2018年11月9日金曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>診断Ⅱ

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>診断Ⅱ

病原菌を同定し、
適切な抗生物質を選ぶために、
採取した血液を培養します。
心臓弁にある、
血液や細菌が凝集してできたいぼ状のかたまりから継続的に
細菌が血流に放出されるため、
異なる時間に3回以上の血液サンプルを採取し、
血流から細菌が継続して検出されるかどうかを確認する必要があります。
同定された細菌に対し、
さまざまな抗生物質の有効性を調べ、
最も適した抗生物質を選択します。
人工弁置換術後に心内膜炎を発症した場合、
細菌は抗生物質が効きにくい耐性である可能性があります。
人工弁置換術を行う前に、
感染症予防のために抗生物質が投与されます。
抗生物質で感染症が予防できないならば、
起こした感染症はおそらく耐性です。
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