2019年2月6日水曜日

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子 Ⅱ

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子 Ⅱ


喫煙は、

「善玉」コレステロールと呼ばれる高密度リポタンパク(HDL)値を低下させ、

「悪玉」コレステロールと呼ばれる低密度リポタンパク(LDL)値を上昇させます。

喫煙は、

動脈内壁が損傷する危険性を高める一酸化炭素の血中濃度を上昇させます。

喫煙は、

アテローム動脈硬化によってすでに狭くなっている動脈を収縮させ、

組織に供給される血液の量をさらに減少させます。

加えて、

喫煙は血小板の粘着性を高めることで血液を固まりやすくさせるため、

末梢動脈疾患、

冠動脈疾患、

脳卒中、

バイパス術で移植したグラフトの閉塞などの危険性が高まります。

禁煙した人のリスクは、

禁煙までの喫煙期間の長さにかかわらず、

喫煙を続けている人の半分になります。

また、禁煙は、冠動脈バイパス術や心臓発作後の死亡リスク、

末梢動脈疾患の悪化および死亡リスクを減少させます。

禁煙の有益性はすぐに現れ、

時間がたつにつれて増大します。

他人が吸っているタバコの煙を吸いこむ受動喫煙もリスクを上昇させます。

タバコの煙は避ける必要があります。

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2019年2月5日火曜日

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子


アテローム動脈硬化の危険因子には、

喫煙、血液中のコレステロール高値、

高血圧、糖尿病、肥満、運動不足、

血液中のホモシステイン(アミノ酸)高値などがあります。

これらの危険因子は、普通、改善できます。

改善しようのない危険因子には、

早期のアテローム動脈硬化の家族歴

(近親者で若いときにこの病気を起こした人がいる)、

加齢、性別が男性などがあります。

冠動脈疾患を有する女性は、

それを有する男性より死亡率が高いにもかかわらず、

アテローム動脈硬化の発症リスクは、

女性よりも男性の方が高くなっています。

喫煙: 最も重要で改善可能な危険因子が喫煙です。

喫煙者が冠動脈疾患を発症するリスクは、

毎日吸うタバコの本数と直接的に関係します。

すでにハイリスクの心疾患を発症している人にとって、

喫煙はきわめて危険です。

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2019年2月1日金曜日

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅳ

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅳ


アテローム動脈硬化により、

動脈は弾力性を失うため、

それが高血圧の原因となる可能性があります。

アテロームが大きくなるにつれて、

動脈内腔は狭くなります。

やがて、カルシウムがアテローム内に蓄積すると、

アテロームはもろくなって破れます。

破れたアテロームに血液が流れこみ、

アテロームを増大させるので、

動脈内腔はますます狭くなります。

また、破れたアテロームから脂肪性の内容物も血流中に流れ出します。

この脂肪性のかたまり(脂肪塞栓)が血流に乗って移動し、

全身のどこかの動脈を詰まらせることになります。

アテロームの破裂は血液のかたまり(血栓)の形成を誘発することも多く、

心臓発作や脳卒中の主な原因となります。

血液のかたまりは動脈内腔をさらに狭めたり閉塞させたり、

あるいは血液のかたまりがはがれて塞栓となり、

血流に乗って下流の動脈を詰まらせます。

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2019年1月31日木曜日

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅲ

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅲ


アテローム動脈硬化では、

リンパ球、単球、

マクロファージといった特定の白血球が、

その発症・進展の過程を通して出現していることから、

炎症反応が関与しているとも考えられています。

これらの白血球は炎症が起きているときにのみ集まってくる細胞です。

アテローム動脈硬化は、

単球が活性化され、

血流中から動脈壁内に入りこむことから始まります。

単球は、

そこでコレステロールやその他の脂肪性物質をためこむ泡沫細胞へ変化します。

やがて、

これらの脂肪性物質を豊富に含んだ泡沫細胞が蓄積します。

こうして、動脈壁の肥厚を引き起こす、

動脈内壁のまだらな沈着物(アテローム)が形成されます。

感染症も、

アテローム動脈硬化の一因です。

感染症には、

肺炎を引き起こす肺炎クラミジア、

胃潰瘍を起こすヘリコバクター‐ピロリ(H.ピロリ)などの微生物や、

まだ見つかっていないウイルスによるものが考えられます。

感染症が動脈内壁を傷つけることで、

アテローム動脈硬化が始まります。

アテロームは中動脈や大動脈に広範囲に形成されますが、

普通は動脈が分岐している部位に形成されます。おそらく、

これらの部位では、絶え間なく血液の乱流が起こり、

動脈内壁を傷つけることから、

アテロームが形成されやすいのだと考えられます。

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2019年1月30日水曜日

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅱ

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅱ


アテローム動脈硬化は、脳、心臓、腎臓、

その他の命にかかわる臓器や脚の中動脈や大動脈に損傷を与えます。

アテローム動脈硬化は、

動脈壁が肥厚して弾力性がなくなる病態の総称である動脈硬化の中で、

最も重大で、

最も多くみられる種類です。

アテローム動脈硬化がなぜ発生するかについては、

2つの主な説があります。

1つは、

血液中に高い濃度で存在するコレステロールが、

動脈の内壁を損傷して、

炎症反応を引き起こし、

そこへコレステロールや他の脂肪性物質の蓄積が促進され、

アテロームが形成されるという説です。

もう1つは、

免疫系に関与するさまざまなしくみや直接的な毒性によって、

動脈壁の損傷が繰り返される変化によってアテロームが生じるという説です。

これら2つの説は相互関係があって、

互いに矛盾するものではありません。

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2019年1月29日火曜日

心臓・血管>>アテローム動脈硬化

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 

アテローム動脈硬化とは、
脂肪性物質のまだらな沈着物が、
中動脈や大動脈の内壁で大きくなるため、
血流が減少したり、
遮断されたりする病気です。
ほとんどの欧米諸国で、
アテローム動脈硬化は主要な病因および死因です。
米国だけでも1996年のアテローム動脈硬化による死亡者数は100万人近くと、
癌(がん)による死亡の2倍、
事故による死亡の10倍を占めています。
医学の著しい進歩にもかかわらず、
冠動脈疾患による心臓発作と、
脳卒中は、
ほかのすべての原因を合わせたよりも多数の死亡の原因となっています。
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2019年1月24日木曜日

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>癌性腫瘍 診断 治療

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>癌性腫瘍 診断 治療


癌性心臓腫瘍の診断は、

非癌性心臓腫瘍の診断と同様の方法で行います。

続発性腫瘍については、

その原発部位がまだわかっていなければ、

それを突き止めるための検査を行います。

原発性、続発性にかかわらず、

癌性心臓腫瘍はほとんど完治が望めないことから、

治療は症状を緩和するために計画されます。

腫瘍の種類に基づいて、

放射線療法あるいは化学療法が実施されます。