2012年8月11日土曜日

統合失調症 Ⅷ

抗精神病薬作用


抗精神病薬は、幻覚、妄想、支離滅裂な思考、


攻撃性などの治療に最も有効とみられる薬です。


抗精神病薬は統合失調症に対して処方されるのが最も一般的ですが、


これらの症状が躁病、痴呆、


アンフェタミンなどの薬物による急性中毒など、


統合失調症以外の障害に起因する場合にも効果があるとみられています。

抗精神病薬は脳細胞の間の情報伝達機能に作用し
ます。


成人の脳は100億以上のニューロンと呼ばれる細胞で構成されています。


各ニューロンには軸索(アクソン)と呼ばれる1本の細長く伸びた枝があり、


そこから別のニューロンに情報が伝達されます。


まるで巨大な電話交換装置内で互いに接続された無数の回線のように、


1つのニューロンは他の数千ものニューロンと接続されています。


情報は電気的な信号となって神経細胞の軸索を伝わります。


信号が軸索の先端に達すると、


神経伝達物質という化学物質が少量放出され、


次の神経細胞に情報が伝達されます。


情報を受ける側の細胞にある受容体がその神経伝達物質を感知すると、


その細胞が新しいシグナルを生成します。


幻覚など精神病性の症状は、


神経伝達物質であるドパミンやセロトニンを感知する細胞が活性化しすぎたために生じると考えられています。


抗精神病薬はこの前提に基づき、


こうした物質の受容体をブロックすることによって、


神経細胞のグループ間の情報伝達を抑制する薬です。


抗精神病薬の種類により、


ブロックする神経伝達物質の種類が異なります。


これまで有効とされてきた従来の抗精神病薬は、


すべてドパミン受容体をブロックします。


新しい抗精神病薬(リスペリドン、オランザピン、クエチアピン、ジプラシドン、クロザピン)はセロトニン受容体もブロックするため、


高い効果が期待されます。


副作用も少ないとされています。

























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