2018年11月21日水曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎Ⅲ

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>急性心膜炎Ⅲ


その他にも心膜に炎症を起こし、

急性心膜炎を発症させる病気があります。

たとえば、

心臓発作、

心臓手術、

全身性エリテマトーデス、

関節リウマチ、

腎不全、外傷、

白血病やエイズ患者にみられるカポジ肉腫などの癌、

リウマチ熱、

甲状線機能低下症、

放射線療法、

大動脈壁の膨隆(大動脈瘤)からの血液の漏れなどです。

心臓発作後、

急性心膜炎を発症する確率は、

最初の1〜2日目が10〜15%で、

10日から2カ月目が1〜3%です。

急性心膜炎は、

ワルファリンやヘパリンなどの抗凝固薬、ペニシリン、

抗不整脈薬のプロカインアミド、

抗けいれん薬のフェニトイン、

非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)のフェニルブタゾンなど、

一部の薬の副作用によっても起こります。

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