2011年2月24日木曜日

感染症の病気 『梅毒 2』

梅 毒診断


下疳または手のひらや足の裏に特有の発疹があれば、通常は梅毒が疑われます。確定診断は、検査の結果に基づいて行います。


血液検査は2種類行います。

まず、RPR(迅速血漿レアギン)テストのようなスクリーニング検査を行います。


スクリーニング検査は安価で簡単に行えますが、第1期梅毒の最初の数週間は偽陰性を示すことがあるので、検査を繰り返す必要があります。


また、梅毒以外の病気があると偽陽性を示すこともあります。

このため、スクリーニング検査で陽性と出た場合には、通常、次に梅毒トレポネーマに対する抗体を測定する特殊な血液検査を行って確認します。


治療を開始して効果が出ると、スクリーニング検査の結果は陰性に変わりますが、2番目に行う確定検査では常に陽性を示します。


第1期や第2期の梅毒は、皮膚や口の潰瘍から採取した体液を顕微鏡で調べ、菌を特定して診断することもできます。


神経梅毒の場合は、脊椎穿刺(腰椎穿刺)を行って髄液中の抗体を調べます。


潜伏期の梅毒は、血液と髄液の抗体検査によってのみ診断可能です。


第3期の梅毒は、症状と抗体検査によって診断します。


梅 毒 治療 見通


第1期、第2期梅毒の人は、他の人に梅毒をうつす可能性があるので、自分とセックスパートナーの両方が治療を終了するまでは、性的接触を避けるか、慎重な予防手段を講じる必要があります。


第1期梅毒と診断された場合、過去3カ月間に性的接触をもったすべての相手に感染の危険性があります。


第2期梅毒の場合は、過去1年間のセックスパートナーすべてに感染の危険性があります。


これに該当する場合は、血液の抗体検査を受けて、感染の有無を確認する必要があります。


検査結果が陽性であれば治療を受ける必要があります。


検査結果を待たずに、セックスパートナー全員の治療を開始する場合もあります。


ペニシリンの注射は、梅毒のすべての段階に最もよく効く抗生物質です。


第1期梅毒には、ペニシリンの単回投与が適当とされますが、1週間以内に2回目の注射を行う医師もいます。第2期梅毒には、必ず2回目の注射も行います。


潜伏期梅毒、そして第3期梅毒のすべてのタイプにもペニシリンを使用しますが、この場合、より頻繁に、あるいはより長期間、静脈注射による治療が必要となります。


ペニシリンアレルギーがある人は、アジスロマイシンを経口で単回服用し、セフトリアキソンの注射を連日10日間にわたって受けるか、ドキシサイクリンを14日間内服します。


初期段階の梅毒患者の半数以上、特に第2期梅毒患者で、最初に治療を受けてから2〜12時間後に反応が起こります。


これは「ヤーリッシュ‐ヘルクスハイマー反応」と呼ばれ、何百万もの梅毒トレポネーマが一度に死滅することから起こると考えられています。


全身性に具合が悪くなり、発熱、頭痛、発汗、激しい悪寒、梅毒性潰瘍の一過性の悪化といった症状が発生します。


神経梅毒の人では、まれにけいれんや麻痺が起こります。


症状は一過性で、永続的な障害を残すことはまれです。


治療を行えば、第1期梅毒、第2期梅毒、潜伏期梅毒ともに経過の見通し(予後)は良好です。


脳や心臓が侵された第3期梅毒では、すでに受けた障害は通常回復不可能なので、経過の見通しは良くありません。

梅毒患者は治癒しても、梅毒に対する免疫を獲得することはないので、再び感染する可能性があります。









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