2014年9月24日水曜日
眼の病気>>結膜・強膜の病気>>上強膜炎
眼の病気>>結膜・強膜の病気>>上強膜炎
上強膜炎とは、
強膜と結膜の間にある組織の炎症です。
上強膜炎は青年期にみられ、
男性よりも女性に多く発症します。
炎症は通常、眼球の限られた部分にのみ起こり、
その部分が少し盛り上がったようになって赤くなります。
ときにはやや黄色みがかった色になる場合もあります。
症状としては眼の圧痛(押すと痛みを感じる)、
かゆみや痛み、
涙量の増加、
明るい光に対して敏感になるなどがあります。
上強膜炎が他の病気の徴候であることはほとんどなく、
自然に消えてまた再発する傾向があります。
診断は症状と眼の観察所見に基づいて行われます。
治療は特に必要ありません。
血管を収縮させる作用のあるテトラヒドロゾリンなどの
点眼薬で眼の赤みを改善できます。
より早く症状を抑えるため
ステロイド点眼薬か非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
の内服薬が処方されることもあります。
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