心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて Ⅱ
普通、心タンポナーデには緊急治療が必要です。
医師は、心臓にかかっている圧力を取り除くために、
針あるいはカテーテルを使って心膜に貯留している液を
取り除く心膜穿刺術をただちに実施します。
時間があれば、
心エコー検査で慎重に管理しながら排液します。
また、
先端にバルーンのついたカテーテルを皮膚から
刺入する経皮的バルーン心膜切開術や、
胸部の小さな切開創からチューブを
挿入する剣状突起下心膜切開術によって、
たまった体液を外科的に排液することもあります。
心内膜炎の原因がわからない場合、
心膜内から得られた排液試料を顕微鏡で検査します。
この検査は、
原因を突き止めるのに役立ちます。
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2018年12月6日木曜日
2018年12月4日火曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎
心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて
心タンポナーデは、
主に癌、外傷、手術の結果、
2層の心膜の間に体液や血液が貯留することによって起こります。
ウイルスや細菌への感染、
腎不全も主な心タンポナーデの原因です。
心膜腔に貯留した体液や血液は、
心臓を圧迫し、
血液を送り出す心機能が損なわれます。
その結果、息を吸いこむと、
血圧が急速に異常なレベルまで低下し、
脈拍が弱まります。
息を吐くと、血圧が上昇して、脈拍が強まります。
呼吸によって起こる血圧と脈拍のこのような異常な変化は、
奇脈と呼ばれています。
超音波を利用して心臓の像を描出する心エコー検査が、
診断を確定するために用いられます。
この検査では、
呼吸によって起こる心臓の圧迫や心臓内の
血流の変化といった特徴的な異常を検出できます。
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心膜炎の最も重篤な合併症、心タンポナーデについて
心タンポナーデは、
主に癌、外傷、手術の結果、
2層の心膜の間に体液や血液が貯留することによって起こります。
ウイルスや細菌への感染、
腎不全も主な心タンポナーデの原因です。
心膜腔に貯留した体液や血液は、
心臓を圧迫し、
血液を送り出す心機能が損なわれます。
その結果、息を吸いこむと、
血圧が急速に異常なレベルまで低下し、
脈拍が弱まります。
息を吐くと、血圧が上昇して、脈拍が強まります。
呼吸によって起こる血圧と脈拍のこのような異常な変化は、
奇脈と呼ばれています。
超音波を利用して心臓の像を描出する心エコー検査が、
診断を確定するために用いられます。
この検査では、
呼吸によって起こる心臓の圧迫や心臓内の
血流の変化といった特徴的な異常を検出できます。
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2018年11月30日金曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅲ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅲ
心臓発作から数時間あるいは数日以内に急性心膜炎が起こったときは、
アスピリンおよびモルヒネなどの強力な鎮痛薬をはじめとする心臓発作の治療を行うことで、
心膜炎の不快感を軽減できます。
心膜炎の経過の見通し(予後)は、
その原因によって異なります。
ウイルスや原因不明の心膜炎は、
回復に1〜3週間かかります。
合併症を伴う、
あるいは再発性の心膜炎は、
回復が遅くなります。
癌が心膜に浸潤している場合、
12〜18カ月以上生存できることはまれです。
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心臓発作から数時間あるいは数日以内に急性心膜炎が起こったときは、
アスピリンおよびモルヒネなどの強力な鎮痛薬をはじめとする心臓発作の治療を行うことで、
心膜炎の不快感を軽減できます。
心膜炎の経過の見通し(予後)は、
その原因によって異なります。
ウイルスや原因不明の心膜炎は、
回復に1〜3週間かかります。
合併症を伴う、
あるいは再発性の心膜炎は、
回復が遅くなります。
癌が心膜に浸潤している場合、
12〜18カ月以上生存できることはまれです。
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2018年11月29日木曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅱ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過Ⅱ
先端にバルーンのついたカテーテルを皮膚から挿入し、
バルーンをふくらませて心膜に穴を開けて心膜から心膜液を排出させます。
この手法は経皮的バルーン心膜切開術と呼ばれ、
普通は、
癌やその再発による滲出液がみられる場合に行います。
また、胸骨の下を小さく切開し、
心膜の一部を切除し、
そこからチューブを心膜腔に挿入して心膜液を排出させる方法もあります。
この手法は剣状突起下心膜切開術と呼ばれ、
細菌感染症による滲出液がみられる場合によく行われます。
どちらの方法も局所麻酔が必要ですが、
病室で行うことができ、
継続的に排液できて、有効です。
ウイルス、外傷、
原因不明の病気の再発などによる心膜炎であれば、
アスピリン、イブプロフェン、
ステロイド薬によって症状を軽減します。
一部の患者にはコルヒチンが有効です。
薬物療法が無効な場合は、
普通、心膜を外科的に切除します。
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先端にバルーンのついたカテーテルを皮膚から挿入し、
バルーンをふくらませて心膜に穴を開けて心膜から心膜液を排出させます。
この手法は経皮的バルーン心膜切開術と呼ばれ、
普通は、
癌やその再発による滲出液がみられる場合に行います。
また、胸骨の下を小さく切開し、
心膜の一部を切除し、
そこからチューブを心膜腔に挿入して心膜液を排出させる方法もあります。
この手法は剣状突起下心膜切開術と呼ばれ、
細菌感染症による滲出液がみられる場合によく行われます。
どちらの方法も局所麻酔が必要ですが、
病室で行うことができ、
継続的に排液できて、有効です。
ウイルス、外傷、
原因不明の病気の再発などによる心膜炎であれば、
アスピリン、イブプロフェン、
ステロイド薬によって症状を軽減します。
一部の患者にはコルヒチンが有効です。
薬物療法が無効な場合は、
普通、心膜を外科的に切除します。
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2018年11月28日水曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 治療 経過
その原因にかかわらず、
心膜炎の患者は入院して、
アスピリン、
イブプロフェンといった非ステロイド性抗炎症薬などの投与によって炎症と痛みを軽減し、
心タンポナーデなどの合併症の経過をみます。
激痛がある場合は、
モルヒネなどのオピオイドや、
プレドニゾロンなどのコルチコステロイド薬が必要になります。
プレドニゾロンは、
直接痛みを軽減するのではなく、
炎症を軽減することで痛みを和らげます。
心膜炎を起こし得る薬を服用している場合は、
可能な段階で服用を中止すべきです。
その後の治療法は、
急性心膜炎の原因によって異なります。
腎不全の患者では、
透析の回数を増やすことで症状の改善がみられます。
癌の患者では、
化学療法や放射線療法に反応する場合もありますが、
しばしば心膜を外科的に切除します。
細菌感染症が原因の場合は、
抗生物質の投与と、
心膜にたまった膿を外科的に排出する処置(ドレナージ)を行います。
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その原因にかかわらず、
心膜炎の患者は入院して、
アスピリン、
イブプロフェンといった非ステロイド性抗炎症薬などの投与によって炎症と痛みを軽減し、
心タンポナーデなどの合併症の経過をみます。
激痛がある場合は、
モルヒネなどのオピオイドや、
プレドニゾロンなどのコルチコステロイド薬が必要になります。
プレドニゾロンは、
直接痛みを軽減するのではなく、
炎症を軽減することで痛みを和らげます。
心膜炎を起こし得る薬を服用している場合は、
可能な段階で服用を中止すべきです。
その後の治療法は、
急性心膜炎の原因によって異なります。
腎不全の患者では、
透析の回数を増やすことで症状の改善がみられます。
癌の患者では、
化学療法や放射線療法に反応する場合もありますが、
しばしば心膜を外科的に切除します。
細菌感染症が原因の場合は、
抗生物質の投与と、
心膜にたまった膿を外科的に排出する処置(ドレナージ)を行います。
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2018年11月27日火曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 診断
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 診断
急性心膜炎の診断は、
患者本人による痛みの説明と胸部の聴診に基づいて行われます。
心膜炎では、
革靴がきしんでいるような音や枯葉がこすれ合っているような音が聞こえます。
心臓発作の数時間後から数日後にこのような音が聞こえる場合は、
心膜炎と診断されます。
胸部X線検査と、
超音波を利用して心臓の像を描出する心臓超音波検査(心エコー)は、
心膜腔にどの程度の体液がたまっているか検出できるので、
診断に有用です。
心エコー検査では、
たとえば癌など、
体液がたまる原因も推定できます。
心電図検査(ECG)も実施されます。
心電図検査の結果からも原因を推定できるかもしれませんが、
この結果から心臓発作による心膜炎を判別するのは困難です。
血液検査では、
心膜炎を引き起こす病気の一部、
たとえば、
白血病、
エイズ、
その他の感染症、
リウマチ熱などを検出でき、
血液中の尿素濃度の上昇によって腎不全が起こっていることもわかります。
>>>次へ続く
急性心膜炎の診断は、
患者本人による痛みの説明と胸部の聴診に基づいて行われます。
心膜炎では、
革靴がきしんでいるような音や枯葉がこすれ合っているような音が聞こえます。
心臓発作の数時間後から数日後にこのような音が聞こえる場合は、
心膜炎と診断されます。
胸部X線検査と、
超音波を利用して心臓の像を描出する心臓超音波検査(心エコー)は、
心膜腔にどの程度の体液がたまっているか検出できるので、
診断に有用です。
心エコー検査では、
たとえば癌など、
体液がたまる原因も推定できます。
心電図検査(ECG)も実施されます。
心電図検査の結果からも原因を推定できるかもしれませんが、
この結果から心臓発作による心膜炎を判別するのは困難です。
血液検査では、
心膜炎を引き起こす病気の一部、
たとえば、
白血病、
エイズ、
その他の感染症、
リウマチ熱などを検出でき、
血液中の尿素濃度の上昇によって腎不全が起こっていることもわかります。
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2018年11月26日月曜日
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 症状Ⅱ
心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎 症状Ⅱ
心臓発作後の1〜2日目に急性心膜炎を発症しても、
心臓発作の症状に主に気を取られているため、
急性心膜炎の症状にはめったに気づきません。
心臓発作の10日から2カ月後に発症する心膜炎は普通、
ドレスラー症候群に合併して起こり、
発熱、心膜液、胸膜炎、胸水、
関節痛などの症状がみられます。
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心臓発作後の1〜2日目に急性心膜炎を発症しても、
心臓発作の症状に主に気を取られているため、
急性心膜炎の症状にはめったに気づきません。
心臓発作の10日から2カ月後に発症する心膜炎は普通、
ドレスラー症候群に合併して起こり、
発熱、心膜液、胸膜炎、胸水、
関節痛などの症状がみられます。
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