心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子 Ⅳ
総コレステロール値が300mg/dLに達すると、
心臓発作のリスクは2倍以上になります。
LDLコレステロール値が130mg/dL未満になり、
HDLコレステロール値が40mg/dLを超えると、
リスクは減少します。
総コレステロール値やLDLコレステロール値よりも、
総コレステロール中に占めるHDLコレステロールの割合が、
さらに信頼性の高いリスクの指標です。
HDLコレステロールは総コレステロールの25%以上を占めていなければなりません。
中性脂肪の高値は、
HDLコレステロールの低値とよく相関します。
しかし、
中性脂肪値が高いだけでも、
アテローム動脈硬化のリスクは上昇します。
コレステロールや他の脂肪性物質の血中濃度を上昇させる一部の遺伝性疾患も、
アテローム動脈硬化のリスクを増大させます。
たとえば、
コレステロール値を極度に上昇させる家族性高コレステロール血症は、
主に冠動脈にアテロームの形成を引き起こします。
この病気の人が治療を受けずにいると、若いうちに冠動脈疾患で死亡します。
>>>次へ続く
2019年2月11日月曜日
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