2013年7月16日火曜日
消化器≫胃腸炎≫出血性大腸炎 ①
出血性大腸炎は、
ある種の大腸菌が大腸に感染して毒素を産生し、
出血性の下痢と重篤な合併症を起こす胃腸炎です。
出血性大腸炎はどの年齢層にもみられますが、
特に小児と高齢者によく起こります。
加熱が不十分な牛肉(特にひき肉)
や殺菌されていない牛乳から集団発生が起こることがあります。
殺菌されていないジュースも大腸菌で汚染されていることがあります。
出血性大腸炎は人から人へ広がります。
特に、
おむつをつけている乳幼児を介してうつりやすい傾向があります。
大腸菌のつくる毒素は大腸の粘膜に損傷を与えます。
大腸菌が血液中に入ると腎臓などの大腸以外の臓器にも影響を及ぼします。
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