視神経症 続き
毒物や栄養不足が原因の視神経症は、普通は両眼に発症します。
視野の中心部に小さい視野欠損が生じて次第に大きくなり、
ときには視力が完全に失われることがあります。
側頭動脈炎が原因の場合は患者が高齢者であることが多く、
視力障害の程度がより重くなる傾向があります。
非動脈炎性虚血性視神経症では、
約40%のケースが特に治療をしなくても時間の経過とともに回復します。
この場合は視神経症が一度発症した眼に再発することはほとんどありません。
5年以内にもう片方の眼に視神経症を発症する
割合は10~34%といわれています。
この病気は、検眼鏡で眼の後部を観察することで診断されます。
原因を特定するため、毒物にさらされた可能性がないか、
視神経症のリスク要因となるその他の病気にかかっていないかどうかについて、
慎重に問診を行います。
側頭動脈炎が疑われる場合は、診断を確定するために、
血液検査と側頭動脈の生検
(組織のサンプルを採取して顕微鏡で観察する検査)
を行うことがあります。
非動脈炎性虚血性視神経症の治療では、
高血圧、糖尿病、コレステロール値など、
視神経への血液供給に影響を与える要因をコントロールしていきます。
側頭動脈炎が原因の動脈炎性虚血性視神経症の場合は、
正常な反対側の眼に視力障害が起こるのを防ぐため、
ステロイド薬の大量投与を行います。
治療を行わなかった場合は、
数日から数週間の間に患者の25~50%で反対側の眼に視力障害が生じます。
これを防ぐ上でアスピリンが有効かどうかについて研究が行われていますが、
今のところ有効性を実証するような結果は報告されていません。
化学薬品や薬剤が原因で発症した視神経症の場合は、
タバコやアルコール、他の有害な化学薬品や薬剤を避ける必要があります。
アルコール摂取が要因だと考えられる場合は、
バランスの取れた食事をとるとともに、
ビタミン類のサプリメントを摂取します。
鉛が原因である場合は、鉛を体外に排出するため、
サクシマーやジメルカプロールなどのキレート薬
(金属に結合して体外への排出を促す薬)を使用します。
栄養不良が原因の視神経症の場合は、
サプリメントにより不足した栄養を補います。
ビタミンB12不足が原因の場合はサプリメントの摂取だけでは不十分で、
ビタミンB12を注射で補います。
視神経が萎縮していない限り、
ある程度の視力回復が期待できます。
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2012年4月16日月曜日
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