2011年1月6日木曜日

感染症の病気 『細菌感染症  放線菌症』

放線菌症は、歯肉、歯、扁桃腺にいる嫌気性菌のイスラエル放線菌によって主に起こる慢性の感染症です。


放線菌症には4つのタイプがあり、いずれの感染症でも膿瘍ができます。


成人男性に最も多く、避妊リング(IUD)を使用している女性にもときどきみられます。


腹部型の放線菌症は、この細菌に汚染された唾液(だえき)を飲みこむことによって起こります。


腸と腹膜が侵され、痛み、熱、嘔吐、下痢または便秘、急激な体重の減少などの症状が現れます。


腹部に膿瘍ができた場合は、膿が腹を通して皮膚へ向かう道ができ、体外に排出されます。


顔・頸部型の放線菌症では、初めに口の中、首の表面、あごの先などに小さな平たくて硬い隆起がいくつもでき、ときに痛みを伴います。


隆起した部分はやがて軟らかくなって膿を出します。


この膿には小さくて丸い黄色がかった顆粒状のものが詰まっており、硫黄に似ていることから硫黄顆粒と呼ばれることもありますが、硫黄は含んでいません。


感染が広がり、ほお、舌、のど、唾液腺、頭蓋骨(ずがいこつ)、顔面骨、脳、髄膜(脳や脊髄[せきずい]を包む膜)にまで及ぶことがあります。


胸部型の放線菌症では、胸痛、発熱、たんのからんだせきなどがみられます。


しかし、これらの症状は、肺の感染症がかなり進んでからでないと現れないこともあります。


胸部に膿瘍ができると、膿が胸壁を通して皮膚とつながる通り道がいくつもでき、体外に排出されます。


全身型の放線菌症は、細菌が血流に入って皮膚、椎骨(ついこつ)、脳、肝臓、腎臓、尿管、子宮、卵巣などへ運ばれて起こります。


診断、経過の見通し、治療


医師は症状やX線画像を調べ、膿、たん、組織のサンプルからイスラエル放線菌を検出することによって診断を下します。


腸感染症ではサンプルが採取できないことがあり、この場合には、診断のための外科手術が必要となります。


放線菌症の中で、治療が最も簡単で経過の見通し(予後)が良いのは顔・頸部型です。


胸部型、腹部型、全身型の治療は難しく、経過の見通しも顔・頸部型ほど良くありません。


脳と脊髄の放線菌症患者の50%以上に神経損傷が残り、25%以上が死亡します。


放線菌症の治療では、まず膿瘍を吸い出し、ペニシリンやテトラサイクリンなどの抗生物質の大量投与を行います。


再発を防ぐため、抗生物質の投与を6〜12カ月続けます。













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感染症の病気 『基礎知識 細菌感染症』

細菌は顕微鏡でないと見えない単細胞の微生物で、世界中の至る所に数千種類が生息しています。


土や水の中にすむものもあれば、人間や動物の皮膚、気道、口の中、消化管、尿路や生殖器などに定着しているものもあります。


このうち病気を起こす細菌はほんの数種にすぎません。


細菌はいくつかの方法で分類されます。


1つは形による分類法で、球形の細菌(球菌)、細長い細菌(桿菌[かんきん])、らせん状の細菌(スピロヘータ)などに分類します。


2つ目はグラム染色といって、色素による染まり方で分類する方法です。


青く染まる菌をグラム陽性菌、ピンク色に染まる菌をグラム陰性菌と呼びます。


グラム陽性菌とグラム陰性菌では、起こす感染の種類だけでなく、有効な抗生物質の種類も異なります。


グラム陰性菌には特有の外膜があり、菌体内への薬剤の浸透を阻んでいます。


このため、グラム陽性菌に比べて抗生物質が効きにくいという特徴があります。


グラム陰性菌の外膜にはリポ多糖体分子が多く存在しており、これが血流に入ると、高熱や命にかかわる血圧低下が生じることがあります。


このことから、細菌性リポ多糖体は菌体内毒素(エンドトキシン)と呼ばれます。


グラム陰性菌は同種の異なる菌株と、あるいは種の異なる菌株との間でも容易に遺伝物質(DNA)を交換し、菌のもつ性質を変えることができます。


そのため、あるグラム陰性菌が遺伝子の変化(突然変異)を起こして抗生物質に耐性をもつようになり、そのDNAを別の菌株と交換させると、その株も耐性をもつようになります。


一方、グラム陽性菌は抗生物質に対する耐性を容易には獲得しませんが、炭疽菌やボツリヌス菌などのように、重い病気を引き起こす強い毒素を出すものがあります。


細菌を分類する3番目の方法は、酸素との関係で分ける方法です。


大半の細菌は酸素があるところで生き、成長します。このような細菌を好気性菌といいます。


逆に、低濃度の酸素でないと生きられなかったり、酸素が毒性に働く細菌もあり、これらは嫌気性菌と呼ばれます。


嫌気性菌は体内の酸素レベルの低い部位、たとえば腸、壊死(えし)組織、汚れた深い創傷などで繁殖します。


皮膚や粘膜(口、腸、腟[ちつ]などの内壁)には何百種もの嫌気性菌が害を及ぼすことなく常在し、便1立方インチ(15.7立方センチメートル)の中には数千億個もの菌がいることもあります。


嫌気性菌感染症の多くは、こうして体内に定着している細菌によって起こります。


嫌気性菌には、けがや手術で損傷を受けた皮膚や筋肉組織、特に血流の良くない組織に侵入しやすいという性質があります。


癌(がん)がある場合や免疫力が低下している場合には、突発的に感染症を起こすこともあります。


口の中に感染症を起こすことも多く、また慢性(急性ではない)の副鼻腔炎や中耳炎の原因となります。


嫌気性菌感染症は膿(うみ)のかたまり(膿瘍[のうよう])をつくることが多く、重い感染症はしばしば周囲の組織にガスを放出します。


病気を起こす嫌気性菌には、人や動物の腸内、ほこり、土壌、腐った植物などに生息するクロストリジウム、口、上気道、大腸に常在している細菌集団(細菌叢[さいきんそう])のペプトコッカスやペプトストレプトコッカスがあります。


大腸の正常細菌叢のバクテロイデスや、口の中の正常細菌叢の放線菌、プレボテラ、フソバクテリウムも嫌気性菌の仲間です。









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