消化性潰瘍は、
胃や十二指腸の内面が胃酸や消化液で侵食されて、
円形やだ円形の傷ができ状態をいいます。
潰瘍は、
胃や十二指腸の粘膜が欠損した状態です。
胃炎が進行して潰瘍になることがあります。
潰瘍はその位置や原因によってそれぞれ固有の名前で呼ばれます。
十二指腸潰瘍は十二指腸、
つまり胃に続く
小腸の最初の5〜8センチメートル程度の部分にできる潰瘍で、
消化性潰瘍の中で最も多くみられます。
胃潰瘍は十二指腸潰瘍より頻度は少なく、
普通は胃の小弯部(上側)にできます
(訳注:日本では十二指腸潰瘍よりも胃潰瘍の患者の方がたくさんいます)。
辺縁性潰瘍は、
胃の部分切除術が行われて、
胃の残存部が小腸につながれた部分にできます。
ストレス性潰瘍は、
急性ストレス性胃炎と同様に、
重度の病気、
やけど、
外傷などのストレスを受けたときにできる潰瘍で、
胃や十二指腸にできます。
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2013年6月14日金曜日
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