心臓・血管>>アテローム動脈硬化 危険因子 Ⅲ
コレステロール高値: コレステロール高値は、
もう1つの重要で改善可能な危険因子です。
スタチンの使用によりコレステロール値を低下させることは、
心臓発作、脳卒中、死亡のリスクを有意に減少させます。
コレステロール値を上昇させる危険因子の多くは、
アテローム動脈硬化の危険因子でもあります。
それらには、喫煙、糖尿病、肥満、運動不足などがあります。
脂肪分を多く含む食事によってコレステロール値が上昇する人もいます。
コレステロール値は加齢とともに上昇し、
正常な場合は男性の方が女性より高く、
また、
女性では閉経後に高くなります。
しかし、
すべての種類のコレステロールがアテローム動脈硬化
のリスクを増大させるわけではありません。
LDL(悪玉)コレステロール値が高くなると、
リスクは増えます。
一方、HDL(善玉)コレステロール値が高くなるとリスクは減り、
低くなるとリスクは増えます。
理想的な数値は、
LDLコレステロール、HDLコレステロール、
中性脂肪を合わせた総コレステロール値が140〜200mg/dLの範囲にあることです。
>>>次へ続く
2019年2月8日金曜日
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