2018年11月15日木曜日

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>予防Ⅱ

心臓・血管>>感染性心内膜炎>>予防Ⅱ

治療 経過
治療は普通、
最低でも2週間、
たいてい6週間にわたって、
高用量の抗生物質の静脈内への投与が行われます。
このような治療は、
ほとんど常に入院中に開始されますが、
かかりつけ看護師の支援のもとで、
家庭において終わりにすることができます。
特に心臓弁が人工弁の場合、
抗生物質だけでは感染症はほぼ治りません。
心臓手術で障害された心臓弁を修復あるいは置換し、
いぼ状のかたまりを除去する必要があります。
人工弁の感染症により、
弁が伸びて広がった場合は、
弁を置換する緊急手術が必要になります。
なぜなら、
重度の弁の漏れから致死的な心不全を起こすおそれがあるからです。
治療しなければ、
感染性心内膜炎はほとんど致死的です。
治療した場合の死亡リスクは、
年齢、感染期間、人工弁の有無、
病原菌の種類などの要因に依存しますが、
積極的な抗生物質による治療によって、
ほとんどの人は回復します。
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