2012年3月23日金曜日

目病気!緑内障 4

緑内障 治療


緑内障で失われた視力は、二度と回復しません。


しかし、早期に診断されて適切な治療を受ければ、


それ以上視力が失われるのを防ぐことができます。


緑内障治療の目的は、視力喪失が始まるのを防ぎ、


あるいは視力喪失の進行を止めることにあります。


緑内障の治療は一生涯続きます。具体的には、房水の産生量を減らすか、


排出量を増やして眼圧を下げます。


眼圧は高いが視神経には損傷が出ていない、いわば緑内障予備軍のような人もいますが、


その場合は治療せず慎重に経過を観察します。


開放隅角緑内障、閉塞隅角緑内障とも、


点眼薬と手術が治療の中心になります。


緑内障治療の点眼薬としては、ベータ遮断薬(ベータ‐ブロッカー)、


プロスタグランジン製剤、アルファ作動薬、炭酸脱水酵素阻害薬、


コリン作動薬などを含むものがよく用いられます。


開放隅角緑内障にはこれらの薬がよく効きます。


閉塞隅角緑内障の治療は手術が中心になりますが、

開放隅角緑内障と同種の薬剤も使われます。


緑内障用の点眼薬はおおむね安全性が高いのですが、


さまざまな副作用を引き起こすこともあります。


緑内障患者はこれらの点眼薬を一生継続して使う必要があります。


また、眼圧や視神経の状態、視野の状態を定期的に検査しなくてはなりません。


手術による治療は、

(1)点眼薬では眼圧が十分コントロールできない、

(2)患者が点眼薬を使えない、

(3)点眼薬を使用して副作用が出た―などの場合に必要となります。

開放隅角緑内障では、


詰まった排出管をレーザー線維柱帯形成術で通します。


閉塞隅角緑内障では、


レーザー周辺虹彩切除術またはレーザー虹彩切開術で虹彩の中に開口部をつくります。


どちらの手術も、房水の排出を改善する手法です。


手術は外来で行います。


手術の際は点眼薬で麻酔をかけ、患者は手術当日に帰宅できます。


緑内障の手術にはこのほか、ろ過手術と呼ばれる方法もあります。


眼の中に房水のバイパスを作り、そこを通って房水が排出されるようにするもので、


代表的なものは線維柱帯切除術(トラベクレクトミー)と呼ばれる方式です。


手術は比較的規模の大きい病院で行われる傾向があります。


患者は手術当日に帰宅できます。


緑内障のレーザー手術で最もよくみられる合併症は、一時的な眼圧の上昇です。


これは緑内障用の点眼薬で治療します。


まれに、レーザーにより角膜にやけどが生じることがありますが、


通常はすみやかに治ります。


レーザー手術か他の方式かにかかわらず、


ろ過手術の術後には眼の炎症と出血がみられることがありますが、これらは一時的なものです。


まれに、ものが二重に見えたり(複視)、


白内障や感染症が生じることがあります。


緑内障手術の後は点眼薬が処方されます。


また、眼圧をチェックし手術の効果を確認するため検査が行われます。


重度の閉塞隅角緑内障は緊急の処置を要するため、


場合によっては前述の点眼薬や手術よりも効果が高く、


即効性のある治療法を用います。


眼が高眼圧に弱いと考えられる場合は、グリセリン、


アセタゾラミドの錠剤、マンニトールなどの点滴を用います。


点眼薬もできるだけ早く使用します。必要に応じ緊急手術も行います。


続発緑内障の場合は、原因となっている病気によって治療が異なります。


感染症や炎症が原因の場合は、抗生物質、抗ウイルス薬、


ステロイド点眼薬が有効な場合があります。


腫瘍が房水の排出を妨げている場合や、


白内障が広範囲にわたるために眼圧が上がっている場合はそれぞれに治療が必要です。


白内障手術によって眼圧が高くなった場合は、眼圧を下げる点眼薬を用います。


点眼薬が効かない場合は、房水の排出路を新しくつくるため、ろ過手術を行います。















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