心臓・血管>>心臓の腫瘍>>診断
原発性心臓腫瘍は、
比較的まれな病気で、
さらにほかの多くの病気と症状が似ていることから、
診断が困難です。
心雑音、不整脈、
説明のつかない心不全症状、
原因不明の発熱のある患者では、
原発性心臓腫瘍を疑います。
続発性心臓腫瘍は、体のほかの部位に癌がある人で、
心機能不全の症状がみられる場合に疑います。
腫瘍が疑われる場合、
心臓超音波検査を行って診断を確定します。
この検査では、
超音波を出すプローブを胸にあてて、
心臓の構造を描出します。
別の角度からみた心臓の画像が必要な場合は、
プローブをのどから食道に入れ、
心臓の真後ろから信号を記録することができます。
この検査法は経食道心エコー検査と呼ばれています。
CT検査やMRI検査ではより詳しい情報を得ることができます。
冠動脈造影では、
X線画像上に心臓腫瘍の外形が得られますが、
この検査が必要になることはまれです。
>>>次へ続く
2018年12月26日水曜日
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