2011年1月19日水曜日

感染症の病気 『ハンセン病 診断 予防 治療』

ハンセン病 診断


なかなか消えない特徴的な発疹、触覚の喪失、筋力の低下による体の変形などの症状があれば、ハンセン病が強く疑われます。

感染した皮膚組織のサンプルを採取して顕微鏡で調べ、診断を確定します。


らい菌は検査室では増殖しないので、組織培養や血液検査は行いません。


ハンセン病予防と治療


かつて、ハンセン病患者は顔や体が変形するために社会から追放され、施設や特定の集落などに隔離されてきました。今でもまだ、こういうことが行われている国はあります。


しかし、ハンセン病は隔離の必要はありません。感染力があるのは未治療のらい腫型だけで、それも簡単に感染するものではありませんし、いったん治療を始めれば感染力はなくなります。


さらに、ほとんどの人はハンセン病に対する免疫をもともともっており、感染のリスクがあるのは、ハンセン病患者の近くで長期間一緒に過ごす人に限られています。


リスクがある人は定期的に検査を受ける必要がありますが、抗生物質の予防投与は行われません。


結核の予防に使われるBCGワクチンがある程度ハンセン病にも予防効果をもちますが、あまり使われていません。


抗生物質による治療を行えば、ハンセン病の進行は抑えられますが、すでに障害を受けた神経や体の変形を元に戻すことはできません。


それだけに、早期発見と早期治療が非常に重要です。特定の抗生物質に耐性を示すらい菌もあるので、治療には通常複数の抗生物質を使います。


ダプソンとリファンピシンの併用が標準的に用いられます。ダプソンは比較的安価で、副作用もアレルギー性の発疹や貧血がたまに出る程度の安全な薬です。


リファンピシンはやや高価で、薬効も強いですが、重い副作用として肝障害やインフルエンザ様症状が起こることがあります。


クロファジミンは重症例の治療で追加的に使います。ほかには、エチオナミド、ミノサイクリン、クラリスロマイシン、オフロキサシンなどがハンセン病患者に使われます。


らい菌は根絶しにくいので、抗生物質による治療を長期間行う必要があります。感染症の重症度や医師の判断によって、6カ月から数年にわたって続けます。


らい腫型の場合は、治療を一生続けることを勧める医師もいます。











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