2011年1月14日金曜日

感染症の病気 『菌血症 敗血症 』

菌血症とは血液中に細菌が存在する状態をいい、敗血症とは細菌による血液の感染症をいいます。


歯科治療や歯磨きの際に一時的な菌血症が起こることがあります。


これは、歯ぐきに常在する細菌が血流に入ってしまうからです。


細菌は腸からも血流に入ることがありますが、血液が肝臓を通過するときにすみやかに取り除かれます。


こういった状態に関しては、通常は心配する必要はありません。


敗血症は菌血症より発生率は低く、肺、腹部、尿路、皮膚など体のどこかにすでに


感染があるときに最もよく起こります。


普通、細菌は感染した部位にとどまりますが、ときに血流に広がることがあります。


感染部位や、腸のように普段から細菌がいる部位への手術を行った場合に、


敗血症が起こることもあります。


経静脈カテーテル、尿路カテーテル、ドレナージ管、人工関節、


人工心臓弁などの人工物を使用している場合も敗血症が起こりやすく、


長く留置するほどリスクが高くなります。


消毒していない注射針を使う麻薬常習者や、


化学療法を受けているなどの理由で免疫システムがうまく機能していない人もかかりやすくなります。


まれに、非細菌性の感染でも敗血症が起こります。


循環血中の細菌は、すみやかに治療しないと体内のさまざまな部位に定着し、


脳を包む膜の感染症(髄膜炎)、心臓を包む膜の感染症(心外膜炎)、


心臓の内側の膜の感染症(心内膜炎)、骨の感染症(骨髄炎)、


関節の感染症(感染性関節炎)などを起こします。


ブドウ球菌など、感染した器官に膿(うみ)のかたまり(膿瘍[のうよう])をつくる菌もあります。


症状と診断


人体は少数の細菌であればすぐに排除することができるので、


一時的な菌血症では症状が起こることはめったにありません。


ふるえ、悪寒、発熱、脱力感、錯乱、吐き気、嘔吐、下痢などの症状があるときは、


敗血症を疑います。


あらかじめ局所の感染症がある場合、その部位やタイプによっては他の症状が現れることもあります。


以前から何らかの感染症にかかっている人が、突然高熱を出した場合には、


医師は通常敗血症を疑います。


血液中の細菌を直接検出することは一般に難しいので、


診断にはいくつかの血液サンプルを採取して1〜3日間の培養検査に出します。


患者が抗生物質を服用している場合など、菌をうまく培養できないこともあります。


尿、脳脊髄液、傷口の組織、たんなど、他の体液や分泌物の培養も行い、菌の有無を調べます。


体に留置しているカテーテルを抜去し、その先端を切り取って培養に回すこともあります。


治療と経過の見通し


通常、手術や歯科治療で起こる菌血症は、治療の必要はありません。


尿路カテーテルによる菌血症も、すぐにカテーテルを抜けば治療の必要はありません。


ただし、心臓弁膜症があったり免疫力が低下しているなど、重症感染症を起こすリスクが高い人には、


菌血症や敗血症を予防する目的で、手術や歯の治療をする前に抗生物質を投与します。


敗血症は大変重い病気で、死亡するリスクも高いので、


診断を確定する検査結果を待たずに抗生物質ですぐに治療を始める必要があります。


抗生物質による治療の開始が遅れると、助かる可能性が大幅に低下します。


治療ではまず、どの細菌による感染の可能性が高いかに基づいて抗生物質を選択します。


これは、感染がどの部位から始まったかによります。


感染巣が不明なときは、効果を確実にするために2〜3種類の抗生物質を組み合わせて使い、


検査結果が出た時点で、感染を引き起こしている特定の菌に最もよく効く抗生物質に切り替えます。


感染巣を取り除くために手術が必要になることもあります。


活性型ドロトレコジン・アルファは、重い敗血症による死亡を防ぐ効果が期待されている薬です。


これは人間の体内で炎症や血液凝固を防いでいるプロテインCというタンパク質の、遺伝子組み換え製剤です。












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感染症の病気 『細菌感染症 腸チフス』

腸チフスはグラム陰性桿菌のサルモネラ属腸チフス菌によって起こり、長く続く熱、腹痛、発疹が特徴です。

腸チフス菌は感染者の便と尿に排出されるので、用便後の手洗いが不十分な場合に、菌が食べものや飲みものに広がります。


下水処理施設に不備があると、水の供給源が汚染されます。


ハエがたかると、便から直接食べものに菌が広がります。まれに、病院に勤務する人が感染患者の寝具や包帯などを不注意に扱って腸チフスにかかることもあります。


感染しても治療を受けなかった人の約3%が、1年たっても便に菌を出し続けます。


こうした保菌者の中には、症状が出たことがない人もいます。


約2000人いると推定される保菌者は、ほとんどが胆嚢(たんのう)に慢性の病気をもつ高齢の女性です。


過去に、1人の女性料理人から大勢の人に腸チフスが伝染した有名な事件も知られています。


チフス菌はまず消化管に入り、そこから血流へ入ります。


次に小腸と大腸の炎症を起こします。


重症感染症は命にかかわることがあり、小腸に潰瘍ができる場合があります。


それらの潰瘍は出血したり、ときどき腸の壁に穴を開けたりします。


腸チフス 症状 診断


症状は通常、感染してから8〜14日後に徐々に出てきます。


まず、食欲不振、発熱、頭痛、関節痛、のどの痛み、便秘や下痢、腹痛、腹部を押すと痛むなどの症状が現れます。


耳障りな空せきや鼻血もみられます。

病気が進むと、高熱が続き、せん妄が現れます。


熱が下がらず、脈が遅くなり、極度の消耗感に襲われま
す。


下痢が続き、中には便秘になる場合もあります。


感染者の約10%で、2週目に小さなピンク色の斑点(バラ疹)の集まりが胸や腹部に現れ、2〜5日続きます。


2週間たったころから、3〜5%の例で小腸に出血が起こり、穿孔(せんこう)を起こすこともあります。


肺炎が2〜3週目から起こることがありますが、主に肺炎球菌感染症によるもので、チフス菌自体が起こす場合もあります。


胆嚢と肝臓の感染症も起こることがあります。血液の感染である菌血症になると、骨の感染症(骨髄炎)、心臓弁の感染症(心内膜炎)、腎臓の感染症(糸球体腎炎)、尿路や生殖器の感染症、脳と脊髄を包む膜の感染症(髄膜炎)が起こることがあります。


筋肉の感染症では膿のかたまり(膿瘍)ができることがあります。


病気の経過や症状から腸チフスと考えられても、血液、便、尿、その他の体液や組織の培養検査で菌を同定することによって診断を確定しなければなりません。


腸チフス 予防 治療


腸チフスがよく発生する地域を旅行する場合は、生野菜、火が通っていない食べもの、冷蔵保存していない食品は避けるべきです。


十分に火が通った料理、びんに入った炭酸飲料、皮をむいて食べるものは概して安全です。


水の安全が確かでない限り、飲み水や歯を磨く水は、煮沸するか塩素消毒する必要があります。


腸チフスのワクチンは、口から飲むものと注射するものの両方がありますが、予防効果は限られています。


菌と接触があった場合や、この菌の研究者、流行地域へ旅行する人など、菌と接触するリスクが高い人のみに接種されています。


腸チフスは、抗生物質ですみやかに治療すれば、回復に数カ月かかることはあっても、99%以上の人が回復します。

世界中でクロラムフェニコールが使用されていますが、耐性菌が増えてきていることから、トリメトプリム‐スルファメトキサゾール(ST合剤)やシプロフロキサシンなど別の抗生物質を使う必要も出てきています。


せん妄、昏睡、ショックなどがある場合は、脳の炎症を抑えるためにステロイド薬を投与します。


典型的には、死亡するのは、栄養失調の人、乳幼児、高齢者です。


昏迷、昏睡、ショックは重症の徴候で、経過の見通し(予後)も良くありません。


一般に、腸チフスは3〜4週間で回復します。治療を受けないと10〜30%が死亡します。


治療を受けなかった場合、約10%の人が2週間後に最初の症状と同じ症状を繰り返します。


理由は不明ですが、抗生物質で治療を受けている場合、再発率が15〜20%に上がります。


再発時に抗生物質を使うと、初回に比べて熱は早く引きますが、また再発することがあります。


再発の場合は、そのたびごとに初回と同じように治療しますが、抗生物質の使用は5日間のみとします。


症状はなくても便から菌が検出される保菌者の場合は、地域の保健所に届け出ることが義務づけられており、食品関係の仕事につくことは禁止されます。


保菌者の場合も、抗生物質で4〜6週間治療すれば、多くの人において菌は根絶されます。









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感染症の病気 『細菌感染症 野兎病』

野兎病はグラム陰性菌の野兎病菌による感染症で、ウサギなどの野生動物から伝染します。


野兎病菌に感染した動物を食べたりさわったりすると感染が起こります。


猟師、食肉処理業者、農業従事者、毛皮製造業者、検査技師に多くみられます。


冬場の感染症はほとんどが野生のウサギとの接触によるもので、特にその皮をはぐときに起こります。


夏場は、菌をもったダニやアブに刺されて起こります。


まれに、火が十分に通っていない肉を食べたり、汚染された水を飲んだり、食肉解体中や芝刈り機で動物をひいてしまって、空気中に舞い上がった菌を吸いこんだりすることでも起こります。


この菌は傷のない皮膚からも侵入することができます。


人から人への感染例は報告されていません。


野兎病 症状


菌と接触してから1〜10日後、通常は2〜4日後に突然症状が現れます。


まず、頭痛、悪寒、吐き気、嘔吐、約40℃に達する熱、激しい疲労感が起こり、続いて、極度の脱力感、悪寒の繰り返し、大量の発汗が起こります。


リンパ節型とチフス型の野兎病を除き、24〜48時間以内に指、腕、眼、口蓋などの感染部に炎症性の水疱が現れます。


水疱にはすぐに膿がたまり、破れて潰瘍になります。


腕や脚には単独でできますが、眼や口の中にはいくつもできます。


潰瘍周囲のリンパ節は腫れて膿をもち、膿はやがて排出されます。


発疹は病気の経過中いつでも現れることがあります。


肺炎が起こることもありますが、空せきや胸の中心部に焼けるような痛みが起こるだけで、あまり重い症状は現れません。

ただし、中にはせん妄を起こすケースもあります。


野兎病 診断と治療


ダニやアブに刺されたり、ウサギなどの野生動物と少しでも接触したりした後で、急な発熱、リンパ節の腫れ、特徴的な潰瘍がみられた場合に野兎病と診断します。


検査技師が感染した場合は、リンパ節や肺のみに限った感染のことが多いので、診断するのは難しく、菌は特別の培地で培養することになります。


野兎病の治療には、ストレプトマイシンを7〜14日間注射します。


潰瘍には湿性包帯をあて、頻繁に取り換えます。


包帯をすることによって、感染の広がりを防ぐことができます。


まれに大きな膿のかたまり(膿瘍)ができて、切開して膿を吸い出さなくてはならなくなります。


症状が出た眼には温湿布をあて、サングラスをかけるといくらか楽になります。


激しい頭痛がある場合は、コデインのようなオピオイド系鎮痛薬を使います。


放置すると約3人に1人は死亡しますが、治療すればほぼ全員が助かります。


死亡するのは感染が手に負えないほど広がった場合や、肺炎、髄膜炎(脳と脊髄を包む膜の感染症)、腹膜炎(腹腔の壁の感染症)などを起こした場合です。


再発はまれですが、治療が不適切だと起こります。


野兎病にかかると免疫ができます。











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