特定恐怖症 治療
特定の恐怖症は、
恐怖感の対象や状況を避けることによって対処できます。
治療が必要な場合は暴露療法を行います。
心理療法士は治療が適切に行われていることを確認する助けとなりますが、
心理療法士がいない場合でも暴露療法は実施できます。
血液や針に対する恐怖症がある人にも、
暴露療法で大きな効果がみられます。
たとえば、採血時に失神してしまう人の場合は、
針を血管に近づけ、心拍数が下がりはじめたら離します。
これを繰り返し行うことにより、
次第に正常な心拍数が保たれるようになり、
やがては採血しても失神しないようになります。
特定の恐怖症に薬物療法はあまり効果がありません。
ただし抗不安薬のベンゾジアゼピンは、
飛行機に乗るのが怖いといった恐怖症を短期間だけコントロールするには有用です。
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2012年6月7日木曜日
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