2014年1月20日月曜日
消化器≫≫消化器系腫瘍 ≫≫小腸の良性腫瘍 ①
消化器≫≫消化器系腫瘍 ≫≫小腸の良性腫瘍
小腸の腫瘍のほとんどは良性です。
それには脂肪細胞、
神経細胞、
結合組織細胞、
筋肉細胞などの異常な増殖
(順に、脂肪腫、神経線維腫、線維腫、平滑筋腫)
があります。
小腸の良性腫瘍の多くは無症状ですが、
腫瘍が大きくなると血便や、
部分的または完全な腸の閉塞、
腸管の一部が隣接する腸の中に入りこんで起きる腸の絞扼
(こうやく:腸重積と呼ばれる状態)
を引き起こすことがあります。
小さな良性腫瘍は内視鏡で高周波電流を通電したり(電気焼灼法)、
熱を発生させて(高熱焼灼法)腫瘍を直接切除したり、
腫瘍に高エネルギーの光線を照射して(レーザー焼灼法)切除します。
腫瘍が大きくなれば手術が必要になります。
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