2013年2月21日木曜日

腎臓・尿路病気≫尿路感染症≫膀胱炎 ③

膀胱炎 診断


膀胱炎は、その典型的な症状に基づいて診断されます。


排尿時に最初に出てくる尿(初尿)は取らずに、


途中の尿(中間尿)だけを採取して、


腟や陰茎先端からの細菌が混入しないようにします。


この尿に試験紙を浸し、


すぐに結果がわかる2種類の簡単な検査を行い、


普通は尿に混じっていない物質の有無を調べます。


1つは細菌が出す亜硝酸塩を検出する検査、


もう1つは白血球エステラーゼ(一部の白血球でみられる酵素)


を検出する検査です。


白血球エステラーゼがあれば、


体が尿から細菌を取り除こうとしているのがわかります。


採取した尿を顕微鏡で検査し、


赤血球や白血球などが混じっていないかどうかを調べます。


細菌の数を数え、


尿を培養して細菌の種類を同定します。


感染があれば、


1種類の細菌が多数見つかります。


男性の場合は、


中間尿の検査でほぼ診断がつきます。


女性の場合は中間尿を採取しても、


腟や外陰部から細菌が混入することがあります。


尿中にみられる細菌数が少ない場合や、


同時に数種類の異なる細菌が混じっている場合は、


採尿の際に細菌が混入した可能性があります。


細菌の混入を避けるには、


カテーテルを挿入して膀胱から直接尿を採取する必要があります。


5歳未満の小児、


男性、


年に3回以上感染が再発する女性(特に閉塞、上部尿路感染、


またはプロテウス菌感染を伴う場合)では、


尿路感染の原因を突き止めることが非常に重要です。


これらのグループでは、


抗生物質などによる感染の治療以外に、


特別な治療を必要とする原因(たとえば大きな腎臓結石)


が見つかる可能性が大きいためです。


原因を特定するには、


造影剤を静脈から注入した上でX線検査を行います。


造影剤は腎臓で尿に排出されるため、


この方法で腎臓、


尿管、


膀胱の画像が得られます。


造影剤を膀胱に注入し、


その排出される様子を撮影する排泄性膀胱尿道造影は、


膀胱から尿管への尿の逆流を調べるのに良い方法で、


特に小児に適していて、


この検査で尿道の狭窄もわかります。


造影剤を尿道に直接注入する逆行性尿道造影法は、


男女ともに、


尿道狭窄、


尿道憩室、


尿道瘻(他の腹部器官へ通じる異常な通路)を検出するのに役立ちます。


治療で膀胱炎が改善しない場合は、


膀胱鏡を使って膀胱を直接調べる検査が診断に役立ちます。



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