2019年2月8日金曜日

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子 Ⅲ

心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子 Ⅲ


コレステロール高値: コレステロール高値は、

もう1つの重要で改善可能な危険因子です。

スタチンの使用によりコレステロール値を低下させることは、

心臓発作、脳卒中、死亡のリスクを有意に減少させます。

コレステロール値を上昇させる危険因子の多くは、

アテローム動脈硬化の危険因子でもあります。

それらには、喫煙、糖尿病、肥満、運動不足などがあります。

脂肪分を多く含む食事によってコレステロール値が上昇する人もいます。

コレステロール値は加齢とともに上昇し、

正常な場合は男性の方が女性より高く、

また、

女性では閉経後に高くなります。

しかし、

すべての種類のコレステロールがアテローム動脈硬化

のリスクを増大させるわけではありません。

LDL(悪玉)コレステロール値が高くなると、

リスクは増えます。

一方、HDL(善玉)コレステロール値が高くなるとリスクは減り、

低くなるとリスクは増えます。

理想的な数値は、

LDLコレステロール、HDLコレステロール、

中性脂肪を合わせた総コレステロール値が140〜200mg/dLの範囲にあることです。

>>>次へ続く