身体表現性障害
身体表現性障害には、
体の異常を示唆するような体の症状や問題を訴えるが
実際には体の異常は見あたらないものや、
自分の外見に欠陥があると思いこむものなど、
さまざまな精神障害が含まれます。
こういった体の症状や問題は多大な苦痛を引き起こしたり、
日常生活に支障を来します。
身体表現性障害は比較的新しい用語で、
以前は心身症と呼ばれていました。
身体表現性障害では、
身体症状の訴えがあるにもかかわらず、
原因となる身体疾患が見あたりません。
中には、そういった症状を起こす可能性がある
身体疾患がみられる場合もありますが、
症状の重症度や持続期間の説明にはなりません。
身体表現性障害の患者は仮病を装っているのではなく、
本当に重大な体の問題があると心底思いこんでいます。
最もよくみられる身体表現性障害は、身体化障害、転換性障害、
心気症、身体醜形障害、疼痛障害です。
同じ身体表現性障害と診断された患者の間でも、
大きな個人差がみられます。
治療法は障害の種類によって異なります。
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2012年5月24日木曜日
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