2012年2月18日土曜日

瞼・涙腺!『霰粒腫』

霰粒腫(さんりゅうしゅ)はまぶたの奥にある脂腺の肥大で、


まぶたの縁にある腺の開口部がふさがるために起こります。


霰粒腫は、初期症状としてまぶたの腫れ、軽い痛み、


かゆみなどが現れ、見た目も感じも麦粒腫に似ています。


しかし、これらの症状は数日で消え、まぶたに丸くて痛みのない腫れが残ります。


この腫れは、最初の1週間程度は徐々に大きくなります。


腫れが大きくなり続けて眼を圧迫し視力が変化することもあります。


まぶたの下側に赤色や灰色の部分が現れることがあります。


ほとんどの場合、霰粒腫は特に治療しなくても1~3カ月で消失します。


日に数回温湿布をあてると早く治ることがあります。


2週間以上たっても変化がない場合や視力に影響が出てきた場合は、


切開して内容物を排出させる、


ステロイド薬を注射するなどの治療が行われることもあります。













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