疫疾患)、
肺癌、胃癌、膵臓癌、結核、肺炎、敗血症
尿毒症(血液中への老廃物の蓄積)、やけどです。
非感染性心内膜炎では、
感染性心内膜炎と同様に、
心臓弁から血液が漏出(逆流)したり、
心臓弁が十分に開かなくなったりします。
血栓が心臓から流れ出して塞栓になると、
脳卒中や心臓発作を起こす危険性が高くなります。
非感染性と感染性の心内膜炎を鑑別するのは困難ですが、
治療法が異なるため重要です。
心エコーで心臓弁に疣贅が認められるものの、
血液試料中に細菌がまったく検出されない場合は、
非感染性心内膜炎と診断されます。
血栓の形成を予防するために抗凝固薬を使用しますが、
その有効性はまだ実証されていません。
心内膜炎のもう1つのタイプは、
非感染性心内膜炎です。
この心内膜炎は、
障害のある心臓弁に血液のかたまりが形成されると発症します。
そのような心臓弁障害は、
先天異常、リウマチ熱、
抗体が心臓弁を攻撃するような自己免疫疾患などにより起こります。
まれに、心臓にカテーテルを挿入した結果、
心臓弁が障害を受けることがあります。
非感染性心内膜炎のハイリスク群は、
全身性エリテマトーデス(自己免疫疾患)、
肺癌、胃癌、膵臓癌、結核、肺炎、敗血症
尿毒症(血液中への老廃物の蓄積)、やけどです。
非感染性心内膜炎では、
感染性心内膜炎と同様に、
心臓弁から血液が漏出(逆流)したり、
心臓弁が十分に開かなくなったりします。
血栓が心臓から流れ出して塞栓になると、
脳卒中や心臓発作を起こす危険性が高くなります。
非感染性と感染性の心内膜炎を鑑別するのは困難ですが、
治療法が異なるため重要です。
心エコーで心臓弁に疣贅が認められるものの、
血液試料中に細菌がまったく検出されない場合は、
非感染性心内膜炎と診断されます。
血栓の形成を予防するために抗凝固薬を使用しますが、
その有効性はまだ実証されていません。
2018年11月15日木曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>予防Ⅱ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>予防Ⅱ
治療 経過
治療は普通、
最低でも2週間、
たいてい6週間にわたって、
高用量の抗生物質の静脈内への投与が行われます。
このような治療は、
ほとんど常に入院中に開始されますが、
かかりつけ看護師の支援のもとで、
家庭において終わりにすることができます。
特に心臓弁が人工弁の場合、
抗生物質だけでは感染症はほぼ治りません。
心臓手術で障害された心臓弁を修復あるいは置換し、
いぼ状のかたまりを除去する必要があります。
人工弁の感染症により、
弁が伸びて広がった場合は、
弁を置換する緊急手術が必要になります。
なぜなら、
重度の弁の漏れから致死的な心不全を起こすおそれがあるからです。
治療しなければ、
感染性心内膜炎はほとんど致死的です。
治療した場合の死亡リスクは、
年齢、感染期間、人工弁の有無、
病原菌の種類などの要因に依存しますが、
積極的な抗生物質による治療によって、
ほとんどの人は回復します。
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治療 経過
治療は普通、
最低でも2週間、
たいてい6週間にわたって、
高用量の抗生物質の静脈内への投与が行われます。
このような治療は、
ほとんど常に入院中に開始されますが、
かかりつけ看護師の支援のもとで、
家庭において終わりにすることができます。
特に心臓弁が人工弁の場合、
抗生物質だけでは感染症はほぼ治りません。
心臓手術で障害された心臓弁を修復あるいは置換し、
いぼ状のかたまりを除去する必要があります。
人工弁の感染症により、
弁が伸びて広がった場合は、
弁を置換する緊急手術が必要になります。
なぜなら、
重度の弁の漏れから致死的な心不全を起こすおそれがあるからです。
治療しなければ、
感染性心内膜炎はほとんど致死的です。
治療した場合の死亡リスクは、
年齢、感染期間、人工弁の有無、
病原菌の種類などの要因に依存しますが、
積極的な抗生物質による治療によって、
ほとんどの人は回復します。
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2018年11月13日火曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>予防
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>予防
心臓弁に異常がある人、
人工弁を移植した人、
先天性心臓異常のある人は、
特定の外科的、歯科的、
内科的処置を受ける場合には、
その前に抗生物質を服用して感染性心内膜炎を予防する必要があります。
したがって、外科医、歯科医、その他の医療従事者は、
患者に心臓弁障害があるかどうかをあらかじめ知っておく必要があります。
その治療による心内膜炎の発症リスクがそれほど高くない場合や、
抗生物質による予防が必ずしも効果的ではない場合でも、
心内膜炎は非常に重い病気なので、
処置の前に抗生物質を投与することは合理的な方法とされています。
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心臓弁に異常がある人、
人工弁を移植した人、
先天性心臓異常のある人は、
特定の外科的、歯科的、
内科的処置を受ける場合には、
その前に抗生物質を服用して感染性心内膜炎を予防する必要があります。
したがって、外科医、歯科医、その他の医療従事者は、
患者に心臓弁障害があるかどうかをあらかじめ知っておく必要があります。
その治療による心内膜炎の発症リスクがそれほど高くない場合や、
抗生物質による予防が必ずしも効果的ではない場合でも、
心内膜炎は非常に重い病気なので、
処置の前に抗生物質を投与することは合理的な方法とされています。
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2018年11月12日月曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>診断Ⅲ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>診断Ⅲ
ときに、血液を培養しても細菌を検出できないことがあります。
その理由として、
特定の細菌の培養には特殊な技術が必要なこと、
抗生物質の服用により、
感染症は治癒しなくても血液中の細菌数が
検出不可能な程度にまで減少していることが挙げられます。
ほかの可能性としては、心内膜炎ではなく、
症状のよく似た心臓腫瘍などの病気であることも考えられます。
心臓超音波検査(心エコー)は、
心臓弁にあるいぼ状のかたまりと心臓への障害を描出します。
経食道心エコー検査は、
90%以上の確率で心内膜炎を検出します。
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ときに、血液を培養しても細菌を検出できないことがあります。
その理由として、
特定の細菌の培養には特殊な技術が必要なこと、
抗生物質の服用により、
感染症は治癒しなくても血液中の細菌数が
検出不可能な程度にまで減少していることが挙げられます。
ほかの可能性としては、心内膜炎ではなく、
症状のよく似た心臓腫瘍などの病気であることも考えられます。
心臓超音波検査(心エコー)は、
心臓弁にあるいぼ状のかたまりと心臓への障害を描出します。
経食道心エコー検査は、
90%以上の確率で心内膜炎を検出します。
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2018年11月9日金曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>診断Ⅱ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>診断Ⅱ
病原菌を同定し、
適切な抗生物質を選ぶために、
採取した血液を培養します。
心臓弁にある、
血液や細菌が凝集してできたいぼ状のかたまりから継続的に
細菌が血流に放出されるため、
異なる時間に3回以上の血液サンプルを採取し、
血流から細菌が継続して検出されるかどうかを確認する必要があります。
同定された細菌に対し、
さまざまな抗生物質の有効性を調べ、
最も適した抗生物質を選択します。
人工弁置換術後に心内膜炎を発症した場合、
細菌は抗生物質が効きにくい耐性である可能性があります。
人工弁置換術を行う前に、
感染症予防のために抗生物質が投与されます。
抗生物質で感染症が予防できないならば、
起こした感染症はおそらく耐性です。
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病原菌を同定し、
適切な抗生物質を選ぶために、
採取した血液を培養します。
心臓弁にある、
血液や細菌が凝集してできたいぼ状のかたまりから継続的に
細菌が血流に放出されるため、
異なる時間に3回以上の血液サンプルを採取し、
血流から細菌が継続して検出されるかどうかを確認する必要があります。
同定された細菌に対し、
さまざまな抗生物質の有効性を調べ、
最も適した抗生物質を選択します。
人工弁置換術後に心内膜炎を発症した場合、
細菌は抗生物質が効きにくい耐性である可能性があります。
人工弁置換術を行う前に、
感染症予防のために抗生物質が投与されます。
抗生物質で感染症が予防できないならば、
起こした感染症はおそらく耐性です。
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