2012年5月25日金曜日

心の医療!『身体表現性障害』 ⅲ

心身症とは


心身症という用語は、体の病気が基礎にあるためではなく、


心理的な要因がもとで身体症状が生じたり悪化する場合に使われます。


この場合の身体症状は架空のものでも詐病


(ミュンヒハウゼン症候群の場合のような)でもなく、


患者はその症状を実際に経験しています。


つまり心身症の発症と経過においては、


心理的な要因と身体症状が常に密接に結びついているのです。


心身症は身体表現性障害とは異なり、


診断上の明確な分類はなく、


さまざまな形で現れます。


社会的なストレスや精神的なストレスが原因で、糖尿病、


冠動脈疾患、喘息など各種の身体疾患が悪化する場合もあります。


たとえ身体疾患がなくても、


ストレスが身体症状を引き起こすことがあります。


たとえば精神的な反応だけが原因で、


じんま疹が出ることがあります。


恐怖に直面すると心拍数や血圧が高くなるのと同様に、


感情的ストレスに対する体の自動的な反応として身体症状が現れる場合もあります。


やっかいな感情問題から気持ちをそらせようとする無意識の働きにより、


精神症状が身体症状に転換される場合もあります。


「胸が張り裂けるような思い」をした人が胸に痛みを感じるなど、


心の問題を何らかの形で反映した身体症状が現れる場合もあります。


また、他者と自分を同一視し、


その人に痛みがあれば自分の身体にも症状が現れる場合があります。


たとえば、家族や友人が心臓発作を起こしたことで、


自分も胸に痛みを感じるといった現象です。


過去に経験した病気や障害の症状を再体験する形で、


精神症状が身体症状に転換される場合があります。


たとえば、骨折したことがある人の場合、


何らかの精神症状が骨の痛みに転換され、


骨折のときと同じような痛みを再体験することがあります。


精神症状がもとで生じた身体症状は、


軽度で一過性となる傾向がみられます。


精神症状が身体症状に転換されるプロセスは、


重大な精神障害がない人にもみられます。


つまり、このようなプロセスはだれにでも起こりえます。


結果として生じる症状の診断は難しく、


体の病気が原因ではないことを確認するため、


往々にしてさまざまな検査を受けることになります。


心理的な要因が、病気の経過に間接的な影響を及ぼすこともあります。


たとえば、高血圧の人が自分はそんな病気ではないと言い張ったり、


病気の重さを否定することがあります。


この場合、病気を否定することは不安の軽減に役立つ防御メカニズム


(防衛機制)の役割を果たしています。


しかし一方で、


病気を否定する気持ちがあると治療の指示を守らなくなり、


弊害を生じることがあります。


たとえば高血圧の患者が処方された薬を服用せず、


状態を悪化させてしまうといったケースです。


また心身症とは逆に、


身体疾患が原因で精神状態が変化する場合があります。


たとえば命にかかわる病気、病気の再発、慢性の病気などが原因で、


うつ病になるケースがよくあります。


さらに、うつ病によって身体疾患の症状がさらに悪化するという悪循環に陥ることもあります。



























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