2011年2月24日木曜日

気道の病気 『肺炎「オウム病」 』

オウム病は、オウム病クラミジアによって起こる珍しい肺炎です。


この細菌は主にオウム、インコ、ボタンインコなどの鳥で見つかります。ハト、スズメ、ニワトリ、シチメンチョウなどからも見つかります。


普通、感染している鳥の羽や糞から生じた小さな粒子を吸いこんで感染します。


この細菌は感染している鳥にかまれるとうつりますが、まれにせきで飛んだつばによって、人から人へもうつります。


オウム病は、主にペットショップや養鶏場で働く人がかかります。


細菌への感染から約1〜3週間後に発熱、悪寒、疲労感、食欲不振などが生じます。


せきも出ますが、最初は乾いたせきで、後に緑がかったたんを伴います。


発熱は2〜3週間続き、徐々に下がります。


症状の程度は、患者の年齢や感染した肺組織の範囲によって決まります。


血液中の抗体を調べる検査は、診断を確定する上で最も信頼できる手段です。


鳥を養育したり飼育している人は、病気にかかった鳥の羽や鳥かごにたまったほこりを吸いこまないようにすれば、感染を避けることができます。


輸入業者には、病気になりやすい鳥について、45日間のテトラサイクリンの投与が求められており、この治療で一般的に微生物は除去されます。


オウム病では、経口用のテトラサイクリンを少なくとも10日間服用させ、治療します。


特に重症の場合は、回復までにより長い期間がかかります。


治療を行わなかった重症例での死亡率は、30%にも達します。





ウイルス性肺炎で使われる治療薬

     型インフルエンザ :アマンタジン、リマンタジン、オセルタミビル、ザナミビル

     B型インフルエンザ : オセルタミビル、ザナミビル

     RSウイルス :リバビリン

     水痘ウイルス :アシクロビル

     単純ヘルペスウイルス :アシクロビル

     サイトメガロウイルス :ガンシクロビル、ホスカルネット、シドフォビル




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気道の病気 『感染肺炎 4』

クラミジア肺炎: 肺炎クラミジアは、5〜35歳の人に肺炎を起こすもう1つの主な原因ですが、高齢者にもかかります。

この病気は、せきによってまき散らされたつばが空気中を運ばれて、人から人へと感染します。


症状はマイコプラズマ肺炎とよく似ています。ほとんどの人は重症になりません。


X線検査で肺炎の所見は認められますが、血液検査やたんのサンプルの検査を行わないと、原因がクラミジアだとは確定できません。

エリスロマイシン、ドキシサイクリン、クラリスロマイシン、アジスロマイシン、フルオロキノロンなどの抗生物質はこの肺炎に効果があります。


治療を早めに中止すると、症状が再発する傾向があります。


ウイルス性肺炎:


ウイルスの多くは肺に感染し、ウイルス性肺炎を起こします。


インフルエンザウイルスでは、A型、B型と呼ばれる2種類が肺炎を起こします。


水痘ウイルスも成人の肺炎の原因となります。


パラインフルエンザウイルス、RSウイルス、アデノウイルスは、小児や高齢者の肺炎で多くみられます。


麻疹ウイルスも、特に栄養状態の良くない小児に対し、肺炎を起こすことがあります。


免疫力が低下している人は、年齢にかかわらず、サイトメガロウイルスによる重症の肺炎を起こします。


ウイルス性肺炎では、たんを伴わないせき、または白っぽいたんを伴うせきが出ます。


多くの人に頭痛、発熱、筋肉痛などの症状がみられます。


X線検査では、細菌性肺炎でみられたようなはっきりした陰影のあるパターンは認められません。


気道からの分泌物の染色は、RSウイルスやインフルエンザウイルスなど、特定のウイルスの検出に使われます。


ほとんどのウイルスは培養できますが、時間がかかる上に費用も高いので、あまり臨床的には役立ちません。


特定のウイルスに対する抗体が増えているかどうかも調べることができますが、結果がわかるころには、ほとんどの患者は回復しています。


医療関係者や高齢者、肺気腫、糖尿病、心臓病、腎臓病などの慢性的な病気のある患者は、毎年インフルエンザワクチンを接種することが勧められます。


多くのウイルス性肺炎は、原因であるウイルスを殺す薬で治療できます。


ウイルス性肺炎では、ウイルスがいなくなった後もしばらくの間せきが続きます。


その上、ウイルスが気道の内部を傷つけるため、多くの人はウイルス性肺炎の後で二次的な細菌性肺炎を発症します。


このように、別の感染症を治療している間に細菌による感染症を起こしてしまった場合、抗生物質による治療が必要になります。




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気道の病気 『感染肺炎 3』

診断を確定するために、たん、血液、尿のサンプルが検査されます。


レジオネラ‐ニューモフィラに感染するとこれに対する抗体がつくられるため、血液検査でこれらの抗体の増加がわかります。


しかし、肺炎がある程度進行するまで抗体検査で結果は得られません。


治療には、フルオロキノロン、エリスロマイシン、アジスロマイシンなどの抗生物質が使われます。


この病気の死亡率は約20%ですが、病院内で感染したり免疫力が低下している患者では、死亡率はもっと高くなります。


マイコプラズマ肺炎:

肺炎マイコプラズマは、5〜35歳の人で最もよくみられる肺炎の原因ですが、他の年齢層ではあまりみられません。


流行は学校、軍隊、家族などの限られた集団でみられます。


潜伏期間が10〜14日間と長いため、流行はゆっくりと拡大する傾向があります。この肺炎は、春に流行するのが一般的です。


マイコプラズマ肺炎の初期症状は、疲労感、のどの痛み、乾いたせきなどのため、インフルエンザに似ています。


症状はゆっくり悪化します。ひどいせきの発作により、徐々にたんが出ます。


10〜20%の人には発疹が現れます。貧血、関節痛、髄膜炎などの神経系疾患がみられることもあります。


症状は1〜2週間続き、徐々に快方に向かいます。人によっては数週間、脱力感や疲労感が続きます。


マイコプラズマ肺炎は軽症であることが多く、ほとんどの人は治療をせずに回復しますが、重症化する場合もあります。


マイコプラズマ肺炎は、X線検査で見つかります。


血液検査でマイコプラズマは確定できますが、血液検査を行うことはほとんどありません。


症状やX線検査の結果からマイコプラズマ肺炎が疑われる場合は、マイコプラズマと診断が確定する前でも治療を開始します。


マイコプラズマ肺炎に対して使用される主な抗生物質は、エリスロマイシンとドキシサイクリンです。


クラリスロマイシン、アジスロマイシン、フルオロキノロンなども効果があります。


抗生物質を投与すると、熱が下がりはじめ、肺への影響も少なくなり、回復が早まります。


しかし、マイコプラズマ肺炎は抗生物質ですぐには完治せず、治療しても数週間にわたって体内に生息し、他の人に感染します。








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気道の病気 『感染肺炎 2』

肺炎球菌性肺炎は、ペニシリンやセファロスポリンなど、数種類の抗生物質で治療しますが、


最近10年間でこれらの抗生物質が徐々に効きにくい(薬剤耐性)タイプの肺炎球菌が出てきています。


薬剤耐性の肺炎球菌に感染した場合、またはペニシリンに対してアレルギーのある場合は、


エリスロマイシン、フルオロキノロン、その他の抗生物質を代わりに使います。


インフルエンザ菌性肺炎:


インフルエンザ菌は、インフルエンザを起こすインフルエンザウイルスと名前は同じですが、


異なる細菌です。インフルエンザ菌b型は最も毒性が強く、主に5歳未満の子供に対し、


髄膜炎や喉頭蓋炎、肺炎などの重い病気を引き起こします。しかし、


インフルエンザ菌b型ワクチンの普及により、インフルエンザ菌による重い病気は減少しています。


この肺炎は、アメリカ先住民、イヌイット、黒人、鎌状赤血球症の患者、


免疫力が低下している人によくみられます。


これらの症例のほとんどは、


インフルエンザ菌b型ワクチンに含まれている種類とは異なるインフルエンザ菌によって発症します。


感染の徴候は、発熱、たんを伴うせき、息切れなど、典型的な肺炎の症状です。


インフルエンザ菌b型肺炎の治療には抗生物質を使います。


普通は経口用のトリメトプリム‐スルファメトキサゾールが使われます。


他の抗生物質も同様の効果があります。




レジオネラ症:


レジオネラ症は、レジオネラ‐ニューモフィラや他の種類のレジオネラ菌が原因で発症します。



レジオネラ症は、肺炎全体の約1〜8%、病院内で感染する重症な肺炎の約4%を占めます。


レジオネラ菌は水の中で生息しており、


空調システムやシャワーなどの送水設備を通じて広がったときに、


ホテルや病院で大発生します。どの人からどの人へ直接感染したのか特定できません。


レジオネラ症は年齢を問わず発症しますが、中高年以上によくみられます。


タバコを吸う人、ステロイド薬を服用している人、慢性的な腎疾患の患者、


臓器移植を受けた人などではさらにリスクが高くなります。


レジオネラ症は命にかかわることもあります。


疲労感、発熱、頭痛、筋肉痛などの初期症状は、


感染から2〜10日後に現れます。乾いたせきはその後、


たんの絡むせきに変わります。重症の場合は、ひどい息切れを起こし、


下痢や精神障害などもみられます。







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気道の病気 『感染肺炎』

感染肺炎を起こす最も一般的な細菌が肺炎球菌です。


そのほか、インフルエンザ菌、レジオネラ菌、マイコプラズマ、クラミジア、


ウイルスなども市中感染肺炎を起こします。


ブドウ球菌が市中感染肺炎を起こすことはまずありませんが、


病院内感染肺炎を起こすことはあります。


市中感染肺炎は主に幼児や高齢者に発症します。


肺炎球菌性肺炎: 肺炎球菌性肺炎は肺炎球菌によって起こります。


かぜやインフルエンザなどの上気道ウイルス感染症にかかり、


気道の防御機能が損なわれると、その部分が細菌に感染し、発症します。


発熱後のふるえや悪寒、たんを伴うせき、息切れ、


感染した側の肺に起こる呼吸時の胸痛などがみられます。


吐き気、嘔吐、疲労感、筋肉痛などもよく起こります。


たんは血液の混じった赤褐色をしています。


肺炎球菌性肺炎はほぼ完治しますが、幼児や高齢者、


重い病気がある人がかかると、死亡することがあります。


肺炎球菌性肺炎は生命にかかわる血液の感染症(敗血症)を引き起こすことがあります。


くの患者で、胸膜腔に胸水とよばれる液体がたまります。


まれに、肺炎球菌による感染症は脳を覆う髄膜に広がることがあり、


肺炎球菌性髄膜炎を起こします。


髄膜炎では精神錯乱、頸部の硬直、ひきつけを起こし、昏睡状態に至ることがあります。


肺炎球菌には80種類あることが知られており、そのうちの1種類にかかった場合、


その種類の肺炎球菌への再感染に対する部分的な免疫は獲得しますが、


他の種類の肺炎球菌に対する免疫は得られません。


感染症を起こす肺炎球菌の中で、その頻度が高く重い症状を起こす23種類については、


感染を防ぐワクチンがあります。







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気道の病気 『肺  炎 5』

細菌性肺炎の治療に使われる主な抗生物質


肺炎球菌

ペニシリン
アモキシシリン
セファロスポリン
エリスロマイシン
アジスロマイシン
クラリスロマイシン
フルオロキノロン
インフルエンザ菌

セファロスポリン(第2世代、第3世代)
クラブラン酸‐アモキシシリン
アジスロマイシン
フルオロキノロン
トリメトプリム‐スルファメトキサゾール(ST合剤)
レジオネラ菌

エリスロマイシン(単独またはリファンピシンと併用)
アジスロマイシン
フルオロキノロン
肺炎マイコプラズマ

エリスロマイシン
ドキシサイクリン
アジスロマイシン
クラリスロマイシン
フルオロキノロン
肺炎クラミジア

エリスロマイシン
ドキシサイクリン
アジスロマイシン
クラリスロマイシン
フルオロキノロン
黄色ブドウ球菌

セファロスポリン(第1世代)
ナフシリン
オキサシリン
バンコマイシン
嫌気性菌

クリンダマイシン
メトロニダゾール
グラム陰性菌

イミペネム
セファロスポリン(第3世代、第4世代)
アミノグリコシド
フルオロキノロン




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気道の病気 『肺  炎 4』

ワクチンで予防できる肺炎


すべての肺炎が予防できるわけではありませんが、いくつかの肺炎はワクチンの接種で予防できます。


たとえば、肺炎球菌が原因の肺炎は、肺炎球菌ワクチンで予防できます。


このワクチンで、重症の肺炎球菌性感染症が予防できます。


ワクチンの接種は、肺炎球菌性肺炎にかかりやすい人、


たとえば65歳以上の人、65歳以下であっても肺または心臓に病気がある人、


免疫機能が低下している人、糖尿病の患者などに勧められます。


ワクチンによる予防効果は一生続きますが、リスクの高い人は5年ごとに再接種すべきでしょう。


注射したところが一時的に痛むことがありますが、


接種後に発熱や筋肉痛を起こす人は1%にすぎませんし、


重症のアレルギー反応を起こす確率はさらに低くなります。


妊娠している女性はワクチン接種を受けてはいけません。


インフルエンザ菌b型(Hib)が原因の肺炎は、Hibワクチンで予防できます。


すべての小児にこのワクチン接種が勧められます。


インフルエンザウイルスによる肺炎は、インフルエンザワクチンで予防できます。


インフルエンザワクチンの接種は、


医療関係者、高齢者、肺気腫や糖尿病、心臓病、腎臓病


など慢性的な病気がある人に勧められます。


インフルエンザが流行する11〜3月にかけて抗体価が最も高くなるように、


9〜11月に毎年ワクチン接種を受けるべきです。


どのウイルス株が流行するかという予測に基づいて、

毎年異なるワクチンが生産されています。


水痘ウイルスが原因の肺炎は、水痘ワクチンで予防します。


このウイルスによる肺炎は非常にまれです。


小児へのワクチン接種は1回です。


生後12〜18カ月のすべての乳児にこのワクチン接種を行うべきです。


生後18カ月〜12歳の小児で、検査の結果、


免疫を獲得していないことが確認された場合は、


ワクチンを接種する必要があります。


ワクチンの接種は、


水ぼうそうへの免疫をもっていても安全であることが確認されているため、


検査を実施しなくても接種できます。


13歳以上への接種は、検査の結果、免疫を獲得していなかった場合にだけ行われます。


この場合、ワクチン接種は4〜8週間の間隔で2回行います。





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肺 炎 Ⅳ

感染症の病気 『梅毒 2』

梅 毒診断


下疳または手のひらや足の裏に特有の発疹があれば、通常は梅毒が疑われます。確定診断は、検査の結果に基づいて行います。


血液検査は2種類行います。

まず、RPR(迅速血漿レアギン)テストのようなスクリーニング検査を行います。


スクリーニング検査は安価で簡単に行えますが、第1期梅毒の最初の数週間は偽陰性を示すことがあるので、検査を繰り返す必要があります。


また、梅毒以外の病気があると偽陽性を示すこともあります。

このため、スクリーニング検査で陽性と出た場合には、通常、次に梅毒トレポネーマに対する抗体を測定する特殊な血液検査を行って確認します。


治療を開始して効果が出ると、スクリーニング検査の結果は陰性に変わりますが、2番目に行う確定検査では常に陽性を示します。


第1期や第2期の梅毒は、皮膚や口の潰瘍から採取した体液を顕微鏡で調べ、菌を特定して診断することもできます。


神経梅毒の場合は、脊椎穿刺(腰椎穿刺)を行って髄液中の抗体を調べます。


潜伏期の梅毒は、血液と髄液の抗体検査によってのみ診断可能です。


第3期の梅毒は、症状と抗体検査によって診断します。


梅 毒 治療 見通


第1期、第2期梅毒の人は、他の人に梅毒をうつす可能性があるので、自分とセックスパートナーの両方が治療を終了するまでは、性的接触を避けるか、慎重な予防手段を講じる必要があります。


第1期梅毒と診断された場合、過去3カ月間に性的接触をもったすべての相手に感染の危険性があります。


第2期梅毒の場合は、過去1年間のセックスパートナーすべてに感染の危険性があります。


これに該当する場合は、血液の抗体検査を受けて、感染の有無を確認する必要があります。


検査結果が陽性であれば治療を受ける必要があります。


検査結果を待たずに、セックスパートナー全員の治療を開始する場合もあります。


ペニシリンの注射は、梅毒のすべての段階に最もよく効く抗生物質です。


第1期梅毒には、ペニシリンの単回投与が適当とされますが、1週間以内に2回目の注射を行う医師もいます。第2期梅毒には、必ず2回目の注射も行います。


潜伏期梅毒、そして第3期梅毒のすべてのタイプにもペニシリンを使用しますが、この場合、より頻繁に、あるいはより長期間、静脈注射による治療が必要となります。


ペニシリンアレルギーがある人は、アジスロマイシンを経口で単回服用し、セフトリアキソンの注射を連日10日間にわたって受けるか、ドキシサイクリンを14日間内服します。


初期段階の梅毒患者の半数以上、特に第2期梅毒患者で、最初に治療を受けてから2〜12時間後に反応が起こります。


これは「ヤーリッシュ‐ヘルクスハイマー反応」と呼ばれ、何百万もの梅毒トレポネーマが一度に死滅することから起こると考えられています。


全身性に具合が悪くなり、発熱、頭痛、発汗、激しい悪寒、梅毒性潰瘍の一過性の悪化といった症状が発生します。


神経梅毒の人では、まれにけいれんや麻痺が起こります。


症状は一過性で、永続的な障害を残すことはまれです。


治療を行えば、第1期梅毒、第2期梅毒、潜伏期梅毒ともに経過の見通し(予後)は良好です。


脳や心臓が侵された第3期梅毒では、すでに受けた障害は通常回復不可能なので、経過の見通しは良くありません。

梅毒患者は治癒しても、梅毒に対する免疫を獲得することはないので、再び感染する可能性があります。









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感染症の病気 『梅毒』

梅毒は、スピロヘータの1種である梅毒トレポネーマという細菌が起こす性感染症です。


梅毒は第1期と第2期が非常に感染しやすい時期で、梅毒にかかっている相手との1回の性行為で感染する確率は約3分の1です。

細菌は腟や口の粘膜または皮膚を通して体内に入り、数時間のうちに付近のリンパ節に達し、血流に乗って体中に広がります。


妊娠中に感染すると胎児にも感染し、出生時欠損やその他の問題を起こします。


集中的な公衆衛生対策により漸減しています。


1999年に報告された全患者数は3万5600人で、そのうち症候性の患者は6000人をわずかに超えるぐらいです。


つまり、大多数の患者は、症状がないうちに診断されていることになります。


梅 毒症状


通常、梅毒の症状は感染の3〜4週間後に始まりますが、早ければ1週間後、遅ければ13週間ほど過ぎてから始まる場合もあります。

梅毒は治療しなければ、第1期、第2期、潜伏期、第3期と段階的に進行します。


感染症は何年も続き、心臓や脳の障害を引き起こし、死に至ることもあります。


第1期には、陰茎、外陰部、腟などの感染部位に痛みのない「下疳」と呼ばれるびらんや潰瘍(かいよう)ができます。


下疳は、肛門、直腸、子宮頸部、唇、舌、のど、指、まれにその他の部位にもできます。


普通は1カ所だけですが、ときに複数できることもあります。


下疳は小さな赤い隆起として始まり、やがて痛みのない開放性の潰瘍になります。


出血はなく、さわると硬いです。


付近のリンパ節も腫れますが、これも痛みは伴いません。


女性の約半数、男性では3人に1人は感染に気づきません。気づいても、下疳はほとんど症状を起こさないので、放置しがちです。


たいていの場合、下疳は3〜12週間ほどで治り、すっかり良くなったかのようにみえます。


第2期は、感染6〜12週間後に発疹が現れて始まります。


感染者の約25%には、この時点で治りかけの下疳がまだあります。


発疹はかゆみや痛みがなく、さまざまな形をしています。


他の病気の発疹とは異なり、第2期梅毒の発疹は手のひらや足の裏にできるという特徴があります。


発疹はすぐ消えることもあれば、何カ月も続くこともあります。


治療をしなくても発疹はやがて消えますが、数週間ないし数カ月後にまた出てくることがあります。


第2期になると梅毒は全身性の病気となり、発熱、疲労感、食欲不振、体重減少などがみられます。


80%以上の人に潰瘍性口内炎、約50%に全身のリンパ節の腫れ、約10%に眼の炎症が起こります。


眼の炎症は症状がないことが多いのですが、視神経が腫れて、視力障害が起こることもあります。


約10%に痛みを伴う関節炎や骨の炎症がみられます。


肝臓の炎症から黄疸(おうだん)が現れます。


少数に急性梅毒性髄膜炎が起こり、頭痛、首のこわばり、ときに難聴がみられます。


皮膚と粘膜が隣接している部分(たとえば、唇や外陰部の内側縁)や皮膚の湿った部分に、「扁平コンジローム」と呼ばれる隆起した部分ができることがあります。


この部分はきわめて強い感染力をもち、平たくなって、くすんだピンク色か灰色になります。


この部分の毛は所々抜け落ちて、虫食い状態になります。


第2期から回復すると、病気は潜伏期に入り、感染は続いていても症状は現れない状態が数年から数十年、場合によっては一生続きます。


普通、この時期の梅毒は感染力をもちません。


第3期に入ると、感染力はないものの、軽症から重症までさまざまな程度の症状を起こします。第3期梅毒には主として、良性の第3期梅毒、心臓血管梅毒、神経梅毒の3種類があります。


良性の第3期梅毒は今日ではまれにしかみられません。

「ゴム腫」と呼ばれるこぶ状の隆起が皮膚やさまざまな器官にでき、少しずつ大きくなり、やがて治癒し、傷あと(瘢痕[はんこん])を残します。

ゴム腫はほとんど体中どこにでもできますが、頭皮、顔面、上半身の胴体、膝(ひざ)から下の脚などに多くみられます。

骨にできると、深く突き刺すような痛みが起こり、夜になると悪化します。


心臓血管梅毒は、通常、最初の感染から10〜25年ほどたって起こります。

大動脈(心臓から出ている主要な動脈)に動脈瘤(血管が弱くなって拡張)ができたり、大動脈弁の逆流が起こり、胸痛や心不全が起き、場合によっては死に至ります。


神経梅毒は神経系に起こる梅毒で、梅毒を治療しないでいると約5%の人に現れますが、先進国ではまれです。脳や脊髄(せきずい)に多くの重大な障害が起こり、思考、歩行、会話など日常生活の活動に支障を来します。


神経梅毒はさらに、髄膜血管型、進行麻痺(まひ)、脊髄ろうの3つの型に分かれます。髄膜血管型神経梅毒は慢性型の髄膜炎で、脳や脊髄を侵します。


進行麻痺神経梅毒は40〜50歳になって初めて発症し、個人の衛生状態の悪化、気分の浮き沈みが激しくなる、錯乱が進行するなど、徐々に行動の変化が現れます。

脊髄ろう神経梅毒は、徐々に始まる脊髄の進行性病変で、脚に強い刺すような痛みが不定期に現れては消え、やがて歩行が不安定になります。







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