2012年6月25日月曜日

うつ病・躁病!『躁うつ病』 Ⅱ

躁うつ病  経過 治療


躁うつ病はほぼ例外なく再発します。


間に正常な気分の時期を経ることなく、


抑うつから躁状態、あるいはその逆に変わることがあります。


短いサイクルで両方の状態を交互に繰り返す人もいます(急速交代型)。


躁うつ病の人の最大15%がこのサイクルを1年間に4回以上起こし、


その多くは女性です。


サイクルが速いと治療が難しくなります。


抗うつ薬を服用すると、抑うつから軽躁状態や躁状態へ急転したり、


場合によっては抑うつと躁状態を短いサイクルで繰り返すこともあります。


そのため、抗うつ薬は短期間に限って使用し、


気分に与える効果を慎重に観察する必要があります。


軽躁状態や躁状態への移行をうかがわせる徴候がみられれば、


ただちに抗うつ薬を中止します。


躁うつ病の人が抗うつ薬による治療を受けているときには、


リチウムなどの気分安定薬や抗けいれん薬を使用するのが良い方法です。


リチウムは正常な気分の人には何も作用しませんが、


躁うつ病の人が服用すると、


約70%の人で気分の変調傾向を抑える働きをします。


投与中は、血液検査で血液中のリチウム濃度を監視します。


リチウムには、ふるえ、軽い筋肉のけいれん、吐き気、嘔吐、下痢、


のどの渇き、多尿、体重増加といった副作用があります。


しかし、これらの副作用はたいていは一時的で、


投与量の調節により副作用を抑えることができます。


リチウムの使用に伴い、にきびや乾癬(かんせん)が悪化したり、


血液中の甲状腺ホルモン濃度が低下して甲状腺ホルモンの補充が必要になることがあります。


投与量を減らすことで副作用を抑えられる場合もありますが、


投与を中止しなければならないこともあります。


投与を中止すれば副作用は消失します。


まれに、リチウムの長期使用が腎機能に影響を及ぼすことがあります。


このため3~4カ月ごとに血液検査と尿検査を行って腎機能をチェックする必要があります。


血液中のリチウム濃度が非常に高くなると、慢性的な頭痛、錯乱、


眠気、発作、不整脈が起こることがあります。


副作用は高齢者に多くみられます。


リチウムはまれに、発達中の胎児に心臓の異常を引き起こすことがあるため、


妊娠する可能性のある女性はリチウムの使用を中止しなければなりません。


続きます>>

























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