2018年12月11日火曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>慢性心膜炎


慢性心膜炎とは、

徐々に出現し、

長く続く炎症で、

心膜腔への体液の貯留や、

心膜の肥厚がみられます。

慢性心膜炎は主に滲出性と収縮性の2種類に分けられます。

慢性滲出性心膜炎では、

2層の心膜の間の心膜腔にゆっくりと体液がたまります。

慢性収縮性心膜炎はまれな病気で、

心膜全体に瘢痕化(線維性)組織が形成された結果、

起こります。

この線維性組織は何年もかけて収縮し、

心臓を締めつけます。

したがって、

心臓は他の多くの心臓病でみられるように肥大しません。

なぜなら、

締めつけられている心臓に血液を満たすために強い圧力が必要になればなるほど、

心臓に血液を戻す静脈の血圧が高くなり、

それによって静脈内にたまっていた体液が漏れ出し、

皮膚の下のような体のほかの部位にたまるからです。

>>>次へ続く