2011年4月13日水曜日

消化器の病気 『消化性の病気 -ブドウ球菌食中毒 』 

ブドウ球菌食中毒は、


ブドウ球菌が産生する毒素に汚染された食べものを食べたことによって起こる食中毒で、


下痢と嘔吐が起こります。


ブドウ球菌は食物中で繁殖し、そこで毒素を産生します。


つまりブドウ球菌食中毒は細菌自体によるものではなく、


食物中にすでに存在する毒素を摂取することによって起こるものです。


この毒素に汚染されやすい典型的な食品は、


カスタードクリーム、クリームパイ、牛乳、加工肉類、魚類です。


皮膚に感染などがある調理者が細菌のついた指で扱った食品が室温に放置されると、


集団発生のリスクが高くなります。


ブドウ球菌食中毒 症状


汚染された食品を食べてから約2〜8時間後に、強い吐き気と嘔吐が急に始まります。


そのほかに腹部のけいれん痛や下痢もみられ、ときに頭痛や発熱が起こります。


嘔吐や下痢によって大量の体液と電解質が失われると、


脱力と血圧低下が起こります(ショック症状)。


症状は普通、12時間以内に治まり、完全に回復します。


しかし、乳幼児、高齢者、慢性の病気で衰弱している人では、命にかかわることもあります。


胃腸炎であることは、普通、症状だけで診断がつきます。


同じ食物を食べた他の人にも同様の症状がみられたり、


胃腸炎の原因が1つの汚染源に絞れるような場合に、ブドウ球菌食中毒が強く疑われます。



ブドウ球菌食中毒 診断


診断を確定するには、中毒の原因と疑われる食品を分析してブドウ球菌を


確認することが必要ですが、この分析は普通は行われません。


また、嘔吐物を顕微鏡で観察するとブドウ球菌が確認されることがあります。


ブドウ球菌食中毒 予防

十分に注意して調理することがブドウ球菌食中毒の予防となります。


手に感染症がある人は、それが治癒するまで調理をしないようにします。


ブドウ球菌食中毒 治療



普通、治療は水分を適量補給するだけで十分です。


吐き気と嘔吐が激しい場合は注射か座薬が投与されます。


体液が極度に失われた場合は点滴で水分を補給します。









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消化器の病気 『消化性の病気 -出血性大腸炎 続き』 

出血性大腸炎 診断


出血性の下痢がある場合は出血性大腸炎が疑われます。


診断を確定するには便を調べて大腸菌の有無と種類を確認します。


出血性の下痢の原因として他の病気が考えられる場合は、


大腸内視鏡検査などの検査も行います。



出血性大腸炎 治療


治療で最も重要なのは水分を十分に取ることです。


大量の体液が失われてしまった場合には点滴で補給する必要があります。


食事は、調理して軟らかくしたシリアル、バナナ、ご飯、


すりおろしたリンゴ、トーストなど、刺激のないものにします。


抗生物質は溶血性尿毒症症候群を起こすリスクがあるので使用しません。


合併症を起こした場合は入院して集中的な治療を受ける必要があります。


腎透析が必要となることもあります。










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消化器の病気 『消化性の病気 -出血性大腸炎』 

出血性大腸炎は、ある種の大腸菌が大腸に感染して毒素を産生し、


出血性の下痢と重篤な合併症を起こす胃腸炎です。


出血性大腸炎はどの年齢層にもみられますが、特に小児と高齢者によく起こります。


加熱が不十分な牛肉(特にひき肉)や殺菌されていない牛乳から集団発生が起こることがあります。


殺菌されていないジュースも大腸菌で汚染されていることがあります。


出血性大腸炎は人から人へ広がります。


特に、おむつをつけている乳幼児を介してうつりやすい傾向があります。


大腸菌のつくる毒素は大腸の粘膜に損傷を与えます。


大腸菌が血液中に入ると腎臓などの大腸以外の臓器にも影響を及ぼします。


出血性大腸炎 症状


腹部の強いけいれん痛と水様性の下痢が突然始まり、便には24時間以内に血液が混じってきます。


下痢は通常1〜8日間続きます。


普通、発熱はなく、あっても軽度ですが、まれに39℃以上になることもあります。


出血性大腸炎を起こした人の約5%に、溶血性尿毒症症候群という重い合併症がみられます。


その症状は、

(1)赤血球が破壊されることによる貧血(溶血性貧血)からくる疲労、脱力、たちくらみなど、

(2)血小板減少症、

(3)急性腎不全などです。


けいれん発作や脳卒中など、神経や脳の障害に関する合併症も起きる場合があります。


これらの合併症は出血性大腸炎の症状が出てから2週間目ごろに現れます。


その前兆として体温が上昇することもあります。


溶血性尿毒症症候群は5歳未満の乳幼児と高齢者に起こりやすい合併症です。


溶血性尿毒症症候群がない場合でも、


高齢者では出血性大腸炎が死亡の原因になることがあります。





続きます>>










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