心臓・血管>>アテローム動脈硬化 Ⅱ
アテローム動脈硬化は、脳、心臓、腎臓、
その他の命にかかわる臓器や脚の中動脈や大動脈に損傷を与えます。
アテローム動脈硬化は、
動脈壁が肥厚して弾力性がなくなる病態の総称である動脈硬化の中で、
最も重大で、
最も多くみられる種類です。
アテローム動脈硬化がなぜ発生するかについては、
2つの主な説があります。
1つは、
血液中に高い濃度で存在するコレステロールが、
動脈の内壁を損傷して、
炎症反応を引き起こし、
そこへコレステロールや他の脂肪性物質の蓄積が促進され、
アテロームが形成されるという説です。
もう1つは、
免疫系に関与するさまざまなしくみや直接的な毒性によって、
動脈壁の損傷が繰り返される変化によってアテロームが生じるという説です。
これら2つの説は相互関係があって、
互いに矛盾するものではありません。
>>>次へ続く
2019年1月30日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿