2007年12月26日水曜日

糖尿病の改善  5

チャーガはSODを強力に補給する
▼悪玉の活性酸素が体を老化させる。
 血液や体液などが酸化されると、免疫力が低下し、体内にさまざまな疾患を引き起こします。本来、人間は体内にSOD(活性酸素を無害にする体内酵素)を作って、トラブルに対処していくのですが、年を取るに従ってその機能が低下していきます。

 また外部の環境要因として、ストレスや加工食品の摂取によるSODの体内機能の低下も指摘されています。 このように加齢、食環境の変化、ストレスの増大のため、体内組織が変調を来たし、活性酸素が過剰に発生するようになるため、外部から強力なSOD(正確にはSOD様活性物質と言い、体内のSODとまったく同様の働きをする物質)の補給を必要とすることになります。

 その補給を十分に満たしてくれるのが、チャーガなのです。チャーガにはアガリクスの23倍ものSOD様活性物質が含まれているのです。では、活性酸素が体内に過剰発生するとどういう症状が起こるのでしょうか。

 鉄は空気(酸素)に触れて赤く錯びてしまいます。これを酸化とよんでいますが、これに似たものと思ってください。よく老化を「体がサビる」という言い方をしますが、老化すると体内の組織が酸化して免疫力が弱まってしまうのです。

 活性酸素の過剰発生とともに免疫力が弱くなると、ガンをはじめ老化、炎症、感染症、動脈硬化、虚血症、肺気腫、心筋梗塞、脳梗塞、痴呆、糖尿病、高血圧、高脂血症、白内障、慢性関節炎、肝炎、胃腸障害など、さまざまな生活習慣病を誘発させます。

糖尿病の改善  4

チャーガに含まれるβ-クルカンが働くから

チャーガのβ-グルカンのことをもっと知ろう

 弱った体内組織にウイルスや発ガン物質が進入すれば、ウイルス性疾患やガンを発病させ。外部から入ってくる発ガン物質には、紫外線、放射線、タバコ以外にもさまざまなものがあります。

 実際には、ウイルスや発ガン物質が進入しても、すぐに発病しないのは、体内のSODや好中球などの顆粒球と、T細胞・B細胞・NK(ナチュラルキラ-細胞などのリンパ球、ガン細胞を補食するマクロファージなどのおかげです。

 好中球はいわばパトロール役です。体内の敵を見つけると、血液中の好中球が増加して集合してやっつけてしまいます。 敵が強い場合は、マクロフアージが貪食細胞に変化して敵を補食します。

 また、ガン細胞を破壊する「キラーT細胞」や「NK細胞」、抗体をつくつて攻撃する「B細胞」、さらにキラーTとB細胞を支援する「ヘルパーT細胞」など、いわゆる「免疫細胞」という勇猛な諸戦士が絶えず発ガン物質と戦っている。

 またこの免疫細胞を強力に活性化させるのが、先ほど説明しましたβ-グルカンとよばれる物質です。チャーガにはβ-グルカンが多量に含まれているので「ガンに有効」という報告が・・・・・。

糖尿病の改善  3

血糖値を下げるチャーガ実験にて証明

 ▼β-グルカンとイノシトールの適切な作用が血糖値を下げた 

正常なマウスの血糖値を降下させる実験が行われました。 マウスにチャーガに含まれた多糖体(β-グルカン)を注射したところ、3時間後に血糖値の降下が現われ、40人時間、その効果が持続しました。
 これは膵臓の活性化とインスリンの分泌を促進した結果、血糖値の低下を見たと考えられます。 さらに肝臓に溜まる脂肪を抑制するイノシトールという水溶性の物質が、細胞でのブドウ糖の吸収と作用を高め、インスリンの抵抗性を正常に戻し、膵臓の負担を軽減してくれた点にも原因があります。

 その他、チャーガに含まれたミネラル、マンガン、タンパク質、マグネシウムなどの働きによって血糖値が正常化したものと考えられます。 

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糖尿病の改善  2

合併症を起こす前に……

▼血糖のコントロールを心がけよう

 糖尿病にはさまざまな合併症が起こります。視力障害を引さ起こす白内障や網膜症、腎障害を起こす腎炎や腎不全、肝不全。また神経障害で末梢神経が侵され、壊疽にかかるケースもあります。動脈硬化や脳卒中の原因となる血管障害も起こります。

 糖尿病の対策として第一に挙げられるのが、血糖のコントロールです。日常生活で決められたエネルギー量を守り、バランスの取れた栄養を摂り、適度な運動を続けること、標準体重の維持、肥満にならない食事への配慮が必要です。

 さらに定期的な健康診断を受けておくのが予防の大切なポイントとなります。

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糖尿病の改善

20歳以上の6・3人に1人が糖尿病

▼深刻な国民病、糖尿病の実態、患者とその予備軍はなんと1620万人!

 平成15年9月23日付「産経新開」に、成人の6・3人に1人が糖尿病の危険にさらされているとありました。 平成14年度の厚生労働省健康局の20歳以上の人を対象にした調査によると、「糖尿病が強く疑われる人」が約740万人で、平成9年度の約690万人より50万人も増え、「糖尿病の可能性を否定できない人」は平成14年度で約880万人、平成9年度で610万人で200万人も増えています。

 合計で平成14年度1620万人、平成9年度1370万人ですから、5年間で250万人も増えたことになります。 食生活が豊かになり、運動不足に陥った結果生ずる糖尿病は、深刻な国民病となってしまいました。

 では、改めて糖尿病とはどんな病気でしょうか。血液中のブドウ糖濃度が高くなる状態(高血糖)が続き、放っておくとさまざまな合併症を引き起こします。これが、糖尿病です。 私たちの食事には、糖質が含まれています。
 糖質が消化吸収されるとブドウ糖となって肝臓に送られ、体の中でエネルギーとして利用され、余分なブドウ糖は、グリコーゲンや脂肪に変えられて蓄えられます。このブドウ糖を活用するのに必要なホルモンがインスリンです。

 インスリンは、すい臓のランゲルハンス島とよばれる組織の中にあるβ細胞から分泌されるホルモンです。インスリンは血糖を下げる上で重要な働きをしていて、インスリンが十分に働かないと、ブドウ糖が有効に使われず、血糖値が高くなり、糖尿病を招きます(一般的に血糖といってるのはブドウ糖濃度のことを言います)。

 そのため尿に糖が出てくるのです。 ところが自覚症状に乏しいため、初期の状況に気づかず放っておくため、本格的な糖尿病となってしまうケースがほとんどなのです。

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