腎性尿崩症 症状 診断
腎性尿崩症では、ひどくのどが渇いて水を多量に飲む多飲症と、
多量の薄い尿が出る多尿症がみられます。
遺伝性の腎性尿崩症の場合は、生後すぐに症状が出はじめます。
乳児はのどの渇きを伝えることができないため、
激しい脱水状態になることがあります。
高熱に伴って嘔吐や発作が起こります。
腎性尿崩症はすみやかに診断して治療しないと、
脳がダメージを受け、
乳児に永久的な精神遅滞が残ることがあります。
たびたび脱水症状を起こすと、
身体的な発育も遅れます。
治療をすれば、
乳児は正常に発育する可能性が高くなります。
臨床検査では血液中のナトリウム濃度が高く、
尿が非常に薄いことが明らかになります。
水制限試験が診断に役立ちます。
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2012年12月26日水曜日
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