2018年12月14日金曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎 症状 診断

心膜炎では息切れ、
せき、
疲労感などの症状がみられます。
せきは、
肺静脈の圧力が高いために、
肺胞内に体液が漏れ出すことで起こります。
疲労感は、
異常な心膜が心臓のポンプ機能を妨げ、
心臓が全身に必要な量の血液を送り出せないために起こります。
その他によくみられる症状としては、
腹部に体液がたまる腹水、
脚のむくみ(浮腫)があります。
ときに、胸水がみられます。
慢性心膜炎では、
痛みが生じることはありません。
体液が徐々に心膜腔にたまっていく慢性滲出性心膜炎では、
症状はほとんどありません。
これは、
心膜が徐々に伸びていくため、
心タンポナーデが起こらないからです。
しかし、
もし体液が急速にたまれば、
心臓が圧迫されて、
心タンポナーデが起こります。
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