手のけがは腫れ、痛み、こわばりを伴い、ときには動きが制限されます。
最も多い外傷は、靭帯(じんたい)の断裂(裂傷)と骨折です。
靭帯が断裂すると骨の位置がずれて脱臼が起こります。
手の外傷はその手の診察から診断をします。
検査にはかなりの痛みを伴うため局所麻酔をしてから行います。
関節の安定性を確認したり、骨折の有無をみるために、
X線検査が必要になることがあります。
CT検査やMRI検査が必要になることもあります。
治療せずに放置しておくと、手の変形が一生残る場合があります。
けがをした手は固定すべきで、そうすれば正常に回復します。
けがによっては包帯、そえ木、ギプスを使用します。
骨が正常な位置からずれていたり、関節が不安定なときは、
手術が必要になることもあります。
そして手の機能損失を防ぐために、
できるだけ早期から手の訓練を始めます。
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2011年8月12日金曜日
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