2011年1月9日日曜日

感染症の病気 『細菌感染症 肺炎球菌感染症』

肺炎球菌感染症は、グラム陽性球菌の1種である肺炎球菌(肺炎レンサ球菌)によって主に肺に起こる病気です。

この菌は特に冬から初春にかけて人の気道上部にすみつきます。


菌の存在にもかかわらず、病気を起こす頻度はさほど高くありません。


肺炎球菌が起こす重い病気の中で最も多いのが、肺組織の感染症である肺炎です。


肺炎球菌は肺以外に、耳(中耳炎)、副鼻腔(副鼻腔炎)、脳と脊髄を覆っている組織(髄膜炎)、さらにまれですが心臓弁、関節、腹腔などに感染症を引き起こすこともあります。


このような部位への感染は、菌が他の感染部位から血流に入って広がってきたために起こることもあります。

肺炎球菌感染症を起こしやすいのは、ホジキン病、リンパ腫、多発性骨髄腫、栄養失調症、鎌状赤血球症のような慢性の病気があって免疫力が低下している場合です。


高齢者も肺炎球菌による感染症を起こしやすいといえます。


この菌による感染を防ぐ抗体は脾臓でつくられるので、脾臓の摘出をした場合や脾臓の機能が低下している場合も、リスクが高くなります。


また、肺炎球菌性肺炎は、慢性気管支炎に続いて起こったり、インフルエンザウイルスのようなウイルスが気道の壁を侵すことによって起こることもあります。


肺炎球菌感染症 症状と診断

症状は突然始まり、胸に鋭い痛みが起こり、ふるえるほどの悪寒がします。


発症前から、ウイルスによる上気道感染の症状(のどの痛み、鼻づまり、鼻水、空せき)がみられることもあります。


熱が上がり、せきが出て、赤茶色のたんも出ます。全身にけん怠感があり、息切れもよく起こります。


診断では、たんのサンプルを顕微鏡でみてその場で肺炎球菌を確認できることもありますが、たいていはたん、膿、血液のサンプルを培養して調べます。


肺炎の有無をみるために胸部X線検査をします。


肺炎球菌による髄膜炎の場合は、熱、頭痛、全身のけん怠感などが現れます。


首がこわばり、動かすと痛みますが、早いうちはこの症状が出ない場合もあります。


髄膜炎が疑われる場合は、ただちに脊椎穿刺(せきついせんし)を行って、脳脊髄液の中に白血球や細菌など感染症の徴候を示すものがないか調べます。

肺炎球菌による中耳炎は小児によくみられ、耳が痛み、鼓膜が赤く腫れます。


通常は菌の培養などの検査は行いません。


小児用の肺炎球菌ワクチン接種のおかげで、症状が重くなることが大変少なくなっています。


肺炎球菌感染症 予防と治療


予防には2種類のワクチンがあります。


1つは結合型ワクチンで、生後2カ月から接種することができます。


もう1つは多糖体ワクチンで、年長児や成人向けです。


このワクチンは肺炎球菌の主なタイプに対して予防効果があり、肺炎や菌血症にかかるリスクは格段に下がります。


55歳以上の人、乳児、小児はワクチン接種を受けた方がよく、心臓や肺の慢性疾患、糖尿病、鎌状赤血球症、ホジキン病、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染、代謝障害がある場合も接種を受けるべきです。


脾臓の摘出を受けた人や脾臓の機能が低下している場合も、予防接種が必要でしょう。


肺炎球菌による感染症の治療には、ほとんどの場合ペニシリンを使います。耳や鼻の感染症には内服、重い感染症には静脈内投与します。


ただし、ペニシリンに耐性をもつ菌が増えてきたため、ニューキノロン系の抗菌薬を使うことも多くなっています。













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感染症の病気 『細菌感染症  レプトスピラ症』

レプトスピラ症は、スピロヘータの1種であるレプトスピラ属の細菌によって起こる病気で、重症になることもあります。


レプトスピラ症は多くの野生動物や家畜に発症する病気で、保菌しているが発症せず、尿から菌をまき散らすようになる動物もいれば、この病気で死んでしまう動物もいます。


人は、感染した動物、感染した動物が排泄した尿、感染尿で汚染された土や水に触れることで感染します。


レプトスピラ症は、農業従事者、汚水処理業者、食肉処理業者の職業病とされていますが、実際に感染するのは、汚染された水の中を泳いだり、歩いて渡ったりするなど、野外で遊んでいるときが多いようです。

レプトスピラ症は軽い場合、インフルエンザに似たはっきりしない症状を起こすので、おそらく報告されないまま見過ごされている例が多いものと思われます。


症状と診断


レプトスピラ症の約90%は軽症ですみますが、一方の10%では多臓器が侵され、致死的な経過をたどる可能性があります。


感染してから2〜20日後に、突然の発熱、頭痛、激しい筋肉痛、悪寒など第1期の症状が現れます。


3〜4日目に眼が真っ赤に充血してきます。

吐き気や嘔吐もよくみられます。


喀血(かっけつ)など肺の症状が10〜15%の感染者にみられます。
悪寒と約39℃まで上がる高熱が4〜9日続きます。


その後、熱が引いて数日たったころから第2期の症状が現れます。これは、菌に対する体の免疫反応で炎症が起こることによるさまざまな症状です。


熱がぶり返し、首のこわばり(項部硬直)や頭痛を伴った髄膜炎(脳や脊髄を包む膜の炎症)が起こり、意識の混濁や昏睡に陥ることもあります。


重症例では、肝臓、腎臓、肺の炎症が起こり、黄疸(おうだん)、腎不全、血が混じったせきが生じます。


心臓に炎症が及ぶと、動悸(どうき)や危機的な血圧低下によるショックが起こります。


妊婦がレプトスピラ症にかかると、流産してしまうことがあります。


ワイル症候群はレプトスピラ症の中でも重症のタイプで、熱が続き、意識が混濁し、血液凝固能が低下し、そのため組織内出血が起こります。


血液検査は貧血を示します。


3〜6日目までに、肝臓や腎臓の障害の徴候が現れます。腎臓の障害により、尿に血液が混じったり、排尿時に痛みが生じたりします。


肝障害に関しては重症になることは少なく、たいていの場合は完治します。


レプトスピラ症の診断は、血液、尿、または脳脊髄液のサンプルを培養し、菌を検出すれば確定できますが、この菌に対する抗体の有無を調べる血液検査もあり、後者の方が広く行われています。


経過の見通しと治療


感染しても黄疸が出なければ、たいていの場合は治癒します。黄疸は肝障害があることを意味し、60歳以上の場合、死亡率は10%以上になります。


レプトスピラ症の予防には抗生物質のドキシサイクリンが有効で、感染者と同じ感染源にさらされた人に投与します。


感染した場合には、ペニシリンやアンピシリンなどの抗生物質を用いて治療します。


重症例には抗生物質の静脈内投与を行います。


レプトスピラ症患者は隔離の必要はありませんが、患者の尿を扱うときや処分するときには注意が必要です。











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感染症の病気 『細菌感染症 ヘモフィルス感染症 』

ヘモフィルス属は、体のほとんどどこにでも感染を起こすグラム陰性桿菌です。


ヘモフィルス属の細菌の多くは、小児や成人の気道上部で増殖します。


そのほとんどがめったに病気を起こすことはありませんが、インフルエンザ菌だけは、小児や慢性の肺疾患がある成人に感染を引き起こす主原因となっています。


小児の場合、この菌は血流、関節、肺、耳、眼、副鼻腔、咽頭蓋(声帯のすぐ上の部分)、髄膜(脳や脊髄を包む膜)の感染症を起こします。


症状は感染部位によって異なります。


そのほか、気道感染症や心臓の感染症(心内膜炎)を起こしたり、脳に膿瘍を生じるヘモフィルス属の細菌もいます。


軟性下疳(なんせいげかん)菌は性感染症である軟性下疳を起こします。


ヘモフィルス感染症の診断は、血液や膿など体液のサンプルを培養し、菌を検出して確定します。


小児は必ずインフルエンザ菌b型の予防接種を受けます(訳注:日本ではまだ導入されていません)。


これはたいへん有効なワクチンで、特に髄膜炎の予防には効果があります。



インフルエンザ菌髄膜炎の治療には、セフトリアキソンかセフォタキシムの静脈内投与が必要です。


ステロイド薬も脳障害を防ぐ効果があるといわれています。


インフルエンザ菌による他の感染症の治療には、


アモキシシリン‐クラブラン酸やトリメトプリム‐スルファメトキサゾール(ST合剤)


など種々の抗生物質を使います。


重症のインフルエンザ菌感染症患者の家に予防接種を受けていない4歳以下の小児がいる場合は、


予防として家族全員にリファンピシンなどの抗生物質を投与します。















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