2018年12月26日水曜日

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>診断

心臓・血管>>心臓の腫瘍>>診断


原発性心臓腫瘍は、

比較的まれな病気で、

さらにほかの多くの病気と症状が似ていることから、

診断が困難です。

心雑音、不整脈、

説明のつかない心不全症状、

原因不明の発熱のある患者では、

原発性心臓腫瘍を疑います。

続発性心臓腫瘍は、体のほかの部位に癌がある人で、

心機能不全の症状がみられる場合に疑います。

腫瘍が疑われる場合、

心臓超音波検査を行って診断を確定します。

この検査では、

超音波を出すプローブを胸にあてて、

心臓の構造を描出します。

別の角度からみた心臓の画像が必要な場合は、

プローブをのどから食道に入れ、

心臓の真後ろから信号を記録することができます。

この検査法は経食道心エコー検査と呼ばれています。

CT検査やMRI検査ではより詳しい情報を得ることができます。

冠動脈造影では、

X線画像上に心臓腫瘍の外形が得られますが、

この検査が必要になることはまれです。

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