2012年3月3日土曜日

腎臓病≫ 『腎炎症候群』 4

診断は、レンサ球菌咽頭炎などの


     感染症にかかった後に腎機能障害の徴候がみられる場合には、


     急性腎炎症候群が疑われます。


     検査により、


     尿中に存在するタンパク質の量や血球数の異常、


     血液中の尿素とクレアチニン(代謝性老廃物)


     の濃度の上昇がみられます。


     急速進行性糸球体腎炎では、


     尿中に赤血球や白血球の凝集塊(円柱)が顕微鏡で観察され、


     血液検査で貧血や白血球数の異常増加がみられます。


 
     腎炎症候群の疑いがある場合は一般に、


     腎生検を行って診断を確定し、


     原因を調べ、線維化の程度と回復の可能性を判断します。


     このほかにも、


     腎炎症候群の原因の特定に役立つ検査があります。


     たとえば咽喉粘液の培養では、レンサ球菌感染の有無がわかります。


     レンサ球菌に対する血液中の抗体価は正常値より高くなっているか、


     数週間にわたって継続的に上昇する場合があります。


     レンサ球菌咽頭炎以外の感染症に続いて起こる急性腎炎症候群は、


     まだその感染症の症状があるうちに急性腎炎症候群の


     症状が現れるケースが多いため、


     診断は比較的容易です。


     感染症の原因菌を同定するための培養検査と血液検査を行い、


     診断が確定されます。












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膜・強膜病気! 『強膜炎』

強膜炎は、非常に強い痛みを伴う炎症で、


強膜が紫色になり視力に重大な影響を与えることがあります。


強膜炎は、30代から50代の成人に最も多くみられ、


男性よりも女性に多く発症します。


患者の3分の1では両眼に発症します。


強膜炎は関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、


あるいはその他の自己免疫疾患を伴うことがあります。


強膜炎の症例の約半数ではその原因が不明です。


症状としては眼の痛み(通常、突き刺すような非常に激しい痛み)があり、


あまりの痛みに眠れなかったり、食欲が落ちることがしばしばあります。


このほか眼の圧痛、涙量の増加、


明るい光に対して過敏になるといった症状が出ます。


ときに、炎症の程度がひどいために眼球の穿孔を起こし、


摘出しなくてはならないこともあります。


強膜炎の診断は、症状とスリットランプによる観察所見に基づきます。


超音波検査やCT検査で強膜炎の徴候が見つかることもあります。


治療には非ステロイド性抗炎症薬や、


プレドニゾロンなどのステロイド薬を服用します。


点眼薬や軟膏は強膜炎にはほとんど効果がありません。


関節リウマチがある場合やステロイド薬の効き目がない場合は、


シクロホスファミド、アザチオプリンなどの免疫抑制薬が必要になることがあります。












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2012年3月2日金曜日

腎臓病≫ 『腎炎症候群』 3

急速進行性糸球体腎炎では、

     脱力感、

     疲労感、

     発熱が最も目立つ初期症状です。

     食欲不振、

     吐き気、

     嘔吐、

     腹痛、

     関節痛

     などもみられます。

     約50%の人で、

     腎不全が発症する1カ月ほど前から

     インフルエンザ様の症状がみられます。

     浮腫があり、

     尿がほとんど出なくなることがよくあります。

     高血圧はまれで、

     起こったとしても重度の

     高血圧になることはめったにありません。


     慢性腎炎症候群では、

     普通は何年にもわたって非常に軽微な症状しか生じないため、

     ほとんど病気に気づかないまま経過します。

     体液のうっ滞(浮腫)が起こります。

     高血圧がよくみられます。

     腎不全に進行することがあり、

     かゆみ、

     疲労感、

     食欲減退、

     吐き気、

     嘔吐、

     呼吸困難が生じます。














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腎臓病≫ 『腎炎症候群』 2

慢性腎炎症候群の原因は、

     多くの場合特定できません。

     慢性腎炎症候群の多くは、

     急性腎炎症候群を引き起こすのと

     同様の状態から生じるとみられています。


     症状は、急性腎炎症候群では、

     約半数の人には症状がありません。

     症状がある場合には、

     体液のうっ滞と組織の腫れ(浮腫)、

     尿量の低下、

     血液を含んだ黒っぽい尿がまず最初に現れます。

     浮腫は最初のうちは顔面やまぶたのむくみとして現れますが、

     その後、

     脚のむくみが目立つようになります。

     腎機能が損なわれるのに伴って、

     血圧が上昇します。

     さらに高血圧と脳の腫れによって、

     頭痛、

     視覚障害、

     重度の脳機能障害などが生じます。

     高齢者では、

     吐き気や全身のだるさ(けん怠感)

     などの非特異的な症状がよくみられます。













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腎臓病≫ 『腎炎症候群』

腎炎症候群は組織の腫れ(浮腫)、


     高血圧、血尿


     を特徴とする糸球体の病気です。


     腎炎症候群には、

     突然または短時間に発症するもの(急性腎炎症候群)と、

     徐々に発症し進行するもの(慢性腎炎症候群)があります。

     急性腎炎症候群は小児では1%、

     成人では10%の割合で急速進行性糸球体腎炎へと進行し、

     大半の糸球体が破壊された結果、腎不全に至ります。


     急性腎炎症候群の原因は、

     ほとんどの場合、

     細菌の1種であるレンサ球菌による感染が原因です。

     レンサ球菌感染後に起こる急性腎炎症候群

     (レンサ球菌感染後糸球体腎炎)は、

     主に2〜14歳の小児が咽喉または皮膚感染を起こした後にみられます。

     ブドウ球菌や肺炎球菌など他の細菌による感染、

     水痘などのウイルス感染、

     マラリアなどの寄生虫感染から急性腎炎症候群が

     起こることもあります。

     膜性増殖性糸球体腎炎、

     IgA腎症、ヘノッホ‐シェーンライン紫斑病、

     全身性エリテマトーデス、

     混合型クリオグロブリン血症、

     グッドパスチャー症候群、

     ヴェーゲナー肉芽腫症は、

     非感染性の病気ですが、

     急性腎炎症候群の原因になります。

     急速進行性糸球体腎炎に進行する

     急性腎炎症候群はほとんどの場合、

     異常な免疫反応を伴う状態が原因で起こります。
















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膜・強膜病気! 『上強膜炎』

上強膜炎とは、強膜と結膜の間にある組織の炎症です。


上強膜炎は青年期にみられ、男性よりも女性に多く発症します。


炎症は通常、眼球の限られた部分にのみ起こり、


その部分が少し盛り上がったようになって赤くなります。


ときにはやや黄色みがかった色になる場合もあります。


症状としては眼の圧痛(押すと痛みを感じる)、かゆみや痛み、


涙量の増加、明るい光に対して敏感になるなどがあります。


上強膜炎が他の病気の徴候であることはほとんどなく、


自然に消えてまた再発する傾向があります。


診断は症状と眼の観察所見に基づいて行われます。


治療は特に必要ありません。


血管を収縮させる作用のあるテトラヒドロゾリンなどの点眼薬で眼の赤みを改善できます。


より早く症状を抑えるためステロイド点眼薬か非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)


の内服薬が処方されることもあります。













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2012年3月1日木曜日

腎臓病≫ 『腎 炎 』  2

糸球体腎炎には、腎炎症候群、ネフローゼ症候群、

     無症候性血尿・タンパク尿症候群の3種類があります。

     3種類とも単独でしか発生しないということはなく、

     2種類の糸球体腎炎が同時に起こったり、

     ある種類の糸球体腎炎がその後別の

     種類へと進行することもあります。

     まれに、尿細管と尿細管の周囲の組織(尿細管間質組織)

     で炎症が起こることがあります。

     これを尿細管間質性腎炎といいます。

     尿細管は微細な管で、

     糸球体で血液から取り除かれた体液と老廃物は尿細管を通って、

     尿を腎盂に排出する管へと運ばれます。

     尿細管間質組織は各尿細管を取り囲み、

     それぞれを隔てている組織です。

     尿細管と尿細管間質組織が炎症により損傷を受けると、

     腎臓は尿を濃縮できなくなり、

     代謝性老廃物の排出がうまく行われなくなり、

     ナトリウムやカリウムなど電解質の排出のバランスを取れなくなります。

     尿細管と尿細管間質組織が損傷を受けると、

     腎不全になることがよくあります。

     腎炎では腎臓内の血管にも炎症が起こることがあり、

     この場合を血管炎といいます。













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