2015年10月2日金曜日
消化器≫≫炎症性腸疾患の病気≫≫潰瘍性大腸炎 診断
消化器≫≫炎症性腸疾患の病気≫≫潰瘍性大腸炎 診断
症状と便の検査により診断を確定します。
血液検査では貧血や、
白血球数の増加、
アルブミン(血液中のタンパク質)濃度の減少、
赤血球沈降速度(ESR)の上昇がみられ、
これらは炎症が活発になっていることを示します。
S状結腸鏡検査(柔軟な観察用チューブを用いたS状結腸の検査)を行うと、
炎症の重症度を直接観察し、
診断を確定できます。
症状がない時期でも、
腸全体が正常にみえることはほとんどなく、
病理組織診でも慢性炎症が認められます。
腹部X線検査では、
炎症の程度と広がりがわかります。
バリウム注腸後のX線検査や大腸内視鏡検査は、
この病気の活動期に行うと穿孔を起こすリスクがあるので、
通常は治療を開始する前には行いません。
しかし大腸全体への炎症の広がりを診断するために時期をみて、
大腸内視鏡検査を行います。
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短鎖脂肪酸の働き
大腸からの水やナトリウムの吸収を維持。
大腸の持続性収縮の維持。
粘膜細胞の増殖維持。
消化管運動の改善(蠕動運動を活発にする)。
大腸の粘液分泌を起こさせる。
カルシウム、マグネシウムの吸収を助ける。
膵液の分泌を助ける。
直腸の壁が刺激されることで排便反射が生まれる。
抗炎症作用。
免疫向上。
ブドウ糖の代替エネルギー源。
血液脳関門を通過し、脳のエネルギー源となる。
肥満を防止
インスリンの分泌量を増やす。
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