原発性硬化性胆管炎 診断
原発性硬化性胆管炎は、
人によっては無症状のまま10年間も経過し、
定期健康診断や、
この病気とかかわりなく受けた肝機能検査で異常が発見されることがあります。
ERCP(内視鏡的逆行性胆管膵管造影)
やPTC(経皮経肝胆管造影)
といった検査で診断を確定します。
ERCP検査では内視鏡を胆管に挿入し、
そこからX線撮影用の造影剤を注入します。
PTC検査では体の外から針を刺し、
造影剤を胆管に直接注入して撮影します。
最近では腹部超音波検査や胆管系のMRI検査(磁気共鳴胆道造影)で診断を確定することも増えてきました。
確定診断には肝生検が必要となる場合があります。
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