2018年12月25日火曜日

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>症状

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>症状


心臓腫瘍では、

症状がみられない場合もあれば、

軽度の症状がみられる場合もあり、

突然発症する他の心臓病と共通するような致死的な心機能不全がみられる場合もあります。

たとえば、腫瘍は、心不全、不整脈、

心臓を覆う心膜内への出血による血圧低下などを引き起こします。

粘液腫や線維腫のように、

心臓弁の上部やその近くに発生する腫瘍がある場合は、

その約半数で心雑音が聞かれますが、

これは血液が弁を正常に通過できなくなるためです。

非癌性腫瘍でも、

癌性腫瘍と同じく心機能を低下させるものは致死的です。

心臓腫瘍、

特に粘液腫は退縮して砕かれ、

小片となり血流に乗って移動し、

塞栓となる可能性があります。

塞栓が細動脈に詰まると血流を遮断します。

さらに、

粘液腫などの腫瘍の表面で形成された血液のかたまりがはがれて塞栓となり、

動脈を閉塞させる可能性もあります。

塞栓による症状は、

閉塞した動脈がどの組織あるいはどの臓器に血液を供給しているかによって異なります。

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2018年12月21日金曜日

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>Ⅱ

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>Ⅱ


粘液腫は、

心臓壁の内層にある胚細胞から発生し、

左心房内で増殖します。

群発性でみられる横紋筋腫は、

心筋細胞から直接的に発生し、

心臓壁に付着して増殖します。

横紋筋腫は、

乳児や小児によくみられますが、

結節硬化症と呼ばれるまれな病気の一部として発生することがあります。

単発性でみられる線維腫は、

心臓の線維性組織細胞から発生し、

心臓弁上で増殖します。

体のほかの部分、

主に肺、乳房、血液、皮膚から増殖が始まり、

心臓へと広がった(転移した)腫瘍は続発性腫瘍と呼ばれ、常に癌性です。

続発性心臓腫瘍は、

原発性心臓腫瘍の30〜40倍多くみられますが、

それでもあまり頻繁にみられる病気ではありません。

最も発生率の高い癌である肺癌や乳癌の患者で約10%、

徐々に発生率が高くなっている悪性黒色腫の患者では約75%に心臓への転移がみられます。

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2018年12月20日木曜日

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>


腫瘍(しゅよう)とは、癌性(悪性)であれ、

非癌性(良性)であれ、

異常な増殖物のことをいいます。

心臓から増殖が始まった腫瘍は、

原発性心臓腫瘍と呼ばれます。

この腫瘍は、

癌性のものも非癌性のものも、

心臓組織のあらゆる部位から発生する可能性があります。

原発性心臓腫瘍は、

2000人に1人発症するかどうかという程度のまれな病気です。

成人において最も多くみられる非癌性の原発性心臓腫瘍は粘液腫で、

全体の約50%を占めます。

乳児や小児において、

最も多くみられる非癌性の原発性心臓腫瘍は横紋筋腫で、

全体の約40%を占めます。

次いで、乳児や小児に多くみられる非癌性の原発性心臓腫瘍は線維腫で、

これら以外の腫瘍は、

きわめてまれです。

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2018年12月19日水曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 治療

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 治療


慢性滲出性心膜炎の原因がわかれば、

治療は可能です。

心機能が正常なら、

経過観察します。

症状がある、

あるいは感染症が疑われるときは、

外科的なドレナージを行います。

慢性収縮性心膜炎の場合は、

ベッドで安静にする、

食事からの塩分摂取を制限する、

水分の排泄量を増やす利尿薬を服用することによって症状は軽減します。

しかし、治癒に至る唯一の治療法は、

手術による心膜の切除です。

手術で、約85%の人が治癒しますが、

手術による死亡リスクは5〜15%です。

ほとんどの人は日常生活にかなりの支障が出ないかぎり、

手術を受けたがりません。

また、病気の初期や末期の段階に手術を行うことはありません。

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2018年12月18日火曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断Ⅲ

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断Ⅲ


診断は、

以下の2つの方法のうち1つによって確定します。

1つは、

心房および心室の内部と大血管の血圧を測る心臓カテーテル検査です。

この検査は、

心膜炎と類似した病気を鑑別するのに役立ちます。

もう1つは、

心膜の厚さを測るMRI検査あるいはCT検査です。

正常な心膜は約3ミリメートル以下ですが、

慢性収縮性心膜炎では約6ミリメートルか、

それ以上となります。

たとえば、

結核などの慢性心膜炎の原因を確定するには、

生検を行います。

検査のための手術により、

心膜から小さな組織を採取して、

顕微鏡で調べます。

あるいは、胸部の切開創から心膜鏡を挿入して、

組織標本を採取します。

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2018年12月17日月曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断Ⅱ

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断Ⅱ

特に、高血圧、冠動脈疾患、
心臓弁障害などといった心機能を低下させる他の理由がないときには、
症状が慢性心膜炎の発症を疑う重要な手がかりとなります。
心エコー検査は、
診断を確定するために実施されます。
心エコー検査では、
心膜腔内の体液の量と、
心臓の周りに形成された線維性組織の状態を描出できます。
これにより、
心タンポナーデが起こっているかどうかも確認できます。
胸部X線検査では、
心膜へのカルシウム沈着を検出します。
慢性収縮性心膜炎では、
このようなカルシウム沈着が半数近くの人にみられます。
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2018年12月14日金曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断

心膜炎では息切れ、
せき、
疲労感などの症状がみられます。
せきは、
肺静脈の圧力が高いために、
肺胞内に体液が漏れ出すことで起こります。
疲労感は、
異常な心膜が心臓のポンプ機能を妨げ、
心臓が全身に必要な量の血液を送り出せないために起こります。
その他によくみられる症状としては、
腹部に体液がたまる腹水、
脚のむくみ(浮腫)があります。
ときに、胸水がみられます。
慢性心膜炎では、
痛みが生じることはありません。
体液が徐々に心膜腔にたまっていく慢性滲出性心膜炎では、
症状はほとんどありません。
これは、
心膜が徐々に伸びていくため、
心タンポナーデが起こらないからです。
しかし、
もし体液が急速にたまれば、
心臓が圧迫されて、
心タンポナーデが起こります。
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