2012年8月23日木曜日

薬物使用!『オピオイド』  Ⅱ

オピオイド 症状 合併症


オピオイドには多くの作用があります。


強い鎮静作用をもち、


使用すると無口で内省的な気分になります。


ときには、激しい痛みが消えてやっと楽になったというだけで


強い陶酔感をもたらすこともあります。


痛みを和らげ、性的快感を高める効果もあります。


便秘、皮膚のほてり、血圧低下、かゆみ、瞳孔収縮、


遅くて浅い呼吸、心拍数減少、低体温が生じます。


オピオイドは錯乱も引き起こし、


特に高齢者では顕著です。


オピオイドの嗜癖からはさまざまな合併症が生じ、


特に滅菌していない注射針を共用して注射した場合に危険性が高くなります。


たとえば、注射針を共用すると、


肝臓に損傷を引き起こすウイルス性肝炎などの病気がうつるおそれがあります。


注射した部位が感染を起こしたり、


そこから感染が血流に及び(敗血症)、


脳や骨に感染を引き起こすこともあります。


骨化性筋炎は、「薬物乱用者のひじ」と呼ばれる状態で、


注射針を不適切な位置に刺すことを繰り返したために、


ひじ周辺の筋肉が瘢痕(はんこん)組織に置き換わってしまうものです。


皮下注射によって皮膚の潰瘍(かいよう)が生じることもあります。


静脈注射を繰り返すうちに静脈が瘢痕化すると、


静脈への注射がますます困難になります。


オピオイドの常用者は、


唾液(だえき)や嘔吐物の吸引による肺刺激、


肺炎、膿瘍(のうよう)、肺塞栓、


注射薬に不純物として含まれるタルク(滑石)


が原因で生じる線維化などの肺障害を起こす可能性があります。


免疫システムにも問題が生じます。


注射針を共用することでヒト免疫不全ウイルス(HIV)が広がる可能性があり、


オピオイド常用者の多くがエイズになります。


オピオイド常用者の場合、


脳への血流が不十分になったために神経に問題が生じ、


昏睡状態になることがあります。


ヘロインの添加物としてよく使われるキニーネが、


ギラン‐バレー症候群を含め、


複視や麻痺(まひ)など神経の損傷を示す症状を誘発することがあります。


メペリジンの合成過程で不純物として偶然生じるMPTPという物質は、


脳に損傷を与え、重度のパーキンソン症候群を引き起こします。


薬物の過量摂取は重大な生命の危険をもたらします。


オピオイドは呼吸を抑制し、肺水腫を引き起こします。


妊娠中にオピオイドを使用することは特に危険です。


ヘロインとメサドンは胎盤を容易に通過して胎児に達します。


オピオイドを常用している母親から生まれた新生児には、


ふるえ、かん高い泣き声、神経過敏、発作、


速い呼吸などの離脱症状がみられます。


離脱症状は、


オピオイド使用を中止してから4~6時間後に現れ、


およそ36~72時間以内にピークを迎えます。


しかし、オピオイドの種類ごとに体外へ排出されるスピードが異なるため、


離脱症状が生じるスピードも異なります。


離脱症状は、


オピオイドの使用量が多く期間が長いほど重くなります。


離脱に伴う徴候としては一般に、


まず呼吸が速まるとともに、


あくび、発汗、涙や鼻水などがよくみられます。


このほか多動、過剰な覚醒(かくせい)感、、興奮、


心拍数の増加、発熱、瞳孔が開く、鳥肌がたつ、ふるえ、


筋肉のけいれん、ほてりと寒気、筋肉痛、食欲減退、腹部のけいれん、


下痢などの徴候がみられます。


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