心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅳ
アテローム動脈硬化により、
動脈は弾力性を失うため、
それが高血圧の原因となる可能性があります。
アテロームが大きくなるにつれて、
動脈内腔は狭くなります。
やがて、カルシウムがアテローム内に蓄積すると、
アテロームはもろくなって破れます。
破れたアテロームに血液が流れこみ、
アテロームを増大させるので、
動脈内腔はますます狭くなります。
また、破れたアテロームから脂肪性の内容物も血流中に流れ出します。
この脂肪性のかたまり(脂肪塞栓)が血流に乗って移動し、
全身のどこかの動脈を詰まらせることになります。
アテロームの破裂は血液のかたまり(血栓)の形成を誘発することも多く、
心臓発作や脳卒中の主な原因となります。
血液のかたまりは動脈内腔をさらに狭めたり閉塞させたり、
あるいは血液のかたまりがはがれて塞栓となり、
血流に乗って下流の動脈を詰まらせます。
>>>次へ続く
2019年2月1日金曜日
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